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2006.12.24 [日] お披露目

草履が届いた!
実はエナメルの台はあまり好きではなかったのだが、清楚なベージュに印伝がアクセントに効いていい感じ。台に印伝を挟むことは技術的にむずかしく、このかたちを上手に仕上げる職人さんはなかなかいないとか。お店にあったのは三等分だったのですが、こちらは5:2:5の割合い。より上品なイメージになってよかったです。

お正月におろすのが楽しみです。

2006.12.23 [土] 育てる鉄瓶

鉄瓶、欲しいなあとは思うのだが、果たして自分に育てることができるのかと思うと躊躇してしまう。

盛岡は一度だけ行ったことがあり、その時は有名な釜定工房へ少しだけお邪魔した。まるでオブジェのようにならんだ鉄瓶。モダンアートの世界でした。
今度行くなら番組でも紹介されていた鈴木盛久工房に行ってみたい。カタチは少し小ぶりでオーソドックスなあられ模様が好き。

こんなサイトもありました。手あぶりに炭、鉄瓶。うーん、あこがれだ。

2006.12.19 [火] 冬の扉

仕事で奈良の榛原へ。
山並みに霧が煙る様子はまさに写真のよう。

あー。でも寒いのだ。
大阪市内より5℃は低いそう。

*** *
万葉の時代から続く山並みの夕暮れ。入江泰吉もどき、なんちゃって。

2006.12.17 [日] おめでたに遭遇

下鴨神社では2組のも結婚式に遭遇。
一組目は今からお式のお二人で、花嫁は白無垢。控えの場所から式場へ入るところだった。
もう一組は式を終えて写真撮影をされているところ。
古典的な鶴や松が描かれた黒引きを、モダンに着こなされていて華やかなことこの上ない。
腰のところに結んでいるのは何なのでしょうか?

それにしてもお二組とも新郎はちょい脇役って感じで、なんとなく居心地悪そうでした。しようがないよね。やっぱり結婚式は新婦の方が華だもんね。お幸せに。

2006.12.16 [土] まだまだ

紅葉など期待していなかった分、得した気分の下鴨神社の彩り。神社近くのお店で聞いたところによるとこのあたりは京都の中でも一番遅くに紅葉が楽しめるとのこと。へえ〜、そうだったんだ。標高だけでなく植生なんかも関係あるのかな。
糺の森のしっとり、ふっくらとした土が心地良い。

*** *
はじめての道中着。しっかりとした織の紬であたたかいです。自分にしては珍しいぐらい地味系。まあ、きものが紅葉のような派手系なのでちょうどバランスがいいか、はは。

そういや伊兵衛織展では高林淑子さんの道中着が展示されていた。羽織らせてもらったのだが、とても軽くて、着姿が格好よくて素敵でした。通常の着尺より広幅で織り、一反から2着分とるそう。「大きい人は長い丈がいるから、小さな人をみつけないと。お相手探しが大変ね」と言われちゃったよお。

2006.12.10 [日] 初体験

偶然見つけて伊兵衛織展へ。

どっちかというと、渋目は好みではなかったのでどうかなあ、と思っていたのだが、見て、触って、羽織って見るほどに良さがわかる織ですね。
伊兵衛の特色ともいえる太糸ともう少し細い糸、中糸を使ったものがあるが、やっぱり素晴らしいのは太糸を使ったもの。無地調、縞、格子、など織り上げられた着尺は数点と少ないが、織りのサンプルは何十点も。特に目にとまったのは経糸に紺と金茶の2色を使って織り上げた一枚。表情豊かな節の出方や、2色の色から作られたなんともいえない色合い。ほとんど無地に見えるけど極細い縞が織り込まれている。ちょっと乱暴な例えだけど、ジーンズやツイードのようにごつごつしてるけどやさしい感じ、ってところでしょうか。

東京から来られていた方がいろいろ説明してくださったが、「糸と糸の組み合わせから生まれる織りの妙は伊兵衛ならではのセンスですね。」というように、ちょっとした色の組み合わせで全然違うものになってしまうようだ。

「きもの熱」や「きものまわり」など本でおなじみの帯も展示されていて、実際に当てて大満足。今日の一番のお気に入りは紺・金茶の無地調きものにジャワ彩段文の袋帯。へへへ、楽しいひとときでした。

2006.12.9 [土] 巡りめぐって

新しい草履をお願いした。
オフホワイトのエナメル台に印伝の鼻緒。お願いしたものの他にも古いフランスリボンを使ったり、ヘビのメッシュやハラコの台など、ちょっと個性的でおもしろいものが。大阪の鼻緒作家・佐藤秀子さんの「布楽布楽 源点」。

実は佐藤さんの鼻緒は以前買い求めたことがあるのでした。お店にあった下駄の鼻緒だけが気に入って、わざわざ工房まで伺ったのです。(たまたま会社の近くだったので)まわりに鼻緒職人がいなくなるのを見て、自ら作りだした行動派の方で、今までの常識にとらわれない鼻緒の素材を試しておられた。部屋中に置いてある鼻緒や、鼻緒になる前の素材をあれこれ見せていただいてすっかり楽しませてもらった。
へえ、っと思ったのは鼻緒は作っても台に据えることはしないということ。同じようにみえても微妙にすみわけがあるんだなあ。自分の鼻緒にあったイメージの台をつくるために皮をさがし、腕の確かな職人さんにつくってもらう個性豊かな草履や下駄。

黒田さんのも魅力的ですがこちらの鼻緒はもう少し大阪っぽい。ファンキーな味付けでちょっとポップで遊んだ感じ。
年内にはあがるらしい。モダンテイストの草履、楽しみです。

*** *
絞りに前つぼと受けにストライプのビロードを組み合わせた最初の鼻緒。
ちなみに専用サイトはないのですが、こちらに少し。あまりこの方のイメージを表している商品は少ないのですが。

2006.12.6 [水] 発見!

神戸で初おめもじ。
さんちかの本屋にはなかったのですが、ジュンク堂の三ノ宮店ではきものコーナーに、平積みで樋口可南子本と並んでました。

そして、きもののコートの予定が洋服のコートに化けちゃったよお。なんてこったい。

2006.12.3 [日] やっぱり猫が好き

昨日のお稲荷さん近くにいた猫。
つやも良くて人なつっこいのできっと近所の人に可愛がられてるんだろうな。

確かに甘え上手で猫好きとしては離れがたかったよ〜。

*** *
あたしも大島調の装いよーん。
いい艶だにゃーん。

2006.12.2 [土] 遅めの紅葉鑑賞

朝はゆっくり11時頃出発して、とりあえず進々堂でブランチ。
パンをいくつか買いワイン片手に吉田山ハイキング。北側の道から登っていたら着物姿で降りてくる人もいた。
風がきついけど、そんなに寒くはない。山頂休憩広場でちょっとワインタイム。途中茂庵で一休みしようか、と思っていたらとんでもない。待ってる人がすごくてびっくり。人を避けてたつもりなのに、甘かったです。

京大ではジャズ系のライブが行われているみたいで麓からのBGMを聞きながらのハイキング、なかなか楽しかったです。
山頂からは竹中稲荷〜宗忠神社〜真如堂と。近くのRipinへ足を伸ばしていろいろ布を見せていただき、半襟用にラオスの布をお買いあげ。バスの一日券を持っていたのでその後は御苑へ、ところどころ紅く色づいてた木があったけど、今年は紅葉は例年並だったのか、少し盛りは過ぎてた。

そして舐めてたこの時期の渋滞。
東山二条から五条まで二時間!!!
もうしません。

*** *
吹き寄せが美しいのも紅葉の時期の楽しみ。
初羽織かと思ったけど木綿の厚めのショールだけで充分でした。でも足元は保多織であったかく。

2006.11.28 [火] 未だ

手に入っておりません。
2軒ほど見たのですが。
明日はジュンク堂を覗いてみます。

2006.11.26 [日] ようやく

長期出張終了で昨晩遅く帰神。今日は一日ぐったり。
あー、今回は体力的に疲れがひどかったな。去年はよく鎌倉まで足を伸ばせたもんだ。えっ、やっぱり確実に年をとってること?

