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2004.10.31 [日] 今日から冬時間&ハロウィーン

今日から冬時間になりました。前回夏時間に変わったときは、それを知らず、ドイツ人の友人との待ち合わせに1時間遅れてしまいました。でも、家に帰ってメールを見てみたら、「今日は行けない」とメールがありました。どうして約束したときに夏時間に変わるよって教えてくれないんだろうと思ったんですけど、彼らにとっては当たり前だからかなあ。以前、イギリスを旅行したときも、安宿に宿泊中に夏時間に切り替わり、朝食の時間をあやうく逃すところでした。ほかの宿泊客のなかにも、知らずに朝食をとる食堂に来て、断られ、「どうして?!」と抗議していました。どうして宿の人も教えてくれないのかしらとこのときも思ったのでした。こんなときは、夏時間の切り替えのない日本から来ると、ちょっと不便に感じます。
夜、突然窓をどんどん叩く人がいました(私は1階に住んでいます)。なんだと思ったら、牙をつけて化粧して変装している人が2人いました。びっくりしてカーテンを閉めちゃいましたが、あれはどう反応すればよかったんでしょうかねえ・・・私ってユーモアのかけらもない人間・・・そういえば、ハロウィーンだったんですね。ドイツでは、もともとハロウィーンはさかんじゃなかったんですけど、アメリカの影響で最近は行われるようになったそうです(日本と同じですね)。でも、あんまりハロウィーンの装飾をお店で見た記憶がない・・・と思ったら、肉屋さんのショーウィンドウでかぼちゃの飾りを発見!(でも11月になってから発見しました・・・後で日記訂正してます)ドイツでは日本よりも(少なくともお店の装飾とかそういう関係では)あんまりポピュラーじゃなさそうです。それに私の寮は外国人学生もたくさん住んでいる寮ですからね。ここでの現象をドイツ一般の現象とは言えないです。

2004.10.31 [日] イラク日本人人質事件

今インターネットでニュースを検索したら、バクダッドで見つかった遺体が人質になっていた日本人男性と確認されたそうです。本当に残念です。ご家族にお悔やみ申し上げます。ご本人は、いくら治安が悪いって言ってもまさか自分が誘拐されないだろうという気持ちだったんでしょうけど・・・、アンマンのホテルで彼のバクダッド行きを止めようと説得した人たちはとても複雑な気持ちでしょう。その人たちにはもちろん責任ないですが、自責の念にかられてしまうのではないかしら。彼がもうちょっとお金を十分に持っていっていればタクシーでアンマンに帰れたのに、とか、もしお金がなくても日本大使館へ行けばお金を借りるか何か対処できたかもしれない、とか、つい思ってしまいます。でも、外国へ旅行する前に日本大使館の場所を自分がちゃんと調べてるというかというと・・・してないですね。ガイドブックをいつも持っていくので、そこに載っていると思いますけど。それにしても、こんなに残忍な人殺しをすることが許容される宗教なんてないと思うんですけど・・・

それとはまったく関係ないのですが、ちどりさんの日記で鈴木公雄先生の訃報を知りました。まだ66歳だったのですね。ご冥福お祈りいたします。私も「考古学入門」お世話になりました。

2004.10.30 [土] 大学寮

ドイツでは、秋が深まってきました(日本でもそうだと思いますけど)。私の住んでいる大学の寮は、丘の中腹にあって、木がたくさん植えられているのですが、その木々の葉もほとんどなくなりつつあります。敷地に緑が多いのは、すごくいいのですが、学校帰りに坂をあがるのがとてもつらいです(トシですね・・・)。写真は、私の住んでいる建物(奥)です。隣の建物とは外見上壁はくっついていますが、玄関は別です。こういう小さい2階建の建物が30棟ぐらい(くっついているのを別棟と数えて、ですけど)、4階建の建物(1棟は確か5階建)が4棟あります。小さい建物には10人か11人が住めるようになっています。そのほかに敷地内には、管理施設や事務所、イタリア料理レストラン、居酒屋があります。事務所のある建物には、コインランドリーがあります。コインランドリーには、鍵がないと入れませんので、寮の入居者しか使えないようになっています。利用料金はプログラムによって変わるのですが、1回1ユーロです(熱湯で洗濯するプログラムを選ぶと1.5ユーロ)。50セント硬貨でないと、受け付けてもらえないので、買い物のときのおつりの50セント硬貨はなるべくとっておきます。前に、洗濯代をけちってジーンズとほかのものを一緒に洗ったら、全部青くなってしまいました。それ以来、気をつけるようにしています。寮にはあれだけ人が住んでいるのに、コインランドリーに洗濯機が6台しかありません。しかも、ときどき洗濯機が故障中のときがあり、土日はお昼頃までに洗濯に行かないと、なかなか洗濯ができません。それから、学期中は毎週水曜日に寮の敷地内にあるホールで無料で映画が見れます。今はテスト前なので、見に行っていませんが、11月10日にHidalgoをやる予定なので、見に行くつもりです。

