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2005.6.22 [水] 団扇と舞踊小道具

夜のうちに雨が降り、昼間も曇りがちの天気だったので
久しぶりに過ごしやすい一日だった。

本日の京都学のテーマは団扇と舞踊小道具。
講師は小丸屋住井の9代目女将、住井啓子さん。
新深草団扇の復元の経緯や舞扇子の製作について
詳しくお話してくださいました。

舞踊小道具や舞扇子については、
各流派のお師匠さんから絶大なる信頼を得ていらっしゃるようで、
すべてお任せで製作されているとのこと。
衣装や舞台との相性、その他もろもろの条件を踏まえて、
どのような物がいいかアドバイスすることも
重要なお仕事のようです。

最後に舞踊小道具の説明役として従業員の男性が登場。
普段は団扇や小道具の製作をしつつ、
お客様の舞踊会があれば、黒子として“狂言”や“ツケうち”もされるとのこと。

“狂言”や“ツケうち”については解釈に自信がありませんが、
小道具の仕掛けはもちろん、効果音(拍子木でカンカン、カチカチ)をつけたり、
さらには全体の進行役でもあるようです。

小丸屋住井
http://www.komaruya.jp/...

ホームページで新深草団扇を見ていると、
描かれている地名も風景も行事も今とほとんど変わらないのに驚きます。
やっぱりこういうところが京都はすごいなぁ。

思わず欲しくなってしまうけれど、
自身のためにあおぐ扇子と違い、
団扇は相手に風を送るためのものだと聞くと、ちょっとためらわれる(笑)

いただいた資料には、
「女性が持つと、どことなく艶っぽいのは、そのためかも知れません。団扇は原則として女性の持ち物です」
とまで書いてありました。
自分が涼しくなるためじゃダメですかね(笑)

2005.6.21 [火] 常磐津

日本芸能史のテーマは「常磐津」。
そもそも三味線音楽について全く知識がなかったので、
ほんのかけら程度しか理解できず。

義太夫、常磐津、清元、新内は名前くらいは聞いたことがあったものの、
そこに長唄やら浄瑠璃やらが出てくると、
それぞれの関係がわからず謎は深まるばかり。

後でわかったことですが、浄瑠璃というのは三味線音楽における語り物の相称で、
義太夫、常磐津、清元、新内はこの中に属するものなんですね。
それぞれ使う三味線にも違いがあり、音域も違う。
ホント、知らないことが多すぎる…。

今日は夏至。100万人のキャンドルナイト。
http://www.candle-night.org/
5回目にして初めて参加できると思ったら、家にはキャンドルがなかった…
というわけで気持ちだけ参加。

2005.6.20 [月] 竹伐り会式

鞍馬寺で「竹伐り会式」を見てきました。

「竹伐り会式」は千年の歴史を持つ古儀。
平安時代、鞍馬寺で修行中の峯延上人が大蛇に襲われ、
真言の秘法で退治したという故事にちなんでいます。

太さ約10cmの青竹を大蛇に見立て、
黒の僧衣と五条袈裟を弁慶被りにした僧兵役の地元の男性が、
近江座と丹波座の二組に分かれ、青竹を伐る速さを競い、
両座の1年間の豊凶を占います。今年は丹波座が勝利。

しかし、昨日の京都は市内で34.2度を記録する暑さ。
鞍馬なら少しは涼しいかと思いきや、とんでもない!!
全身から滝のように汗が流れ、脱水症状になりそう。
最初の「竹ならし(竹の長さを揃えるだけ)」が終わったところで
「暑いし、もうええわ」と帰る人も多い。
その後舞楽の奉納があり、ようやく「竹伐りの儀」。

私も舞楽の間は日陰に逃げて休憩。
いや〜 ホント暑かった。

ちなみに竹を伐る僧兵役の男性(8人)ですが、
鞍馬では古くから七仲間(大惣・僧達・宿直・名衆・脇・大工衆・大使)というのがあり、家柄・格式を今に伝えているそうです。
祭儀には前の三仲間が出仕、竹を伐るのは鞍馬寺と最もゆかりの深い大惣法師仲間。
この七仲間、たしか鞍馬の火祭りでもそれぞれ役割分担があったたはず。

鞍馬寺へのアクセスは叡電出町柳駅から30分の鞍馬で下車。
駅からすぐの仁王門から金堂まで徒歩30分(私は20分ほどで行けました)。
ケーブルカーを使う手もあります。