*** *
久しぶりにサイトチェックしていたら、この間のみんぱく更紗展のミュージアムショップに帯を置いていたお店を発見。こちらでした。キーワードにもなっていたんだ。

2006.11.21 [火] 豊洲ららぽーと

展示会場へ入る前にちょっと寄り道。
話題のショッピングセンターだけに平日の朝一番でもそれなりに人がいる。
お目当てのインテリアショップはふーん、って感じでしたが海に開けた公園は気持ちがいい。お休みの日は人でいっぱいなんだろうな。

それにしてもららぽーと内のレストランの高いのにはびっくり! 関西人としてはびびって入られへんよ。アネックスの方のスーパーでちょうどいい。

*** *
元は石川島播磨のドッグだったらしい。公園のあちらこちらになんとなく面影を残している。去年とは違って、あたたかでどこまでも澄んだ初冬の青空。

2006.11.20 [月] 冬支度

明日から東京出張です。
なんか寒そうですね。

それはさておき、きもの用のコートが欲しいなあ。イメージはブークレー調かツイードでミックスカラーになったもの。この間も船場センター街でよさげな生地をみていたのだが、なかなかこれっ、てのを決めるのはむずかしそうだ。
とりあえず来年を目標に生地探しと形を決めたいな。

2006.11.18 [土] ボジョレー&牡蠣

毎年恒例のわいん屋での楽しみ。
いっしょに行った連れがおなかの調子が悪く、牡蠣は一人でいっぱい食べました。ボジョレーは樽で仕入れているので1リットルのデカンタぐびぐび。

この組合せは、ここのお店のおすすめでこの時期だけ殻つきの牡蠣を魚屋さん価格(去年までは150円だった、今年は値上がりして200円)で出してくれる。普通は生牡蠣にはシャブリなんかのキリッとした白をあわせるところを軽めのボジョレーに、というのがおもしろい。
確かに合います。ただし1年にこの時期3、4日だけのサービスなのが悲しい。もっとやってえ〜。

2006.11.12 [日] 更紗いろいろ

結局行ってきました。去年のサリーとはずいぶん違う展示方法。繊細なバティックから力強いアフリカンバティックまで。時代・地域と多彩な展示品が並ぶ。日本の着尺もありました。世界各地の特長が出ていて好き嫌いはあるけどおもしろかった。
もしかして一番よかったのは屋外にうまくあしらわれていたアフリカンバティックかも。当然シルクか何かでナイロンに複製されたものだろうけど、太陽に負けないエネルギッシュな生地はやっぱりアウトドアが似合うね。

最後のミュージアムショップでまたもやあやうく帯に手を出すところでした。いかん、いかん、もっているのにね。でも半幅と名古屋が揃っていて“楽”ってはんこが押してあった。どこで仕立てているのかなあ。

*** *
この日はなんと着終わってから、着物に伊達締めをするのを忘れたことに気づいた…。いやあ、もういいか、と出かけたのだが、傍から見ていてどんな風に見えてたのだろう。いくらなんでも物忘れもここまで来ると危ない。

2006.11.9 [木] 更紗好き

久しぶりの平日休日。みんぱくの更紗展へ行こうと思っていたのだが、なんだかんだ野暮用をこなしている内に時間がなくなってしまった。悔しいので古渡更紗の半襟と更紗の洒落袋帯コンビで気分だけ更紗展。で、ちょっとだけお出かけ。

元町の大丸に道明と竺仙が出ているらしいのでちょっと寄ってみる。うーん、ちょっと…。深くはコメントしません。いろいろあるとは思うけどむやみに催事にでるのはどんなもんだろう。

*** *
大小ドットリンクで目が回る? 無地系の手持ちが少ないのでこの半襟を合わせられるのはこの大島ぐらいかなあ。柄は好きなのだけど、コーディネートを考えずに選ぶから困るんだよねえ。

2006.11.7 [火] 木枯らし

昨日の晩雨が降って、今朝はすごい風。
ひゅるるー、ってうなっているぞ。
やっと寒くなるのかな。六甲山も澄んだ空気の中、くっきりと稜線を見せている。
寒いのはあまり好きじゃないけれど、もうそろそろキュっ、とひんやりしてくれないと、きれいな紅葉も楽しめない。

2006.11.2 [木] 伝統の新しい芽

千總が本社屋1Fに「總屋」というショップを始めるそうだ。コンセプトは、もっと楽しく、もっと気軽に。千總ならではの古典柄に今の時代のエッセンスを加え、現代の生活空間や都会の景色に溶け込む新しい着物としての提案が楽しめるらしい。

着尺を中心に、色無地、長襦袢、帯、帯揚げ、帯締めなどの展開。100�uの売場なのであまり広くはなさそうだが、どんな商品がどんな切り口で出てくるのか楽しみ。

オープンは11月5日。もちろん日曜日もやっているそうで、こりゃ、行ってみなくちゃ。

2006.10.28 [土] いい季節です

去年に引き続き松屋町の練でヴォセのライブへ。
今回はきものは関係なく、谷六のアートフェステバルのひとつのイベントして行われたらしい。だもんで着物姿はヴォセのボーカルと観客は自分を含めて2、3人ってとこ。
なごむねえ。終わったあともみんなゆっくりしてました。

ライブの前に近くの居酒屋でいっぱい引っ掛けてたら、そこのおかあさんから「いい帯やね。」って誉められちゃった。嬉しいなあ。

*** *
後ろに見えるのは田舎の駅ではありません。もうすぐとりつぶされるいつも利用している灘駅舎。寂しいなあ。取り潰さずにうまくリノベーションしてくれたらいいのに。昭和の始めからある駅舎なんてそんなにないよ。

2006.10.23 [月] 半巾の極意?

土曜日の装いは一番最初に自分で買った由緒不明の紬に古布で作った半巾。しかし、この半巾、芯がやわらかいのでいまいち形が作りにくい。割り角出しにするも、ぴしっとせずに、いつの間にかずるずる。しかも半巾をしめると背中の方がいつも下がりがち。伊達締めがちょろっと顔を出す。
前で形を作って後ろにくるっと回すときに、下がっちゃうんだようなあ…

と恨めしく思っていたら、笹島寿美さんの「キモノを着こなすコツ」に後ろを高く前を低く締めたら、その状態のまま(つまり地面に対して平行ではなく斜め前になった状態の円周をなぞる感じ)、くるっとまわせば後ろが下がらずになるとの説明。ほーっ、次やってみよう。うまくいくかなあ。

*** *
バルコニーに佇んで気分はお姫様? けど、後ろはなさけない姿なのだ。とほほ。

2006.10.21 [土] 秋の夜長

大川夜会のイベントへ。
「泉布観」は明治4年に造幣局の応接所として建てられた大阪で現存する最古の西洋建築。重要文化財に指定されて50年になるのを記念して夜間公開が企画されたらしい。建物の保存のため今は1年に一度しか開放されない館内。ガスの時代から使われてきた照明が灯され、確かに夜会気分を盛り立ててくれる。庭ではジャズライブやカフェなどもあり、市民グループの主催らしいこじんまりしてるけどほのぼのした感じ。

きものdeからほりとの共同イベントということもあり、着物姿の人もたくさん。女性は紬より柔らかものの人が多いかな、男性陣はなんとはだしの人がいた。はは、まあ自分がよけりゃね。秋のひととき着物でおでかけには一番の季節。気張らない雰囲気がいいよ。

詳しいイベントの様子はこちら

*** *
神戸も西洋建築は居留地を中心に多いが大阪も結構ある。泉布観の館内は保存状態が良いとはいえず、可哀想なところもあったが、歴史を経てきた風格はさすがに他にはないもの。

2006.10.10 [火] すっきり

この連休は夏物の洗濯。気持ちいいぐらいのお天気で、すっかりきれいになりました。お布団もふっか、ふっか。太陽の力はすごい。

ひと仕事終わった後は三ノ宮に新しくできたファッションビルをちょっと冷やかしたり(でもすごい人出だった)、本屋をぶらぶら。のんびり過ごすお休みもいいもんです。

土曜日に珍しくお着物の方を見かけたら次の日も遭遇。鮮やかな紫の地色に絞りの小紋。刺繍の半襟。へえ。派手目だけどなんとなくきちんと感があるのは神戸風かな。でもこの間のご婦人も今回の方もそれぞれの雰囲気にぴったりの装いで、見ていて楽しい。自己満足もいいけど人からそんな風に見られる着こなしも忘れちゃいけない。

*** *
絵に描いたような秋の夕空。

2006.10.8 [日] 猫の街

野良猫が幸せそうに住む街はいい人が多いそうだ。(猫好きの言葉だろうけど)

最近幅を効かしている近所のノラ。人の家の前でぐーぐー。近寄っても気づきもしない。極楽やのお〜。

2006.10.7 [土] いいなあ

三ノ宮駅で70代ぐらいの御夫妻が電車に乗られるのに遭遇。
奥さまの方は茶・緑・金茶などいろんな色が入った大きめの格子柄紬に抹茶色の無地風の帯。帯締めは真田紐みたい。体に寄りそうように着て、小柄で可愛い感じの雰囲気にぴったり。装いだけでなく、旦那さんと楽しげに談笑されている姿がほほえましい。

神戸では着物を着ている方はほとんど見かけないので思わずじーっと見とれていた。
何年か先にはこんな感じでほっこりと着物生活ができればいいなあ。
しかし、でかい体格なので“可愛い”は厳しい。“お茶目”ぐらいを目指すか。

2006.9.25 [月] リアルクローズって何?