2004.10.29 [金] ドイツ語試験対策コース

今日は本当はドイツ語試験対策コースの初日だったのですが、ゼミの授業(9:15〜10:00)と時間が重なっていたので、ゼミの授業を優先させました。ドイツ語の授業は9時15分から12時45分までなので、「ゼミの授業のため10時過ぎに行きますが、来週からは時間どおりに行けます」と、ドイツ語の先生に昨日の夜メールを出しておきました。ゼミの授業が終わって急いで行ったら、図書館前で同じ授業をとると言っていた日本人留学生HさんとYさんに会いました。もう授業は終わってしまったそうで、宿題もたくさんあるというので、Hさんにコピーさせてと言ったら、なんと彼女ももらえなかったそうです。この授業はテスト対策コースだし、席も18人分しかないので、2月のテストを受けないかもしれない人はお断りなんだそうです。何でも、彼女は少し遅刻してしまったため、席がいっぱいで、しかもテストを受けないかもしれないと言った為、宿題のプリントをもらえなかったんだそうです。大学のドイツ語コースでは、1つの授業につき、2ユーロコピー代を払わないといけないのですが、この授業のコピー代は5ユーロで、しかもその場で払わないと宿題のコピーはもらえなかったそうです。ほかの授業では、払うまでプリントをもらえないということはなかったので、びっくりしました。たいてい1回目は様子見で出席してみる学生が多いので、絶対に受講すると決めたら早めにコピー代を払ってねという先生が多いです。このドイツ語試験対策コースの先生は、時間にすごく厳しくて、夏学期にこの先生の授業に出ていた人の話では、1分でも遅刻したら罰金1ユーロ徴収だったそうです。そしてそのお金でドイツ語コースの打ち上げパーティのケーキを買ったんだそうです。
とにかく、その先生はすごく厳しい上に、受講登録した以外にも何人か学生が来て定員いっぱいだというので、これはすぐに先生のところへ行って、宿題もらって、なんとか受講させてくれと言わなくちゃ、ということになりました。Hさんと私は(Yさんも)事務所で事前に受講登録していたのですが、Hさんは上述の理由で受講可能確定組に入らなかったので、Hさんも一緒に先生のところへ行くことになりました。結局2人とも宿題はもらって、受講者の名前と連絡先のリストに一応書かせてもらえました。でも、初回時間通りに来て、絶対にテストを受けると言った人を優先させるので、人数によっては切るかもしれないと言われました。こんなに厳しい人だと知っていたら、メールじゃなくて事前に直接相談に行けばよかったと思いました。ほかのドイツ語授業は結構ゆるいので、甘く見てました。
ところで・・・、火曜日に受けたゼミの試験、あまりにもひどかったので、再試験受けたい?と言われました。結局来週の火曜日にまた受けることになりましたが、水曜日にもゼミで別の授業の試験があり、木曜日にドイツ語テスト・・・ドイツ語テストはもうめちゃめちゃだろうな・・・再テストはどうしてもまともにできないとやばいですから、ドイツ語テストの勉強をする暇がない。今頃あわててやってるから、罰があたったと言われれば、そのとおりなんですが・・・