2005.6.19 [日] 水無月

夏越の祓まで待ち切れず、
出町ふたばの「水無月」を食べてみました。
シンプルでありながら、とてもおいしいお菓子でした。
氷に見立てた外郎(ういろう)が見た目にも涼やか。
しばらくハマリそうです。

2005.6.18 [土] 祇園祭の謎をとく

京都アスニーというところで、セミナー「祇園祭の謎をとく」を聞いてきました。
ちょうど先日「夏越の祓」の由来を知った後だったので、
話が理解しやすく、楽しめました。

昔の人にとってこれからの半年間は、
風水害・干害・伝染病などに見舞われる厄介な季節だったのですね。

それにしても粽にも付いているという
「蘇民将来之子孫也(そみんしょうらいのしそんなり)」の護符の由来を聞いてびっくり。
実は何の関係もない蘇民将来さんの子孫のふりをすることで
厄を逃れようというのが、なんだかおかしかったです。

お稚児さんの意味もちょっとだけわかるようになりました。
下記サイトにはお稚児さんの具体的なお仕事がのっています。

祇園祭のお稚児さん
http://kyoto.jr-central.co.jp/...

京都アスニー 講座情報
http://web.kyoto-inet.or.jp/...

蘇民将来之子孫也の由来
http://www.gion.or.jp/...

あー 初めて見る祇園祭、とても楽しみです。

2005.6.15 [水] 風呂敷

本日の京都学、テーマは「風呂敷」。
講師は山田繊維株式会社の社長、山田芳生さん。

風呂敷の歴史、柄、利用方法について
スライドあり、ビデオあり、実演ありの楽しくわかりやすい講義。
なかでも柄の話は興味深いものがありました。
柄の所以を知らないと、同じ鶴を使っても本来の意味と違ってしまう危険性があるなど、
デザインに関わる者として「知らないことの恐さ」を改めて感じました。

また利用方法の中で教えていただいた「スイカ包み」がとても可愛く、
これをやるためだけにスイカを買いたくなりました(笑)

家に戻ってホームページを見てみたたところ、 情報満載で素晴らしい!!
山田繊維株式会社
http://www.ymds.co.jp/...

今年2月には東京の神宮前にショールーム「むす美」をオープンされたそうで、
プレゼントのラッピングを頼みにいらっしゃるお客様が多いとか。

また造形芸大の産学連携組織「京都文藝復興倶楽部」にも参加され、
若い感覚を取り入れた新たな試みもされているようです。

2005.6.14 [火] 紫陽花と落語

午前中、宇治市にある三室戸寺に紫陽花を見に行く。

京阪で30分ほど南下。慣れない電車は駅名が楽しい。
鳥羽街道、伏見稲荷、深草、藤森、墨染、丹波橋、
伏見桃山、勧月橋、六地蔵 etc…
その場所の歴史を想像してしまいます。

紫陽花はものすごい数!! 週末の夜はライトアップもするとか。
でもやはり紫陽花には雨の方が似合います。
今日のような暑い日は水をかけてあげたくなりました。

このお寺にはハスもたくさんあって、
7月には「ハス酒を飲む会」というのがあるそうです。
今はまだ蕾の状態でしたが、あれが全部咲いたら
さぞかし素敵なことでしょう。

午後は京都造形芸術大学の公開講座「日本芸能史」の講義へ。
テーマは最近ハマッている落語。
講師は笑福亭松喬さんでしたが、さすが噺家さん!!

落語の歴史や師弟関係についての話も決して説明的じゃなく、
それ自体が落語であるかのように面白いのです。
笑いながら学べる。なんていい講義なんでしょう。大満足。

2005.6.13 [月] 花菖蒲と蛍

夕方、以前から気になっていた野村別邸まで行ってみる。
南禅寺のすぐ近くにもかかわらず、この一角は初めて。
人通りも少なく、落ち着いた雰囲気。
ちょうど花菖蒲が美しく咲いていたので柵の外からパチリ。

夜は蛍を見に哲学の道へ。
わずか5匹くらいだったけれど、フワリフワリと舞う姿が見られ、
夏の訪れを感じる。

2005.6.6 [月] 床みどり

岩倉実相院に行ってきました。
http://www.jissoin.com/

最高気温31度の真夏日にもかかわらず、
縁側に出ると心地よい風にカエデがサワサワと音をたてます。

“床みどり”は素晴らしかったです。
撮影は禁止されているので、写真は実相院の奥様のブログから。


たかれていたお香はほんのり甘く、やさしい気持ちになりました。
販売もしているようです。

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