昨日放映されたNHKスペシャル
いまどきの日本のファッション世界を描いていたのだが、見ている内に妙に悲しくなってきた。今一番消費力を持つ20代の女性たち。彼女たちに向けて「カワイイ」のキーワードで送り続ける洋服は、誰でもすぐ着れるとういうことで「リアルクローズ」といわれている。2万人もの熱狂的ファンに迎えられて開催されるショーの間にもあっという間に携帯を使い売れていくとか。カリスマモデルが着る服、あこがれのその服が自分のものに簡単にできる満足感。でもそのサイクルは1ヶ月ほどの短さ…。

確かに時代と共にファッションは変わるのはあたりまえだけど、この流れが日本のファッションの中心でいいのか?? なんかむなしいぞ。この世代もあと10年、20年すれば変わっていくのだろうか。

2006.9.24 [日] 散在せず。

23日はゆずりは展とkosodeの展示会へ。
24日は神戸骨董市へ。
危ない場面はあったが着物ゾーンは無事“見るだけ”にできた。袷の季節を前にお直しもしなければいけないし。しばらくは我慢。

でも相変わらず田中さんセレクトの手仕事の数々は魅力でした。漆が気になっていろいろお聞きしたのだが、もう少しいろいろ見てみようと、今回は木目が美しい湯のみだけを購入。時間がたったらいい感じになるんだろうな。
もう一つ魅力的だったのはあけび(?だったかな)でつくられた「乱れ箱」風のもの。とりあえず思いとどまったけど今週いっぱいの開催。こちらは我慢できるかな。

2006.9.21 [木] 京ことば

フーさんの日記に出てくる形容詞に??
で調べてみたらここのサイトが。ほー、へー。
トップページの中の「おいない」もわからんかった…
同じ関西でも違いますねえ。

2006.9.17 [日] 食欲・物欲の秋

トラットリア・パッパでパスタ祭り。いつもはバールの方でもっぱら300円のコップワインを愛用しているが年に一度のお祭りということで初参加。台風予報にも負けずこの秋はじめての単衣に帯を初おろし。
帰りにお店へ見せにまで行っちゃいました。明るいうちでしたがワイン2本飲んだ後なので、けっこう酔っ払いだったかも。すいません、酒くさかったでしょうか。
でも可愛いくて(帯がですよ)自己満足だったのでお見せしたかったのです。

来週もいろいろ催しが目白押し。行かなかったら物欲も起こらないのに、行くから押さえられないのだ。(反省)

ちなみにロングレースステテコもお初で登場。足さばきはいいのだがウエスト部分がレースゴムでローライズ仕様のため、ちょっと頼りない。がんがん歩いているとゴム部分が下にズッテくるような感じがする。ロングのMサイズにしたのだが、もう少しゆったり目のほうがいいかな。下着はやっぱり人によって好みがあるのでしょうね。

2006.9.13 [水] 今年も行きたい

去年のサリーに引続きなかなか良さそう。
今年も文化の日に行こうかな。

*更紗今昔物語/みんぱくにて。

*** *
仕事の後、阪急の催しへ。
インド・ベンガル地方の刺し子「カンタ」を使った帯。
いいやん、いいやん。やばーい。惹かれてしまう。あ〜、物欲が。
ジャワ更紗だけでなく、アジア布好きにはたまりません。

2006.9.10 [日] いまどきの季節に

9月に入って少しは涼しくなってきたかな、と思ったのもつかの間、ここのところまた厳しい残暑。夏は当たり前と思ってるからまだましだけど、この季節って着物はむずかしいですよね。

別にお茶お花やってるわけでもないので、自分がよけりゃ麻でも全然いいんだけど(だって30℃以上だし)、気持ち的にはちょっとなあ、って思う。毎年5、6月と9月は着る日が少ないのもそんな理由かも。着てる本人も快適で人様からみてもそれなりに着物の季節のイメージからはずれない。このあいまいな季節に重宝する普段着物ってどんな感じなんだろう。

*** *
先週まではこんな麻着物に麻帯でも大丈夫な雰囲気でしたが。麻でもこの帯ぐらいの濃い色調だと9月中は気温に応じてOKとか? だめかな。

2006.9.8 [金] さっそく

真夏に戻ったかのような天気の中、袷の季節用にさっそく帯をお買い上げ。
生成り地に同色で更紗模様と金糸の水玉をあしらった名古屋帯。金だけど、あわせてみるとほとんど目立たないぐらいの控えめな感じで織もしっかりしている。ちょうど小紋から上質な紬に合わせるのに良さそう。

とにかく無地っぽい帯をもってないのでこれは便利(組合せなど考えず、つい柄で買っちゃうガラガラ好き)、と衝動買いの理由付けにしたりして。でもリサイクル品で白っぽい帯はほとんどいいのがないのですよね。

買ったのはアンティークモールでしたが、来週からは阪急の催しに大阪へも来られるらしい。
この催事には「悠々」はじめなかなか楽しそうなお店が出店するらしいので、また行っちゃいそうだ…

2006.9.2 [土] OGUISS

小磯記念美術館で開催されている荻須高徳展へ。
たぶん同世代かな、と思われる藤田に比べてずいぶんまじめな印象。ユトリロの絵を思わせる作品はほとんど街並みを描いたものばかりで、オレンジや赤・黄色の彩色が静かな絵の中でアクセントとなっている。
御本人の写真もまじめそうな雰囲気だったけど、奥さまがすごいモダンな美人でびっくり。絵描きってやっぱり面食い?
などと下世話なことを思ったりして。

*** *
小磯美術館には御影にあった小磯良平のアトリエが移築されているが、アトリエ内の内装は復元というより単に再現した感じで古さが感じられないのでいまいち。それに庭には入ることもできない。ガラス越しに見てもね。神戸市も空港にお金使うなら、もうちょっと考えればいいのに。

2006.8.26 [土] 夕涼み

東京以東はずいぶん涼しくなったようだが
関西はまだまだあっつい。

かんかん日照りを避けて夕方ちょっと散歩+晩ご飯。
8月は着物を着る機会がちょっと少なかったなあ。
久しぶりのこの日は麻のコンビ。夏は半幅が助かります。この帯、芯がしっかりしているので帯板もいらないし。襟も芯を入れるのをやめて、くったりと。少々胸元がゆるゆるだけどこれもまた気にせず。下駄をひっかけてお出かけ。

案外そよそよ風が出ていて、思ったより快適。ツクツクボウシがさかんに鳴いている。来週もう一回だけ夏着物でおでかけしたら今年は着納めかなあ。

2006.8.24 [木] 残暑厳しき折

昨日のおしゃれ工房「ようこそわが家へ」の再放送。
浜美枝さんが涼しげな藍色の着物で登場されていた。きっぱりとした藍に刷毛ではいたような白地の絣が織り出されてて素敵。木綿でしょうか。どうも自分では藍色の着物は野良着っぽくなってしまう気がして… モダンに着こなす秘訣はなんでしょう?

26日には同じく麻生圭子さんの回も再放送されるらしい。

もひとつついでに。「知るを楽しむ−江戸時代・夏の一日」。今晩は古都の涼み方だそう。ふーむ見てみよう。

2006.8.20 [日] 参りました

いあや、疲れました。
途中で「もしかして再試合?」なんて思ったけどほんとになるとは。でも、勝つ執念、っていうのがお互いのチームからひしひしと伝わってきた。ちょっとした気のゆるみやあきらめが負けにつながることを、選手も監督もみんな知ってるんだろう。
そのための作戦・戦略があって、それを確実にモノにしていく鍛えられた能力と体力。(スポーツは頭使うのです。)
応援してるチームはあったけど、そんなことよりいいゲームみたなあ、って感じですね。
でも長かった〜

明日は生で見られないのが残念だけど、がんばれ!

