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2006.12.2 [土] 

今日はフーさんの「京都きもの生活」出版のお祝い会。
お天気もよく、聖護院河道屋養老さんに向かいます。

会場にはすでに何人かの方たちが到着されていました。
お願いしたのが離れの個室だったので、廊下を歩きながら向かうとガラス越しに見える着物姿がなんとも言えず美しく、気分も尚浮き立って。

会はフーさんを囲み、わいわいしながらもまったり。
よい会となりました。

食事の後は真如堂さんへお散歩。
道中はそうでもなかったのですが、真如堂さんにつくと急に人が増えます。
階段を上り、お抹茶をいただいてまたのんびり。
お菓子にも紅葉、足下にも紅葉、見上げるともちろん紅葉。
紅く彩られた景色は、短い秋の名残り。
心に焼きつけてお開き。

本は本当にいい本だなと思えるもの。
たくさんの人たちの手に届くといいなと思います。
http://www.kanshin.jp/...

2006.12.1 [金] 

「京都きもの生活」、とうとう書店でも発見!
山積みで置かれてました。
うーん、感動。

2006.10.22 [日] 

丹波へ立杭の陶器まつりへ。
思いがけず大きな市。人の多さに驚く。

その丹波にある兵庫陶芸美術館で行われていた「丹波の機音」展に寄る。
とてもとても小さな部屋での展示だったけれど、機織り実演なども行われていた。
丹波木綿の会の方たちによる展示だった。

すぐ抱いた印象は、私の抱いている丹波布とどれも趣が違う。
気になっていた疑問もあってお話を伺った。
私の疑問は丹波布とは緯に絹が入っているもの?という事。
展示されている作品はすべて100%木綿と聞いたのでなおさら知りたくなった。
で、聞くとすんなり解決。
この丹波木綿と丹波布とは別のものだった。
丹波木綿は木綿だけで織られたもの。
丹波布とは氷上地方だけで織られているやはり緯に絹が入っているものをいうそうだ。
丹波木綿は少し前までは機械織で化学染料で染められた糸が使われていて、もんぺなどはその布が使われていたという。
その説明をしてくださった方がそのもんぺをはいていらした。
でも今、保存会では手織り、糸もできるだけ自然の色を使おうとしていらして、実際展示されている作品はどれも草木染めのものだった。
「昔の昔にもどっているのよ。大変だけれどね。」
「草木染めの媒染が木綿だと丈夫なので石灰の上澄みでも大丈夫なのよ〜」と話していらしたのも印象的だった。
生地は木綿の野暮ったさは流行らないので絹のイメージに近付けようと糸を細くする努力しているとも聞く。
確かに作品の中の着尺のものは、木綿には見えないほど繊細なものが多かった。
私は木綿のほっこりしたものも大好きなので、両方残るといいなぁと思いながらその場所を後にする。

この展示は22日で終わってしまうけれど、見学は活動している場所があるのでそちらでも見学、機織り体験をさせていただけるとのこと。

この日、着物に興味あるのは私だけだったこともあり、足を延ばして丹波布伝承館の方にはいけなかった。
また近いうちに機会を作ってこの丹波木綿と丹波布を合わせて見学をしに再訪したいと思う。

2006.10.12 [木] 

思い立ってみんぱくへ。
目的は「更紗今昔物語」展。

あれだけの更紗を一度に国別に見られるとは思っていなかったので嬉しい誤算だった。

2フロアで構成された展示室は流れがよく、とても見やすい。
会場入ってすぐに手描きのジャワ更紗がずらり。
影響を受けた国ごとに展示されていて、その個性がとてもよくわかる。
例えば日本の影響を受けたものは見返り美人風。植物も紅葉だったり。

その流れでジャワ更紗のデザインをコピーされたプリント更紗。
これも楽しい。
そして開けた中央に行くと国ごとにある程度スペースが分かれていて、ものすごい量の更紗が掛けられている。
とにかくすごい量。

2階は更紗でも国ごとに制作方法や道具が違うので、その説明パネルと道具の実物の展示など。
制作過程・風景のビデオ放映もあってとても興味深い。

ミュージアムショップでは数こそ少ないけれど、更紗いろいろ、帯も売っていた。
なかなかおなかいっぱいになる。

12/5まで。

2006.10.8 [日] 

大好きなロジャー・フェデラー。
AIGジャパンオープンで優勝の後、観客に深々とお辞儀をしたとのニュースを知る。
http://www.excite.co.jp/...