2004.10.28 [木] 寮の話し合い

今日もVHSの授業さぼって、ゼミとドイツ語の授業に出ました。ドイツ語の授業は、中級と上級の両方に出ましたが、はやり上級クラスでは、先生の話すスピードも速いし、先生や学生の使う語彙が多いと感じました。ついていけるかしら・・・でも頑張って続けたいです、先生に中級レベルの人はやめてくださいと言われない限り。今のところ、考え中のようで、断られはしなかったですけど。
8時少し前に授業が終わったので、8時からの寮の話し合いに遅刻してしまいました。誰も共益費(1ヶ月1.5ユーロ)を払わないと、寮長(と訳していいのかわかんないですけど、共益費を皆から集めて共同で使うものを買ったり、などなどする人です)が怒っていました。でも、毎月何日とか決めて言ってくれないと、皆忘れます。それか貼り紙するとか・・・誰もお金を払わないので、結局食器用洗剤とかスポンジは皆個人持ちです。ちょっと不便です。同じ敷地内にある別の棟では、スポンジも食器用洗剤も共同で使えるようになっているそうなんですけど・・・でも、寮長も大変でしょうね、いろいろな人が住んでいるから(まあ、10人しかいませんが)。話し合いの後は、皆でお掃除でした。とは言っても換気扇とオーブンのお掃除と、居間をちょっとかたづけたくらいですが。

2004.10.27 [水] 大人数の演習

今日は、VHSをさぼってゼミの授業を出席しました。その授業は1学期目の学生からとれるので、演習形式の授業なのに30人ぐらい集まってしまいました。毎回学生が発表しますが、それでは半分以下の学生しか発表できません。すかさず挙手をして発表の権利を勝ち取りました。でも・・・、同じ演習でも、5学期目以上の学生対象の授業のほうが人数が少なくて有意義かなあ・・・人数少ないほうが、皆で十分に議論できると思うんです。かと言って、両方取るのは、ドイツ語での発表が増えてしまうので、無理なのですが。
その後、ゼミの別の授業に出ました。その授業の先生は、新任の講師で、私と同じく修士です。でも、私はとても授業なんてできません・・・だって、いまだに習ってるんですものね。私の底の浅さを痛感します。

2004.10.26 [火] 悲惨なテスト

今日は、ゼミの授業のテストがありました。この授業は、夏学期の授業の続きなので、夏学期の授業の成績証明書のために行われました。私はというと、恥ずかしいくらいできませんでした。あわててテスト前にやったぐらいで、記憶力の低下した頭には入らないですね・・・今度からこつこつ練習問題をやって勉強しようと思いました(いつも「今度から」って思うんですが)。
大学の上級ドイツ語作文授業にも今日は出席しました。本当は、テストの結果中級しかとれないんですが、どうしてもレポートの書き方を習いたくて参加しました。中級の作文授業では、レポートの書き方を習えないのです。それ以前の手紙や、物語などの書き方を習います。上級クラスには、私のほかにも4、5人中級の人がいました。それを含め、受講者は30人もいました。先生は気のやさしい人なので、今回は断りませんでしたが、次回もそのぐらいいたら、断られるかもしれません。毎週生徒の書いたものをチェックするのは、20人ぐらいが限界だそうです。とりあえず、次回も行ってみますが・・・

2004.10.25 [月] ちょっと落ち込み・・・

今日は、ドイツ語クラス分けテストの結果のことを事務所に聞きに行きました。単なる間違えで、リストから私の名前がはずれてしまっただけのようでした。ほっとしましたー。その結果、中級のドイツ語授業をとってよいことになりました。
その後、ゼミに行きました。各授業参加者の話し合いで、ゼミのほとんどの時間割が決まるので、最新の時間割はゼミのドアに掲示されています。それを見たところ、週2回のはずの授業が週3回もあるように時間割に書かれていました。最初の予定では、火曜日と金曜日だけだったのに、月曜日もあるように書かれているのです。そんなことは、金曜日に話をしたときには聞いてませんでした。ちょうど先生がゼミに入ってきたので、質問したところ、早口で答えられてちょっとわからず、もう1度確認しようとたどたどしいドイツ語で質問しなおしたら、先生は「急いでるから、この子に説明してやってあげてちょうだい」とそばにいた学生に早口で言いました。その人だって、日本語わかるわけじゃないからドイツ語で私に説明するしかないのに・・・
とにかく、月曜日の授業は、金曜日に来れない人が来る、ということでした。火曜日は全員が来るけど、後は月曜日か金曜日か、どっちか都合のいいほうに来ればいいそうです。ということは、先生は同じ内容の授業を月曜日と金曜日にしなくてはいけないわけです。金曜日じゃなくて月曜日の授業をとれれば、金曜日に大学のドイツ語試験対策コースをとれそうなので、そうしたかったのですが、あいにく今日はそのことを知らなかったためテキストを持っておらず、授業には出れませんでした。今週は金曜日にゼミの授業に出て、来週からドイツ語試験対策コースにしようかと思います。ただ、友だちに聞いたところ、ドイツ語試験対策コースは先週の金曜日までに申し込まなければならなかったそうです。そんなこと、時間割には書いてなかったけど・・・でも、明日事務所に聞きに行ってみるつもりです。