*** *
さて、ロングレースステテコが届きました。
思っていたよりちょっとスリムな感じ。
実際に履いてみないと着心地はわからないけど。

2006.8.17 [木] あらためてスポーツに向き合う

見てるだけ、応援してるだけは、なんだかんだいっても楽です。評論は誰でもできるし。やってるときは純粋に好きだから、なんて麗しいスポーツドラマの気持ちは少なかった。いろいろ嫌な思いもしたしなあ。まだまだ精神論が王道を行くような時代だった環境のせいか、自分に才能がなかったせいか、楽しくてえ、って記憶は少ない… やっぱりスポーツは強いのは全てではないけど、ある程度強くないとおもしろくないしね。

うーん、じゃあ何でやってたんだろう???
今振り返るとようわからん。無駄に費やした、とは思わないけど。

*** *
ちなみに学生のときやってたバレーボールではびゅんびゅん飛んでくるアタックをレシーブするのが「怖い」と言ったら、「なんで怖いの? つっこんでいけえ」としかられたアカンたれです。でも顔で受けたりすると痛いんよ。ほんま。

2006.8.16 [水] 再び甲子園

朝8時からの甲子園。
一塁スタンド側はすでにがんがんの日照り状態。肌を出しての観戦はほぼやけど状態になってしまうので、頭は手ぬぐいに麦わら帽子、体はタオルにくるまる。
それでも一気にビール3本を体が飲み干す。

そして試合は、快勝!!!
こーんぺきのそらぁ、の大合唱。

次もがんばれえ〜
私たちは1試合でギブアップ…

*** *
今回は外野席からの芝生と球場を覆う美しい緑の蔦。グラウンドのメンテナンスをしている阪神園芸がこの蔦を小さな株で販売していた。甲子園では日当りによって2種類の蔦を育てているそうだ。
ところで甲子園では高校野球の外野席は無料、タダです。関西人はタダに弱い。日参するつわものもいるとか。

2006.8.15 [火] 立秋をすぎると

あー、暑い。
だって体温といっしょじゃん、37℃って。

でもクーラーづけの実家から帰って夜風を感じてると「あ、ちょっと秋?」なんて思ってしまう。人間便利に慣れると鈍感になるのか。

先日来の俄か高校野球ファン。えー、ドカベン香川の息子が出てるって? 月日の流れるのは早い。で、明日も行ってくるのだ。へへ。

2006.8.12 [土] 熱闘甲子園

汗、爽やか、涙、熱い、なんて言葉がぴったりの夏の甲子園。まーったく縁ないなあ、という立場だったのに、母校が出場するという知り合いにお付き合いで行くことに。
小学校以来だから何年ぶりだろう。
とてもじゃないが、一日は我慢できないので(あきませんなあ、根性がありません。)第4試合だけの応援。
うん、やっぱり生の観戦は楽しい。特に応援団のそば。思わず歌っちゃうし、声をあげちゃうし、あー、気分よかった。

無事勝ったことだし、次はアルプススタンドで応援! と思うものの朝から並ぶ根性はなし…

それにしても高校生ながら、あんなに早い球を投げることにびっくり。テレビではあのスピード感はわからなかった。何の知識もなく観戦していたが、結構すごい選手?(しかもクールに投げてるとこがニクイです。)

*** *
やっぱり緑の芝生は美しい。近々、球場改装? との噂もあるけどこの趣きだけは残しておいてほしいものだ。

2006.8.7 [月] シーツも

麻に変えてみました。
ヨーロッパでは嫁入りのときに一生ものでもっていく、と言われるぐらいの必需品らしい。
汚れにも強くて丈夫なファブリックスならではだけど、お値段もいいものになると目が飛び出る。

たまたま百貨店のセールにワゴンで出ていたのを夏目さん3枚ぐらいで購入。一応国内ではある程度有名なところのもの。しかし、大層な会社名だ。歴史というか、古さを感じさせるなあ。

シャリ、さらッとして夏にはいい感じです。
がんがん洗濯したらもっといい風合いになるのだろうか。
でも、ほんとの高級品はどんな感じなのだろう。
うーん、一度寝てみたい…

2006.8.6 [日] 夏だあ。

花火だ。
関西もいろいろ花火大会はあるけれど
やっぱり地元でのんびりとがいい。

去年と同じ浜の美術館からシャンパン片手に楽しみました。海に向かって階段になっていて、ご近所さんはここが指定席。席をとった頃は全然誰もいなかったのに、30分前になるとあっという間に人だかり。
約1時間ほどの花火の饗宴。きっと毎年新しい型が披露されてるんだろうけど、やっぱりオーソドックな打ち上げタイプがなごみます。

少しは涼しくなったかと夕方から着付けはじめた。
ところが、着付けてる最中ずーっと汗たらたら。
さすがに35℃は麻づくしでも厳しい。

*** *
花火の前に月とハーバーウェイを一枚。
飲みと花火見物に夢中で着姿撮りそこなってしまった。
やっぱり着物は型染め。帯は麻の格子柄をお初で締めてみた。

2006.7.30 [日] ゆらゆら

型染めはこんなんです。
勝手にゆらぎ菱あぶく、とか名づけてます。

2006.7.24 [月] で、きもののこと。

はい、うれしくて旅行にまで持っていきました。
京都では型染めの科布と、岡山では昔の麻着物を半巾帯にしたものを組み合わせてみた。
今年の夏はこればかりかも。

茅葺の家で雨の降る中、一晩掛けていたら、なんかしっとりしていた。でも家に帰ってマンションの部屋に掛けたらあっという間にパリッと。
空気中の湿度を敏感に感じて湿潤放散作用が高いのかなあ。でも日本のこの気候が麻の着物にはあっているんだろうなあ。
ばんばん着るけど大事にします。

2006.7.17 [月] 夏休み三日目

朝から大雨。
のんびり朝ごはんを食べた後は倉見温泉へ。
村を流れる川は水かさが増えたというより濁流で流れがすごい。山肌を縫うように道をくねくね約1時間ほどで到着。

相変わらずすごい雨を眺めながらの露天風呂。山の緑が雨にぬれてこれもまた良しかな。雨のおかげで連休にもかかわらず人もほとんどいない状態。

*** *
田舎の我が家へようこそ、なあんて。
萱葺きの家は今はもうない懐かしい母の田舎の実家を思い出す。
土間があって、広い台所があって。
夜は蚊取り線香に蚊帳。懐かしいなあ。
今度は少し寒い時期にきて囲炉裏を囲むのもいいかも。

2006.7.16 [日] 夏休み二日目

岡山・西粟倉へ。
伝統的な日本の田舎が広がる村です。

*** *
鳥の置物の頭に注目!
ズームアップで、ちびっちゃい雨がえる登場。

モリアオガエルもいました。

2006.7.15 [土] 夏休み一日目

京都はお昼から雨が降ったりやんだり。
不快指数このうえない。

三条河原町のダ・ニーノでお昼。
珍しくランブルスコがカラフェで置いてあって
おいしく頂きました。
なんと花政さんがお隣で、ここだけは
緑あふれる涼しげな空間が。

その後寺町をぶらぶら。
ギャラリー啓で麻談義している間、連れは近くの三月書房で好きな本を堪能。(といっても漫画)いやあ、初めてゆっくり店内を見たけれどいい本屋さんですねえ。こんな本屋さんが増えれば楽しいのに。
その後、人であふれる烏丸あたりへ。
あちこちの屋台でビールを飲まずにはいられない蒸し暑さにぐったり。

2006.6.30 [金] 三重苦

そうなのです。同じ三重苦でも私の毛は多い、太い、硬い、です。くしゅっ、とパーマヘアやふんわり遊び毛でまとめる、なんてとても無理。おだんごにしたおくれ毛なんて針金のようにツンツン。

結局肩より少し長めにして、縛っている(って感じが一番ぴったり)。最近はこれにプラスして白髪が…
染めるべきか、白髪を生かすか、うーん迷い時なのです。いったん染めると元にもどすのは大変かな、とかそれより、このいいかげん性格でマメに染めることがキープできるのか。ほんとはショートカットでナチュラルに白髪にするのが理想なのですが、ああ、三重苦の上に襟足の毛が上を向いてはえているので、ショートヘアも中途半端にしかならない。

2006.6.28 [水] 夏帯

kayoikomachiさんの催しへ。
ご本人も宣言されていたようにかなりお買い得、素敵な商品がいっぱい。
中でもつばめが飛び交う紗の帯にはぐっときたのだけれど、お太鼓部分にシミが… 来る人みんな同じ反応だったとか。結局麻の八寸帯をかわいいお値段でご購入。

金魚が泳ぎ、トンボが飛び回る夏きもの。楽しいね。

2006.6.27 [火] 木綿計画

木綿の着物。
最近魅力的なものが目白押し。
でもあんまり贅沢じゃなく、普段に気取らず着れるものがほしいなあ、と思っていたら井登美からオリジナルの片貝木綿が出ているのを見つけた。でも濃色ばかり。電話してみたらカタログを送ってもらえるらしい。(やた!)