とてもいい写真。
試合を見ていないのにぐっとくる。

2006.9.23 [土] 

藍染めの木綿、二度目の洗濯。
今回はすすぎの時に少し酢を入れる。
半乾き時のアイロン、また手が青く染まるかと覚悟していたのだけれど、以外にもほんの少ししかつかなかった。
「酢」のパワーあなどれない。
着用時はどの程度かある意味楽しみだ。

2006.9.12 [火] 

藍染めの木綿をおろす。
が、一時間ちょっとの稽古場に着く頃には手の甲と指、足袋が青くなっていた。
ちょっと凹む。

とりあえず、今回はそのまま洗ってみた。
が、濯いでも濯いでも藍の色が抜けない。
しかもものすごく盥の中の水が濃い。
洗っているのに手を藍で染めてしまった。
今度洗う時には少し酢をいれてみよう・・。

それにしても家に帰るとまだまだ汗でびっしょり。
この秋は、正絹の単衣は着ないままになりそうな予感。

2006.9.9 [土] 

朝、NHKで「課外授業 ようこそ先輩」を見る。

今日の先輩は染織家の伊豆蔵明彦さん。
子供たちに草木染めを教えるのだけれど、最後は自分で考えて材料を探し(野菜・果物班、草花班、樹木班に分かれて)、染料の分量も自分達で決めて絹糸を染めるというもの。
赤キャベツはブルーグレーの綺麗な色を出していた。
紅葉は若草色。
(それぞれの媒染が何かまではわからなかったけれど、用意されていたのは鉄と椿灰のようだった)

うーん、楽しい授業だ!

2006.9.8 [金] 

9月。
やっと少し涼しくなってきた。
が、晴れている日の日中はまだ30度を超す。
この時期がとても悩ましい。
今週のお稽古は判断に困り、思わず洋服を選んでしまった。
さすがに来週は薄物とはいかないので、夏物をしまう。
寂しさを感じる時間。

化繊の着物にアイロンをかける。
着てていても暑いけれど、アイロンかけも暑い!

2006.8.13 [日] 

日本最初の「繊維」の祖神、呉服(くれは)大明神と仁徳天皇を祀っている呉服神社へ。
駅脇の道路の真ん中に突然現れる立派な鳥居をくぐり少し行くと、住宅街にひっそりとある。

門のすぐ手前にこの神社の由緒書があった。
「応神天皇の命で、呉の国より縫女の呉織(くれはとり)・綾織(あやはとり)・兄媛(えひめ)・弟媛(おとひめ)の四人が渡来。
呉織・綾織は姉妹で機織・裁縫・染色の高度な技術を持っており、日本にその技術が伝わった。
呉服大明神の名は後醍醐天皇より賜ったとされ、絹布の類すべてを「呉服(ごふく)」と呼ぶようになった。」などなど。
もっと色々書かれていたのだが、暑さでぼーっとしていて詳しく覚えていない・・。

近くにある伊居太(いけだ)神社には妹の綾織が祀られているが(呉服神社は姉の呉織)、そちらへはやはり暑さにくじけて寄れなかった。
涼しくなったらまた行こう。
今度はちゃんと由緒書も控えてこよう。
五月山の山麓には染めた糸をかけた「絹掛けの松」の跡も残っているようである。

奈良にある糸井神社も綾羽・呉羽(呉織・綾織)が本来の祭神とも言われているので、そちらも気になる。

2006.8.13 [日] 

KOBEとんぼ玉ミュージアムに行ってきた。
オフィスビルのような建物の中の1フロアの大きさで、思っていたよりずっと小さくて驚く。
ミュージアムには羽原コレクションと呼ばれる倉敷の羽原明徳氏の収集した古代ガラス、国内外の現代作家の作品が展示されている。
海外ではランプワークと呼ばれているようだ。
(海外作家はすべてアメリカの方だったのだけれど、なぜだろう?)
古代ガラスは紀元前のものからあり興味深かったが、作家の作品は残念ながら全く気持ちにひっかからなかった。
技術はすばらしいのだと感じるのだけれど、すばらしすぎたのかもしれない。