2004.10.23 [土] Nordrhein-Westfalen州

今日は早起きしてNordrhein-Westfalen州の美術館に電車で行きました。私の住んでいる町からはあまり電車の便がよくなく、2回も乗り換えました。特急を使ってもそんなに時間的に変わらないので、普通電車で行きました。本当は11月4日のドイツ語テストが終わってから行くつもりだったのですが、見たい特別展が今月いっぱいなので、見に行くことにしました。その美術館のある町には、特に美しい建物があるわけでもなく、街並みとしてはあまり魅力がありませんでした(だからなのか、私の持っているガイドブックにはこの町は載っていません)。ただ、美術館は子供用の展示を特別にしていたり(大人は多分見れないのかなと思って入りませんでしたが)、結構意欲的な印象でした。特別展も興味深いテーマでおもしろかったですが、ガラスケースの下の段(床すれすれのレベル)や、私の目のレベルぐらいの高さに(私が小さいだけかもしれないですけど)展示物があったりしたのは、見づらかったです。駅前では市場が開かれていて、バナナの叩き売りみたいなおじさんがトラックの荷台に乗ってマイクで宣伝文句をいろいろ言っていました(写真)。帰りはやっぱり2回も乗り換えて、部屋に着いた頃には真っ暗になっていました。

2004.10.22 [金] クラス分けテストの結果が!

今朝は8時に起きて、ドイツ語の宿題をやっていたりしたら、10時から専門の授業があるのをすっかり忘れてました。とは言っても、本当の授業は来週からで、今日のは来週のテストのための復習の時間でした。そのときに、授業の時間の相談をしようと言っていたのに、行くのを忘れてしまいました。この授業の時間と、どうしてもとりたかったドイツ語の発音の授業が重なっていたので、話し合いにでるつもりでした。とりあえず、すぐに行きましたが、すでに皆解散してました。先生に「もう1回時間割について話し合うことは無理ですか」と聞いたら、「皆いろいろ授業とっていて、この時間割にするのが大変だったから無理だと思う」と言われました。でも、どうしても無理ですかとしつこく食い下がったら、「あなたは成績証明書、絶対いるの?」と聞かれました。私は交換留学生、成績証明書が必要なわけありません。そうしたら、「ほかの学生は絶対必要なのよ」と言われました。私だって、今学期しかここで勉強できないんだから、今学期の授業を逃したらもう受講するチャンスはないのに・・・差別されてるみたいで、なんだか、とっても悲しかったです。確かに話し合いに行かなかったのは私が悪いっていうのはわかっています。ドイツの大学の小さなゼミナールでは、事前の話し合いで授業の時間割を決めるので、それに行かなければもうあきらめるしかないのが、当たり前だそうです。確かにそうですね。それは仕方ないと納得できます。でも、私が話し合いに出ていたとしても、先生はきっとそう考えるんだろうな。ドイツ人の友人に聞いたところ、「悲しいのは理解できるけど、授業の時間割を話し合いで決めるときはいつもそうだよ」と言われました。うーん、日本語でも説明するのが難しいのに、ドイツ語ではうまく自分の気持ちを説明できず、わかってもらえませんでした。もう時間割の問題じゃないんですけど・・・こっちの人は、やっぱり日本人に比べて考え方がすごく割り切っているというか、合理的というか・・・だなあとよく思います。
ほかにもショックなことがあって、また落ち込んでしまいました。あの後、火曜日のドイツ語クラス分けテストの結果を見に行きました。そうしたら、私の名前がない!!どこにもない!テストを受けたのに掲示に名前がない人は事務所に聞きにくるように書いてありましたが、すでに1時。12時までしか事務所は開いていませんでした。確かにテストに申し込みしたのに・・・月曜日からもうドイツ語の授業も専門の授業も始まるというのに、ドイツ語の授業がどうなるかわからなくては、時間割も組めません。冬学期はドイツ語授業を優先させようと思っていたけど、とろうと思っていた授業が軒並み専門の授業と重なっているので、もう時間が空いてるときにドイツ語の授業とればいいか、とあきらめぎみです。
VHSは・・・もう書くのもいやになってくるんですけど、今日は決定的なことを先生が言いました。テキストを持ってない学生が、「テキストないから、宿題できなかった」と言ったら、「皆がテキストを買わなきゃいけないわけじゃない。どうして、クラスメイトにコピーさせてもらわないの?簡単じゃない?」と言いました。でも、テキスト買うのが義務じゃなくて、なおかつコピー代が授業料に含まれるのなら、どうして先生がコピーしないの?言われた彼も、あんまり自己主張しないので、先生にそう主張してコピーしてくれとは言いませんでした。私なら言うのに・・・