楽しみだなあ。

2006.6.24 [土] 梅雨の晴れ間

雨の予定がいい天気。
手づくり市で買ってきたアオイスミレとエイザンスミレ、そして野葡萄を植え替えした後、元町へ。
最近様変わりしている栄町あたりをぶらぶら。

どのお店も小洒落てるんだけど、おばさんにはもうあまり魅力的にはみえないなあ。そんな中でMANDRAKEってお店は、おもしろい布ものがたくさん。アフリカンバティックを使ったオリジナルの傘がいい。きものにも合いそうなものが。

えんえん歩いて元町の端っこまで行って、晩ご飯は偶然見つけたお店へ。
あんまり鴨って好きじゃなかったけど、ここのはとてもおいしかった。他にも鹿やうさぎ、鳩などちょっと変わった食材のお料理が多い。今度はうさぎにトライだ!

*** *
今年初の日傘。歩き回るともう単でも暑いです。

2006.6.15 [木] 雨の中

知恩寺の手づくり市へ。
雨が降ると16日になるとのことだったのだが、最近は有名になって遠くから来る観光客のため雨天決行らしい。

雨にもかかわらず結構な人出。
なんとなく学祭のノリかな。
内容はピンきりって感じだけど温かみが感じられるのが素敵ですね。いろいろびっくりのお出会いもあったりして。

その後ripinへ。
前から一度行ってみたかったのだ。
オリジナルの布に混じってラオスの布もいろいろ。
きものも誂えしてますって。ふうん、また誘惑が増えちゃいそうです。

2006.6.13 [火] もうすぐ巣立ち

ちょっとちょっと狭すぎるんちゃうの。
きゅうきゅうやん。

はやく巣立ちしないとね。
マンションの駐車場にいる仔たちです。

*** *
翌朝記
2羽を残して飛立っていた。ちょっとさびしいような。

2006.6.11 [日] 夏仕様

ずーっと黒田さんの下駄を愛用していたのでこの草履はほとんど履いていない。
着物を着出して初めての夏の季節に阪神のセールで作った伊と忠のもの。麻の台に印伝風の鼻緒。ただいま愛用下駄入院中のため、登場となった。自分的にはちょっとおすましの足元でのおでかけだった昨日の京都。

*** *
京都府立図書館、渋い書体ですねえ。

2006.6.10 [土] foujita展

この間の大絵巻展に懲りて夕方遅くに行ったので人の多さには悩まされなかったものの、閉館まで1時間を切っていてちょっと時間が足りない… うー、最後は駆け足だー。

で、横の図書館前でうだうだしてたら、6時から始まる「親子ざぶとん講座」の担当の方が美術館前で勧誘(?)している。こりゃあ、ラッキー! また館内に入れるし(タダです)、主任学芸員の方のお話も聞ける。約1時間あまり、満足です。(24日には第2回目があります。)
小学生が主な対象なので、簡単にわかりやすく興味をもつようなネタを約10枚ほどの絵について説明。最後に「きれい、とか好きとかだけでなく絵をよく観察して中に隠された作者の思いなどをいろいろ考えてみるともっとおもしろい。」との一言。鑑賞力も鍛えればつくものか?

でもあの陶器のような肌を描くのに胡紛(牡蠣殻の粉末で白色顔料)を使っているなんて知らなかった。でもそのために100年も経たないのにヒビ割れが激しく保存が大変とか。
藤田って実際の絵はそんなに見たことがなかったけど、確かに日本では評価が低く、これだけの大きな展示会は初めてらしい。

晩年には家の壁のタイルをオリジナルで作ったり、教会まで作ったりと、絵描きにとどまらない、クリエーターだったのですね。

*** *
同姓のよしみでサインをバックに。
セミナーが終わった後は、ちょっと怖いような朱い夕焼けが。

2006.6.9 [金] 初めて

東京出張で神戸空港を利用してみた。
スカイマーク便だと片道1万円。
新幹線の格安チケットより約4000円ほど安い。ほぼ満席状態の機内。でも新幹線の駅からのフットワークの良さを考えると時間的にはあまりメリットはないかも。

でも実は飛行機好きなのです。ちょこちょこ使おうかな。

*** *
帰る前にぷらっと銀座のアンティークモールへ。
夏ものがいっぱいで楽しい!
特に灯屋に置いていたたサリーの着物と帯は赤丸チェック。

2006.6.1 [木] おとなの…

すてきですねえ、おとなの夏きもの

先日の桐島かれんさん、私の中ではこんな感じで装ってほしいのですが。(大きなお世話か…)

2006.5.31 [水] 自転車で

京都散策。
大絵巻展を見に行こうと取っていたお休み。ふと思いついてチャリでまわればいろいろ行けるぞ、と急遽予約。
快適! 渋滞も何のその、びゅんびゅん。行動範囲が200%ぐらい広がった感じ。

これは癖になりそうです。

*** *
寺町には瑞々しいあじさいが(後ろはお世話になったチャリ)、そして御所も青葉繁れる。

2006.5.30 [火] 最近の気になるCM

「実感」のCMに出ている桐島かれんさん。
いかにも知的な感じの凛としたショートカットがいいなあ。
でも、きものはもっとぴったりのものがあると思うんだけど…

*** *
あと、きものネタとは全然関係ありませんが「WONDAの100年BLACK」。印象的なモノクロの画面に流れるザ・ブルーハーツの『1001のバイオリン』がなんとも心に沁みます。

2006.5.27 [土] 浮世絵、居留地散歩。そして穴子。

神戸市立博物館で28日まで開催の「江戸の誘惑」展へ。
とあるギャラリーでもらった割引券を見せたら、「和服の方は半額です」。へぇー、知らんかった。うひひ、得しちゃった。珍しい肉筆の浮世絵、版画が大衆向けに生産されたものに対して、お金持ちのお武家さんや商人のために絵師が書いたものらしい。
版画とは一味違う繊細な感じでしょうか。
神戸のあとは名古屋・東京と回るようです。

博物館を出て居留地あたりをぶらぶら。初夏の夕暮れは心地よく散歩にはもってこい。夕食は最近見つけた穴子のお店へ。天ぷら、白蒸し、佃煮、と穴子尽くしに満足。お鍋がおすすめらしいので次はぜひ。

*** *
先週着た単衣に雪花織の帯。こっちの組み合わせの方がしっくりくるみたい。科布は素材そのものが力強いので結構組み合わせがむずかしいのかも。

2006.5.25 [木] 竹のある暮らし

24日〜30日まで阪急梅田の1階で公長斎小菅の催しが行われています。
様々なかたちや大きさの籠バッグ、初めて手にとったのですが、その技とセンスにはうなってしまいました。すごいですねえ。でもお値段もびっくり。自分には身分不相応だあ…。

それより気になったのは小さな小物いれやティッシュケース、そして竹のケースに入った耳かき。私って小市民?

2006.5.21 [日] 再び

皆さんの日記を拝読していて、あー、もっ一回行きたい! と夕方遅くから大丸梅田へ。着物は当然単衣でしょう。やたら縞のような柄行の地味なんだか派手なんだかわからない生紬。そして肌着はまだ早いかな、と思いながら麻クレープのステテコに。それでも暑いくらいの天気。
5月になってはじめてのきものでしたが、もはや単衣どころか麻、の気分。

リネン×タッサーシルクと大阪限定の波模様更紗柄の半襟二種を購入。ふふふ、今年の夏は楽しみだー。
更紗好きとしては目に毒なものがいっぱいでした。
せっかく生き残った型、少しずつでも生き返らしてあげたい。まずはひとつ。

2006.5.20 [土] そしてもうひとつの催し

少し早めに仕事が終わったので阪急の「欲しかったモノできた」展へ。豊島石でできた炭焼きコンロと手あぶりの火鉢すてき。桜製作所の美しい木の表情にもうっとり。職人さんの技術と作家さんの感性がうまーいこと出会った賜物かな。

1階では奈良の生活雑貨屋さん、くるみの木の限定ショップが。ディスプレイにいっぱい使われていた竹篭を衝動買い。タグを見てみると企画:ヨーガンレールとある。でもベトナム製でとってもかわいいお値段。
帯を入れるのにちょうどいいぞ!
でもこの春先からずいぶん竹篭ずいてるなあ。

竹籠三兄弟。一番下が今回のもの。さすがに残りの2つに比べて粗い仕上げ。一番上は骨董市で買って二回洗ってきれいになった。これが一番創りが細かい。

2006.5.17 [水] 念願!!