2006.8.12 [土] 

オボエガキ
KOBEとんぼ玉ミュージアム
開館して一年程の様。
近いうちに行ってこよう。

2006.8.10 [木] 

鉄媒染液を仕込む。
キッチンが酢の匂いで充満してしまったけれど、夏のせいか不思議と辛くはなかった。
鉄自体が少なかったので濃度が薄いだろうけれど、一週間後が楽しみだ。
染めてもいいかと思える足袋はもうないので、生地をどうするかしばらく試案しよう。
それもまた楽し。

2006.7.28 [金] 

思い立って足袋をコーヒーで染めてみた。
温度も水の量もコーヒー豆の殻の量も全て適当。
媒染用の明礬までも適当。

まずは生地にしっかり水を通し、コーヒー豆を煮出した染液につける。
少々濃くてもいいかなという思いがあったので、70度ではなくぐつぐつ煮染める。
以外と早く色が着いてきたので水で洗い媒染液(お湯にとかした明礬)に移す。
5分程つけたまま繰り、最後にしっかり水洗い、洗濯機で脱水。
かなりざっくりないいかげんな作業だけれど、それでも象牙色になかなかうまく染まった。
今度は鉄媒染でグレーよりに染めてみよう。
せっかく二度もWSで体験したのだ。
とにかく簡単にできそうなものから。

足袋は簡単に染められていいのだけれど、底まで染まるのが少し気になっている。
後から染めるのだから仕方ないのだけれど。
糊を作って柿渋で刷毛染めでもいいかもしれない。

2006.7.27 [木] 

フィッシャーマンパンツを購入。
タイの民族衣装である。
タイパンツ、サバイパンツともいう様だ。
サイズのバリエーションは一応あるが、基本的には自分の身体に合わせて着こなす。
探すと扱っている店も多く、手織りコットンのもの、ショート丈、薄手、厚手色々である。

早速履いてみるといい具合。
気軽で楽なのにラインが美しい。
どこか着物にも通じるのだ。

うーん、もう一色欲しくなってきた。
麻のものがいい。
が、まずは今のを履き込んでみよう。

2006.7.25 [火] 

久しぶりに保多織に袖を通す。
暑いかな?とも思ったのだけれど、曇りだった事もあり薄手なのでそうは気にならなかった。
柄が大柄なので新鮮な気持ちになる。

お稽古の日は小千谷は少し抵抗がある。
膝の部分からすり切れそうな気がするのだ。
しぼがそう思わせるのかもしれない。

本格的に夏の日差しになってきたら、そうも言ってられないかな・・。

2006.7.23 [日] 

染色の先生に確認。
藍のものを洗った時の色で黄みがかったものは「灰汁」。

2006.6.26 [月] 

阪神百貨店で行われている全国手技工房展へ。(27日まで)
宮本工芸さんでずっと欲しいと思っていた、市場かごと竹の笊を見つける。
こちらは山ぶどうやアケビの籠が中心なのだけれど、竹の籠なども作られている。
笊は、とても細い竹を使っていると聞く。
その中でも名前を失念したが、より丈夫な竹を使っているという笊が気になった。
竹自体がかなり硬く丈夫な為、編み方も特殊でカーブがかなり緩いのが特徴。
無骨な表情がいいのだ。
ご主人に相談し、結局悩んでそれは選ばなかったけれど、9月と11月にもまたいらっしゃるとのこと、またその時にもう一度見て決めたいと思う。
笊だけれど、天ぷらの盛り付けにもどんどん使ってねとのこと。
その方が竹にもいいのだそうだ。

支払いを済ませようとした所に、目に飛び込んできたものがあった。
針山。
麻の布地にこぎん刺し、アケビの台。
一目で惚れる。
東北のもの同士だからかとても相性がいい。
裁縫が楽しくなりそうだ。