2004.10.21 [木] 日本学ゼミ

ドイツに来て半年も経って初めて知ったのですが、うちの大学(ドイツで通ってる大学)の日本学ゼミナールはなくなってしまうそうです・・・1年前から新しい学生をとるのをやめているので、3学期目の学生が最後なんだそうです。彼らの勉強が終わったら、日本学ゼミは閉鎖です。日本学ゼミと一緒で、中国学ゼミも新規の学生をもうとってないです。これも大学にお金がないからですが、大学があまり重要じゃないと思う分野から閉鎖されるんでしょうから、日本があまり重要じゃないってことですよね。日本の景気が悪いからなのでしょうか。でも、中国学ゼミも閉鎖ということは、東アジア自体がうちの大学には重要ではないっていうだけかもしれません。とにかく残念です。
最近、ドイツの大学にはお金がなくなってきて、今まで無料ですべての人が大学で勉強できたのですが、規定(9学期)より4学期以上(つまり13学期)以上長く在籍している学生や、2つ以上の専攻を取っている学生(副専攻を除く)は、1学期あたり500ユーロ払わないといけなくなりました(もしかしたらうちの州だけなのかもしれないですけど)。規定の学期の長さはうちのゼミの人に聞いたので、ほかのゼミでは違うかもしれません(多分医学部は違うはず)。同じ州内の別の大学に通う社会学専攻の人の話だと、やはり同じでしたので、文系は同じなのではと思います。日本の常識からすると、ずいぶん安いですが、今まで完全無料だったのですから、大きな転換です。今は、その規定にあてはまらなければ、外国人学生の授業料も無料ですが、いずれは有料になるのではと結構前からうわさを聞きます。
恒例の今日のVHSは・・・結論から言うと、やっぱり先生はコピーを配りませんでした。授業の大部分はテキストを使わずに口頭と板書のみでした。そうきたか・・・そこまでしてコピーしたくないのか??聞き取りの練習では、テキストを使ったのですが、先生は「コピーしたほうがいいんだけど」とかって言ってそれっきり。それはないですよ!!多分、先生は結構気が変わって「やっぱりそれはやめて、あれをやろう」ってことがあるので、コピー準備をしたくないのかも。それなら「テキスト買え」って言って欲しかったし、どこで買えるのかもちゃんと教えて欲しかった。とにかく、ここは田舎なので、本屋の在庫がそんなに充実してないんです。たった4週間弱の授業なんだから、どうせ買うなら、なるべく注文しないですぐに手に入れたいですよ。まったく。