「風水土のしつらい展」いってきました。
初日なのでずいぶん人出も多い。

持ちかえったのは古更紗の烈地とクバの葉の扇、そして夏きもの。(わーい)できあがるのを楽しみにしております。はい。
結局2時間あまりうろついておりました。

2006.5.14 [日] 美しい地球

NHKで先週放送していたプラネットアース。
こういう番組をみると、NHKって価値あるよなあ、と思う。(だからといって空出張はあかんよ)
全部で11回、次回は10月の放映。気ぃ、持たせすぎだよ。
でも再放送の要望が高く夏休みぐらいには放送されそうな感じとか。ハイビジョンでは5月22日・23日の夜に放送(総合とは別バージョンらしい)されるそうなので、見ることのできる方はおすすめです。

文句なしに感動します。
でも緒方拳は蛇足かも…

2006.5.12 [金] 五月晴れ

今回の東京出張の隠れテーマは千鳥ヶ淵の「NIKIギャラリー柵」の桐島洋子の骨董物語展。
企画展自体はともかく、本をテーマにしたギャラリーはそれなりにおもしろいが、ちょっと敷居が高すぎるのはどうなの?

でも地下鉄の駅から千鳥ヶ淵一帯のお散歩は楽しかった。
陽射しを受けて、木漏れ日を楽しんだひとときでした。

2006.5.5 [金] だんじり!

神戸東灘のゴールデンウィークはだんじり祭り。
だんじり、といえば当然岸和田が一番有名。もともと祇園祭りを真似て関西にひろまった山車を曳くお祭りは摂津の国ににも広まったようで、江戸時代からすでにあったらしい。

いっときは、廃れかけた頃もある神戸の「だんじり」だけど、地震を経たこともあって今や地域の連帯感を強くするお祭りとして根付いている。現在このあたりだけで30台ほどの地車が保存、お祭りには一斉にそれぞれの神社から繰り出される。

いやあ、地車の上に乗ってるお兄ちゃんは茶髪・金髪率多く、やんちゃ系やね。でもいいねえ! おすまし、じゃない地元のお祭りって感じで。
今日は全部で5つの地区の地車を見物。みんな個性があるのがすごい。紫のおそろいの衣装(なんていうんだ?)が目立っていた田中地区と本住吉神社に宮入りする派手めのフリが特徴の岡本地区のだんじり。地車上で何度もやってたイナバウアーが光ってました。

2006.4.30 [日] 新緑

そして、本日は近場へピクニック。
住吉川の上流、マンションの駐車場の裏から降りる隠れ場的川原。教えてもらった人に、クレソンも生えてたよ、と聞いてたので、ちょっと探したらホントにありました。
ひゃあ、初めてみたなあ、自然に生えてるクレソン。売ってるのに比べて葉っぱはかなり大きめ、でも味はしっかり辛い。ちょっとだけ拝借してお家でいただきました。

木々には新芽がいっぱい。
いい季節だなあ。

2006.4.29 [土] 春のごちそう

旬のものっていいなあ、とつくづく思ったひとときでした。
でも、遠方組の方々のバイタリティにはびっくりです。
充実ですよね。
私は帰りの阪急、ぐー、ぐー寝てました。

新緑にまぶしい光明寺もすばらしく、ぜひ、紅葉の季節に再訪してみたいです。

*** *
筍に備えて、白大島に古布の半幅で身軽に。

2006.4.24 [月] かまいたいけど

昨日山ふくの近くのお茶屋さんにいたわんこ。
君、ええもん食べ過ぎちゃう?
二重あごになってんで。

ちゃんと首輪(って最近いわないんだっけ)に花街風な名札をつけてもらってました。
でも写真をとる私達にもべったりかまいつづける小学生にもしら〜んぷり。
まー、愛想悪し。

2006.4.23 [日] 名残の桜と亀さん

都をどり。
今年は浦島太郎も出ていて、亀も登場…
ちょっと笑っちゃいました。
枝垂れ桜はもう最後の感じ。
でもそれなりに美しい。

そして夕ごはんは山ふくさんへ。
はじめてお邪魔したのですが
次から次へとお客さんがきてお店はてんてこまい。
おかあさんがびしびし、仕切ってました。
頼もしい。
いやあ、おいしかったです。

*** *
山ふくさんの5時からの開店までしばし、花見小路の角で通行人見学。
ちょうどご出勤前(?)の舞妓はん、芸鼓はんも何人かいました。その中のおひとりは黒地の着物に、博多帯のような白地に朱色の独鈷模様が織られただらりの帯。単の帯なのかな? すっきりとしていい感じでした。

都をどりに来られていた着物姿のお客さんは普段着っぽい雰囲気が多かった。私めは鶸色の小紋に、ラオス帯でイエロー・グリーン系でまとめたつもりが半襟の色が効き過ぎ、しかも、おはしょりがもたついてすっきりせんなあ… ちょい不満なできばえでした。

2006.4.16 [日] 花冷え

昨日は肌寒い雨が一日。
今日は雨はあがったけど夕方からはすごい風。
桜の花も舞散ってしまう。

なかなかあったかくならない、今年の春。
でもベランダにはちっちゃな春は来てる。
小手毬はながいこと花が咲かなかったのに、今年はなんでか咲いてくれた。こういうのうれしいなあ、なんかいいことあるのかな。

2006.4.8 [土] まっんかい!

です。
待ちかねたような桜の花。
きれいねー。
ほんの10日程しか楽しめないのに。
やっぱり長い冬を我慢してきたからかな。
桜の花をみるとそわそわしちゃいます。

近所の八幡神社境内で、たこ焼き・お好みとシャンパン(!)で軽く花見ピクニック。その後北野の水道局にある桜並木へ。夜は王子公園の夜桜。あー桜ずくしです。
でも風が強くて大変。
六甲山がなんであんなに霞んでるんだ?
と思ったら大陸から黄砂がきてたとか。
ありゃりゃ、着物も砂だらけ?

先日の色大島と白地の紬帯お初です。
大島はいい色でなかなか。帯はなんと、短すぎ!
普通サイズですよ、なんてだまされた。ちゃんと測ってもらえばよかった。

2006.3.30 [木] 春は名ばかり

全国ほとんと桜が咲いているようですが、その気配がまったくない廻りのさくらたち。
せいぜい二分咲きがいいところ。

それどころか帰宅する頃には神戸でも雪がちらほら。なんか顔にあたるなあ、と思ったら、えー、ゆっき〜っ!?
今年は神戸の花見は遅いかも。まあいいか、しばらく忙しいし。
でもいつまでも寒いのはいややなあ。

2006.3.26 [日] 春色

地下鉄の伊右衛門の大ポスター。
着物はやわらかもんと思ってら、紬だったのね。

やさしい草色の縞。縞でもこんな感じだと粋にならないでしっとり系なんだ。いや、着る人によるか。
帯も印象的なもの(こちらはたぶんアンティークかな)をしていることが多く、いつも楽しみです。

2006.3.21 [火] 四天王寺

大阪では一番大きくて有名な市です。
去年の春分の日に来て以来2回目。
その時買ったシルバー細工の帯留めをもう一個買うのが目的。

さすがに大阪。着物着ている人もユニークなのだ。ギョッとするよな色彩の毛糸モチーフを使ったおばちゃん。でも似合ってんねんなあ。ちなみにあんまり楚々とした感じの人はいません。私よ、ってエネルギーを発散している感じ。

40年も前の婦人雑誌に笑ったり、ワンカップ飲んだりして目的のシルバー屋さんを探したけど、どうも今回は出店していないよう。がっかり。

境内を一周した後は天王寺まで歩いて近鉄で帯をお買い上げ。ちょっと汚れがあったけど探してた白地の帯だし、格安だし、満足。

天王寺も久しぶりだけどすっかり再開発で様変わり。何とか残っていた下町の小さな食堂に入ったら、その昔来たことがある店。うーん、やっぱり物忘れがはなはだしい、近頃だ。

2006.3.19 [日] ねこネタ

近所のお店の黒猫。出かけるときも帰ってくるときも同じ場所にいた。カメラを向けると、おっかなびっくり顔。

昨日本屋でみかけたこの仔にちょっと似てるような。

*** *
今日はおめでたで会社を退社した同僚の送別会。路地裏にある古い住宅を改造したお店で女3人なごやかに。久しぶりに2軒目でケーキセットまで食べちゃいました。
白大島・バティック帯に羽織。ちょっとしぐれてまだまだ寒い。

2006.3.13 [月] 冬に逆戻り

関西の春はお水取りから。
とは子供の頃に母から良く聞かされた言い回し。
でも、季節がずれてる今の時代には通じないのか。

昨日はこんなに桜も咲いていたのに。
吹雪やなんて…さぶっ

2006.3.12 [日] 路地は楽し

あやしげな空の中、午後から京都へ。
先日の天神さんで買った色大島を引き取りに織布さんへ向かう。

あらかじめ場所は聞いていたのであまり迷うこともなく、昔ながらの長屋のような風情を残す一角へ。
あら、パン屋さんもある。(日曜のみ営業とか)
ふと見上げると瓦の上を赤い首輪をした黒猫が。

お店にあがってあれこれとお宝の布も見せていただく。
頭の形に「難あり」、なのでハンチングは無理だけど見てるだけで嬉しくなる。着物としてはもう寿命の素材たちが生き生きと生まれ変わって喜んでるみたい。赤茶の珍しい格子の久米島やインドネシアのイカットのような弓浜絣、宮古上布。布の見方もあれこれとご教授してもらいました。あー、楽しかった。
特に個人的にいいなあ、と思ったのは弓浜絣の羽織。ちょっと見ると可愛い系なのだが、黒地ベースなので結構落ちついてみえる。ちょっと羽織らせてもらいました。へへ。裄が足りないので着れないけどね。木綿の羽織もありかあ、と新しい発見。

桜が咲く頃には木屋町に新しいお店もオープンされるそうです。あれこれ計画もされているようで楽しみ。

帰る頃には、すっかり夕暮れ時。灯りがともる路地もまたいい雰囲気。

*** *
蚊絣の大島に綴の半幅。あちこちでいいね、と誉めてもらいました。嬉しいけど、ホントはもっと賑やかなのも好きなんです、と妙に主張してしまいました。シンプルシックもこってりコーディネートもどっちも大好き。
端が始末してないこの半幅。織布さんで同じような男物の細帯を見せてらう。半幅をまだ半分に折って使うようで、たぶん同じ種類の帯じゃないかと。確かに節の出し方といい、そっくり。

2006.3.11 [土] ふむふむ

サライの最新号は京都特集。
その中で人間国宝の福田喜重氏のことば。
「着物は情緒、帯は理性。情緒を理性でおさえるのが和装です。帯を解いたら、あとは情緒の世界…。」
この後ちょっと色っぽい話にもなるのですが。
こんな風に考えることもできるのか、と。

2006.3.5 [日] うちの雛さん

そうかあ、4月までは飾ってていいのか。
うちのお雛さんは母が生まれたときに母の祖父(つまり曾爺さま)が買ったものらしい。

2年ほど前に古道具屋に売られんとするところを無理やり引き取りました。ほとんど喧嘩でしたが。「段飾りのあるお雛さんなんて、あんたの狭いマンションにどないして置いとくねん! 」「そんなんどうにでもするわ。手放したらそれで終わりやん!」
ほんとは全員はいらないかな、と思ってましたが、売り言葉に買い言葉、で皆様引き取ることに。
いつかは赤い毛氈を敷いてみんな勢ぞろいさせてあげたいです。

2006.3.4 [土] 行李ずいてます

神戸骨董祭。
最近ちょっと出店者の顔ぶれが変わってきたようで。
それはないんちゃう、ってとこもあるけど、前回から出ている「あづま」というリサイクル着物屋さんはなかなか良質なものが多い。愛媛からの参加とか。
いつかはご縁があるかも。

結局着物関係は縁がなく、先週の天神さんに引き続き文庫の大きさの竹行李をお持帰り。
これで小物整理が美しくできるかな。

あたたかくてお昼は羽織もいらない陽気でした。
あー、このまま春突入かなあ。(だといいけど)

2006.2.26 [日] 梅・うめ・ウメ

ちょっとしか咲いてなかった境内の梅。
白のほうが好きだけど絵的には紅梅が可愛いね。

蝋梅は結構満開。まじかでじっくり。花弁の中心が濃い紫になってるんですね。確かにいい香り。
でも蝋梅は写真が撮れなかった。なんでか、ピントが合わなかったのだあ。残念…

2006.2.25 [土] 好きなものめぐり

北野の天神さんへ。
といっても昔みたいに朝一番で行くで〜、って感じはもうなくて、天神さんへは歩いていけるわら天神あたりの湯豆腐やさん(季節はずれ?)でお昼を食べてからひとめぐり。
お豆腐もおいしかったけど、湯葉もうまかった〜。

着物だったし、なんとなくのんびり眺めてたら、ひとつお出会いがあった。詳しくはまた後日。

境内の梅は早咲き以外はほとんどまだつぼみ。でもつぼみでも種類によって色合いがすでに違うんだ、って新しい発見。
それに毎月25日は境内の燈篭に灯をともしてしているのも初めて知った。9時まで開いてるそうだ。いつも朝来て夕方には帰ってたもんなあ。今度は夕方目当てで来ようかな。

そして晩ご飯は壬生にある上海料理の全家福へ。たまたま見つけたお店だけど、ここの中華はおいしい。料理のおいしさにつられて紹興酒1本あけてしまった。

*** *
本日は境内ウロウロするし、汚れが気にならない紬にしようと思っていたけど出かける前にこちらの写真に影響されて白大島に変更。春ですもんね。

2006.2.17 [金] 久々の

このところなんとなく停滞気味だった着物モード。
でも久しぶりに『七緒』を読んだり、気になる帯を見つけたり、
現場で働く若もんの話を聞いたり、でちょっと上向きに。

いやあ、『七緒』は相変わらずツボを心得た編集でタメになります。編集スタッフの目線が定まっているからだろうな。このままイイ本を作ってほしい。

今回は高松が紹介されていて、黒田商店さんも。いいなあ、レースの鼻緒かあ… また欲しいよお。

会議の後新幹線まで時間があったので、池袋東武でやっている伝統工芸品展へ。あっという間に2時間ぐらいが過ぎてあわてて東京駅へ向かう。
着物関係は呉服フロアを使い、かなりのボリュームで展示されていた。相変わらずマネキンさんは売らんかな、姿勢だけど各地から来ている皆さんの話を聞くのは楽しい。
近江上布の「新之助上布」の絵絣にはかなり惹かれました。
東京で関西から来たもん同士で盛り上がり。今度ぜひ工房に行こっ、と。

*** **
停滞気味の時に買っちゃったスプリングコート。
洋服でもこういう素材感や表情のあるものが好きです。

2006.2.3 [金] 節分

恵方巻き?
関西人40年以上してますが、まわりにはそんな習慣する人はいません。
海苔屋さんの仕掛けらしいけど。
海苔巻は海苔巻でおいしく食べたい。

やっぱり昔ながらに豆まき! がよろし。
鬼は外〜、福は内〜!! やなあ。

2006.2.2 [木] はじめての体験

インフルエンザに生まれて初めてかかりました。
普段は熱もあまり出ない体ですが、さすがに参りました。

ようやく3日間の隔離生活が許され明日から出社。
人に頼めることはメールで何とかできる便利な今の時代。
でも、自分で処理しないといけないことはたまってるから
やっぱり明日から大変やなあ…

食欲・アルコール欲は余り出ないけどおいしい甘いものが欲しくなるのはなんでだ?
隔離生活中しっかり食べてたヨーロッパ出張みやげのチョコ。

2006.1.29 [日] NEWテレビ!