2004.10.20 [水] ゼミのオリエンテーション

今日は、ゼミのオリエンテーションがありました。私の所属するような小さなゼミナールでは、大勢が受ける講義などは既に時間割があらかじめ決まっていますが、そのほかの大部分の授業の時間割はオリエンテーションで決まります。大きなゼミナールでは、日本と同じように時間割は事前に決定されています。オリエンテーションで先生が「水曜日の10時から12時まで」などど学生に提案すると、都合の悪い学生は「だめ」と言います。ここで決まった時間割も、いざ授業が始まると、先生や学生の都合で相談のうえ変えられることが結構あります。日本の大学では、授業の時間割をそんなに自由に変えられることはないので、最初はびっくりしました。でも、これは小さいゼミだからできるだけで、大きいゼミはそんなことしてないかもしれないですね。
今日のオリエンテーションは、夏学期のオリエンテーションよりもずっとたくさんの学生がいました。夏学期は30人ぐらいしかいなかったような気がします。それに新入学生は4人だけでした。冬学期は新人学生が少なく見積もっても10人はいるようでした(そうは言ってももともと小さいゼミなので、そのぐらいしかいないんです)。今日は6、70人ぐらいしか入らない講義室がほとんど満席でした。
オリエンテーションの後、VHSへ行きました。今日はテキストを持っていない人が1人だけで、彼が「テキストを持ってないから宿題できなかった」と言ったら、「問題ないよ。本番のテストでは、準備できないんだから。」なんて先生が答えていました。そういう問題じゃないと思うんですが・・・私は、隣にいた彼に私の本を見せてあげていましたが、対角線上に座っていたので、お互いに斜めに見る格好になって、集中できませんでした。その旨先生に伝えて、テキストを持ってない人にはコピーをしてほしいと言いましたが、本当にやってくれるのかどうか・・・
ところで、今日は自転車の鍵がなくなってしまったので、これまた寮の人に鍵を借りて、大学とVHSには自転車で行きました。前の鍵は、自転車を蚤の市で買ったときに一緒に買ったので、すごい安物で、すぐにさびついて鍵が開かなくなったりしてました。だから壊れちゃったんだと思います。今度はちゃんと自転車屋さんで鍵を買いました。と言っても、一番安いのですが、それでも前の鍵よりしっかりしています。
それにしても、今年の日本の台風はすごい多いですね。しかも季節外れ。今夜のドイツのテレビニュースでも日本の台風23号のことを報道していました。波の荒れ狂う海や、飛ばされそうになっている歩行者、土砂崩れの災害にあった人たちへのインタビューなどが放送されました。本当にこれで最後の台風になればいいですね。

2004.10.19 [火] 新学期

今週から、街で何か叫んでいる若者の一団をよく見かけるようになりました。夏学期の初めには、そういう光景を見なかったので、やはりドイツの新入学の時期は冬学期なんだと実感。
今日は、なんだかさんざんな日でした。自転車で大学へ行こうとしたら、自転車の鍵が開かない。なんとかしようともがきましたが、結局だめで、大学へは歩いて行きました。結局夜に部屋に帰ってから寮の人にペンチとやすりを借りて鍵を壊しました。明日新しい鍵を買おうと思います。
VHSでは、昨日からテキストのコピーを先生が配ってくれなくなりました。募集要項にはコピー代込みって書いてあったし、先生はテキストを買えとは言わなかったから、私は持ってませんでした。昨日、先生のテキストがとうとうばらばらになって壊れてしまったので、もうコピーしたくないんだそうです。なんじゃそりゃ。11人中、7人が持っているからか、持ってない人には配慮なしで、宿題もそのテキストの中から出るのに、コピーをくれない。もう、なんだかそれだけですごく気分が悪くなってしまいました。友だちからVHSの前の本屋でVHSで使うテキストが売っていると聞いたので、休み時間に結局テキスト買いました。
それにしても・・・この日記、着物とほとんど関係ない話ばかりですね。ご容赦ください。

2004.10.18 [月] 留学生活の悩み

今日のVHSの授業の参加者は少なかったです。7人だけ。4人も欠席です。今週から大学の授業が始まったからではないかと思う。私のゼミの授業とドイツ語の語学授業は来週からですが、学部によってはもう今週から始まっているようです。明日はドイツ語のクラス分けテストがあります(実は今日の夕方まで忘れていた!)。
VHSの帰り、買い物をしようと思って店に入ろうとしたら、この間一緒に映画を見たHさんから電話が来ました。ずいぶんいろいろ悩んでいるようで、結局30分ぐらい話をして電話を切りました。部屋に着いてからまた電話が来て、私の部屋で会うことになりました。ドイツ語の勉強や、自分の専門の勉強、将来のこと、などなどいろいろないまぜになって悩んでいるようで、私は聞いてあげるだけしかできませんでした。思うに、彼女は本当に繊細でまじめなのでしょう。そういえば、この前一緒に映画見た後で飲んだときも、結構悩んでいたような話ぶりでした。私なんかは、留学期間は日本での現実の生活から切り離された、夢の時間かな、なんてのんきなことを思っています。本当は、そうじゃないし、日本にいたときよりももっと勉強しなきゃついていけないんだけど・・・そう言っていて、うまくいかなくて落ち込むこともいっぱいありますし。