15年来使っていたテレビがとうとう壊れてしまい、新しくテレビを購入。
もう、液晶しかないんだろうな、と思っていたらまだブラウン管もある。あんまり映像系は質を追求しないからこれでいいや。だってデジタル放送は入っているケーブルで対応できるし。値段は液晶の半分。
浮いた分でDVDを買おうっと。

で、本日無事配送、セッテング完了。これで充分、満足!
でも、ほんと電気製品って1年サイクルで商品が進化していくんですね。つい2年前にはDVD録再で最低でも10万近くしていたのに。いまや4万で手に入る。その分ハイビジョン対応とか高機能機種がどんどん。
「日本人、そんなに便利を求めて急いでどこへ行く。」ふと思っちゃいました。

*** *
椿を飾ってみました。

会社の近くにできた花屋さん。ほーんとにちっちゃな1畳ぐらいのスペースだけどでセンスが良くてお値段も良心的。
社内の女子間で密かなブーム。花屋もやっぱりセレクトショップ。扱っているオーナーの確かな目がいい店につながるのね。こんな感じの着物やさんが近くにあればいいのに。

2006.1.21 [土] 梅田散策

梅田界隈がさわがしい。
現在大阪駅は大改装中。ひとつずつホームをきれいにして、エスカレーター、エレベーターを設置。構内のショップもところてん式につぶしたり新しくしたり。いやあ、忙しい忙しい。久しぶりに利用する人は迷っちゃうよなあ。

まわりの商業施設もがんがん工事中。2011年には三越がオープン、負け時と梅田の一番主・阪急もいろいろ対抗施設を建てている。西梅田は阪神開発でがんばってるし。これだけ見ると大阪もすっかりバブリー? 

そこで去年の秋にオープンした阪急系ビル「NU茶屋町」へ。「ヌーチャヤマチ」と呼ぶそう。はじめ中吊り見たときは何?、なんて読むんや? と思いましたが…
1階から7階までのファッションゾーンはもうおばさんにちょっと、って感じの店ばかり。もう少しライフスタイル系のおお店とかあるのかと思っていた。上のレストラン街はなかなかよさそう。
風邪のあとだったので今回はやめたけどオイスターバーもなかなか良さそう。今度行ってみよう。

その後近くの「きものサロン凛」を覗いてみる。
ずっと探している丸組の帯締めを探してもらうことに。
ついでだから三分紐を見せてもらう。きりっとしまる紺色がないかなあ、っと思って聞いてみたら「ウチのお客さんには明るい色ばっかり出ますなあ。」うーん、渋系はなにわでは合いまへんか。

2006.1.15 [日] 香道初会

友人に誘われて香道・泉山御流の初会へ。
今年は場所が御影にある弓弦羽神社で行われてるということで、家からほんのすぐ。
2年前に一度初会に誘われて以来2回目の体験。
前回はまったく当たらなかったので(その変わり最後のお年玉くじは当たりましたが)、今回も雰囲気を楽しめれば、とういう超ミーハーでの参加。ちょっと正座がつらいのではありますが、初会ならではの皆様の着物姿があでやかで、目の正月です。

今回の組香は有名な「源氏香」。
すでに5年ほどは通いつづけている友人も「初会で源氏香とはめずらしい」と言う通り、組香の中では上級なのだそう。皆さん待合の部屋で源氏図の書かれたお扇子を眺めながら会に備えておられた。

結果はやはり全然当たらなかったのだけど、約30名ほどの参加者の中でみごと当てたのはたったの3人。その内1人は友人でした。すごい! 上席のグループの方も全然あたってへんのに。
「へへ、戌年生まれやからね。」へ? あー、鼻が利くのね。

ちなみに本日の香の組み合わせは「帚木」。5種類とも違う香り。聞く方はまさか全部違うとはなかなか判断しかねるので「帚木」はなかなか当たらない、と宗匠も言われるほど。ほー、すごいねえ。

本日は改まった気持ちということで、まいづるの袋帯。この季節には欠かせないアームウォーマ—も必要ないほど暖かかった。
境内ではどんど焼きが行われていて、傍では楽しそうに餅つき大会もにぎやかに。こちらも参加したかったなあ…

2006.1.13 [金] 物産展好き

心斎橋大丸の東北地方の観光と物産展へ。
漬物は山形の三奥屋さんのがお気に入りです。
この季節は雪菜がおすすめ。少しぴりっとしてサラダ感覚でいくらでもいけます。アテにもぴったり。
後はさくらんぼのジャム。ほんのり上品な甘味。米沢牛のコロッケも狙っていたけど閉店間際ではもう売りきれ。

工芸品コーナーに移ると可愛い漆の姫重箱が目を引く。
下地に麻布を使っているそうで、つるんとした漆塗りではない独特の味が出て、いいなあ。
でも姿はちっちゃくて可愛いのに、たかーいぞ!
手がでーへん。でも工程は通常の倍ほどかかるんだとか。
しようがないか…大変だもんね。
出店していたのはこちら→うるみ工芸

どうも最近漆が気になってしようがない。
気長に気に入るものを探そう。

2006.1.9 [月] 浪速のお祭り

浪速・高津宮(高津神社)で行われている『とんど祭り』にいってきた。
西宮のえべっさんとどっちに行こうかと、迷ったのだが木村充揮のライブがあるのでやっぱ、こっちかと。

『(たぶん自称)日本一の屋台達』と銘打った名だたるお店の屋台料理も楽しみのひとつ。
ところがライブに合わせたいったら、すでに売りきれがほとんど、しまった。
でも何とか売れ残ってたあったかい汁物系とワインボトル片手に木村のおっちゃんのあったかーい唄を小一時間ほど堪能しました。
ええねえ。境内でタダで、お酒のみながら。
今日は陽射しも暖かく、こんなイベントにはぴったりやね。

帰りには谷六のうどんやで天ぷらとカレーうどんでお腹いっぱい。
あー、幸せです。
高津宮についてはこちらを→http://www.kouzu.or.jp/...

*** *
本日は柿色ぼかし縞の紬+アンティークの椿柄人絹帯に羽織。写真を撮り損ねて寂しいので、お正月に着たものを。去年年末に京都で買った綴れ織りの半幅。ところどころ節みたいなものがあっておもしろい織模様になっている。お店の人曰く「正式に帯として織ったものじゃないかもしれませんね。」と言われる通り、端が全然始末されず結構長いまま。羽織だし適当にごまかして結んでみたけど、ホントはどうするのかなあ。

2006.1.8 [日] 着物のこと

ちなみにお正月は、ちとそれらしく明るい目の小紋を2日続けて。3日は半幅、4日は袋帯の組み合わせ。
例のピンクにグレイの丸紋の袋帯、ようやく柄だしができたのですが、どうも柄のつけ方に無理があるよう。
お太鼓の折り返し部分をすごーく長くしないとうまく合わない。一番上まで折り返してもまだ余るので、また下へ少し折り返してようやく。そこまで必死になってやらなくてもいいかと思い、次からはテキトーに行こう、なあんて…

*** *
着物ネタをもうひとつ。
昨日偶然寄った大丸の心斎橋店。
創業280年ということで「大千總展」(たいそうなタイトルやなあ)が行われていたので少し見てみることに。
名前の割には地味な感じで、いくつか江戸時代の打ち掛けなどが展示されているほかはいわゆる千總の商品の売りだし。
たくさんの華やかな振袖も置いてあったけど、これって来年用かなあ、それとも卒業式ねらい?

千總ならではの小紋もあって何点かあててもらいました。
明治大正時代の柄の復刻ものは大柄で派手目。はんなり系の総柄小紋はずーっと続いて出しているということで、凝った技の割にはお買い得の値段がついていた。ちょっとした訪問着にも負けない感じ。

いつかはね、と思いながらいろいろ見せていただきました。
お正月に着た小紋も実はヤフオクで買った中古の千總です。こういう洋花っぽい(椿です)描き方をするとずいぶんイメージが変わりますね。裄・身丈ともに小さいので直さないと着にくいのですが無理やり着ちゃいました。

2006.1.8 [日] 遅ればせながら

新年はじめての日記です。
松の内もあけようかという頃ですが
あけましておめでとうございます。
本年も(は?)良い年でありますように。

元旦はよいお天気でしたが
後は雪が降りそうな寒々しい日々。
近くの神社へそそくさとお参りに行ったのみで、後はお家で寝正月でした。

会社の方は5日からの出社。年末の売上の締めが発表されて
早々の撃が飛び、エライコッチャのムードの2006年がきそうです。

わんこの年のむら田さんとこの干支風呂敷。
地紋のチェックは可愛いけど、犬の姿はちょっとにくたらし系かな。

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