2004.10.15 [金] 唯一のKW

VHS第3日め。今日からもう1人参加して全員で11人になりました。授業は・・・こんなもんかなと言う感じ。ちょっと説明が多くて、練習する時間が少ないのが少し不満。
ところで、初めてKW「須坂クラシック美術館」を登録しました。こんなんでいいのかな・・・どきどき。ドイツにいては、ほかにKWを登録できる見込みが当分ないので、唯一のKWになりそうです。でも、帰省したときには、なにかまたKWにできそうなお勧めのものを見つけられたらいいな。
須坂クラシック美術館には、お茶を飲める部屋が2階にあって、着物のデザインイラストが書けるように紙と色鉛筆が用意されていました。残念ながら、時間がなくて描けませんでしたが、描かれたイラストは掲示してありました。須坂市には、江戸時代から昭和にかけての豪商の暮らしぶりのわかる田中本家博物館もあるので、あわせて見に行くと楽しいです。

2004.10.13 [水] Volkshochschule

今日からVHS(Volkshochschule: フォルクスホッホシューレ)でTest DaF準備コースが始まりました。Volkshochschuleとは、日本で言えばカルチャーセンターみたいな教養講座を開いているところです。辞書では「市民大学」の訳になっていました。VHSの講座に行ってみたら、日本人留学生のAさんも来ていて、びっくり。全部で10人で、ほかは中国、アメリカ、ロシアなどから来ています。授業は、第1日目だけではなんとも言えないけど、ちょっと不満でした。こちらは教えることのプロじゃないから、的外れな不満なのかもしれませんが・・・

2004.10.11 [月] 映画

日本人留学生Hさんに映画に誘われて行ってきました。日本で言えば、シネマコンプレックスみたいなところなんですが、ほとんど満席で驚きました。平日なのに・・・
映画は、トム・ハンクスの「ターミナル」(邦題はわからないですけど、同じですかね)でした。ドイツ語吹き替えで、正直言って、ほとんど聞き取れず・・・(T_T)でも、コメディーなので、せりふがわからなくてもほかのお客さんと一緒に笑えるところがあってよかったです。せりふで笑いをとる場面は、なqでほかの人が笑ってるのかわからなくて悲しかったですが・・・
帰りは、ちょっとHさんと飲んで、自転車で帰りましたが、本当に寒かった・・・息が白くなります。私のいないほんの2週間ちょっとの間にすごく秋が深まった気がします。それともより暖かい日本に慣れただけなのかしら・・・?!

2004.10.10 [日] 日本出発の日

今日はドイツに戻る日。私の乗る飛行機は、10分遅れただけですが、前日の18時発のシカゴ行きとか、まだ出発していない飛行機がありました。そのせいか、出国手続きに結構時間がかかって、周りに「もうすぐ飛行機がでちゃう」とやきもきしている人たちが結構いました。
フランクフルトから電車に乗って、住んでいるところに着いたのは、夜11時ごろ。欲張って機内持込荷物にめいいっぱいいろいろ詰め込んだので、疲れてしまいました。でも、そんなにしても忘れ物をしてしまったことを発見。とは言っても、あの大きな本をもう1冊持ってくるのは不可能だったかなとあきらめようと自分を説得しています。

2004.10.9 [土] 台風

明日ドイツへまた戻るので、いろいろ買い物をしようと思ったら、台風が来てしまいました。昨日もっとちゃんと買い物をして準備をしておけばよかったと、いつものことながら(苦笑)思いました。仕方なく買い物には行きましたが、傘の骨が折れてずぶぬれになってしまいました。
帰りの飛行機、今日にしておかなくて、本当によかった・・・

2004.10.7 [木] 祝!真楽初日記

真楽メンバーになって初の日記です。
多分、こまめには書けないだろうなとは思いますが、なるべく書こうと思います(家計簿とか、日記とかいつも3日坊主で終わるクチです)。

ウェイティングリストに登録してから半年、やっと念願の真楽メンバーになれました。でも、悲しいかな、着物には縁が遠い生活になってしまいました。せめて一時帰国したときぐらいは、着物着たいです。今回の一時帰国では、友人のおかげで着物を2回も着る機会ができました。久々に着たせいで、駅前で帯がほどけて知らない方に直していただいたという恥ずかしいオマケ付きでしたが・・・

今日は母校へ行って一日中うろうろしていろいろな方と久々に再会しました。夜は居酒屋でこれまた久々の飲み。いろいろ話ができて楽しかったです。もうすぐまたドイツへ行きますが、日本を満喫できました。

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