あと久留米絣の山藍さんの絣糸を束ねて織った帯がかなり気になる。
いつかご縁があるだろうか。

宮本工芸  全国特産展 出品スケジュール
・松坂屋 名古屋店 H18.7.19〜7.24
・伊勢丹 相模原店 H18.8.2〜8.7
・東京ドーム    H18.9.16〜9.18
・�兜汢ョ (広島店)H18.9.28〜10.3
・小田急 藤沢店 H18.10.11〜10.17

2006.6.20 [火] 

2003年の6月から着物を着て出かけるようになった。
丸三年。
何だかあっという間。
今思うと、最初は随分がつがつしていた気がする。
どこでも着ていこうとしていたし、いつもと言っていいほど着物の事ばかり考えていた。

今は自分の好みが固まり始め、無理をしなくなった。
この距離が今はとても心地いい。

2006.6.16 [金] 

ギャラリーギャラリーで開かれている知人の個展へ。
彼女は建築の仕事をしていることもあり、直線的なシャープなデザインが得意という。
「今回は友人と一緒に開く個展なので、その方の作風に合わせて柔らかいものが多いのだけれど」との事。
その直線的な作品がとても気になった。
それは指輪だったのだけれど、帯留めにしたいと相談すると快諾してもらえた。
急いでいないので、出来上がりは今度会うであろう秋で。
実はその時期予定されている、清課堂さんでの個展に向けて作品づくりにはいるのでちょうどいいという事だった。
それも是非伺いたい。

2006.6.5 [月] 

明けて今日は草木染め。
教室へ向かう前に三浦清商店さんへ白生地を求めに伺う。
染め用にちりめん(あられ)と絽の帯揚げを選ぶ。
(それとは別に絽の帯揚げの染めもお願いした。 実はお願いするのは初めて。染め上がりが楽しみ。)

教室ではまず計算から始まった。
指示通りに数字をはじき出し、用意された計算用紙に書き込んでいく。
それを元に作業を進めるのだ。
途中分量を間違えるなどしなければ、ある程度そこで色が決まってしまうのであろう。
そこが化学。
うーん、化学・・・と頭をかかえながらも(言われたとおりにやるだけなのに)、とにかく手を動かし始めた。
動き始めるとがぜん楽しくなってくる。
染める時にからまない様にと生地を輪に縫い合わせたり、熱さに耐えるためにゴム手袋の下に軍手を重ねたり、そのゴム手袋は媒染によって変えないと生地に手袋の後が残ったりするのでマジックで媒染別に名前を書いている、などなど知恵をわけていただきながら、もくもくと生地を動かす。
動かす。
・・・辛いぞ。
75度まで温度をじわりとあげていくのだけれど、「熱い」のだ。
もちろん火のそばでの作業なので体も暑さを感じてはいるのだけれど、何せ手が「熱い」。
で、ここでやっと気付く。
実はゴム手袋+軍手の話を聞き漏らしていたのだ。
その為、ゴム手袋のみで70度近くのお湯に手を入れ作業を続けていた為、少しだけ低温火傷の様に。
辛いはずである(苦笑)。

そんな苦労を乗り越え、その後は無事作業も進み、いよいよ媒染。
変化っぷりに驚き、嬉しく、楽しい。
ここが一番楽しい瞬間ではないだろうか。

少し予定より濃くなってしまったけれど、とても好きな色にあがった。
乾くニ少し色が薄くなるようで、手に取る日がとても楽しみ。

草木染めも、やはり材料や道具が揃い、的確な指示の上での体験。
感じた大変さはほんの一部分なのだろうけれど、これが大切なのだと思う。

この二日間、本当に濃い時間となった。
ゆっくり自分のペースで、この経験に向き合いたいと思う。

_______________________________
詳しい内容はえりりんさんの日記で紹介されています。

2006.6.4 [日] 

手描友禅染教室へ。
正直に言うと、描くという「作業」に興味があって、友禅自体には好みという面でさほど心惹かれてはいなかった。
けれど、気さくなお人柄からこぼれる笑いを交えてのお話を伺い、作業行程のパネルを見ているうち(よくある作業する姿のものではなく、各行程で行われる技術自体のものなので、それぞれの効果がよくわかる)、徐々に表れていく華やかさに引き込まれて行く。

場所を変え作業がはじまるのだけれど、下準備が完全に整えられた中。
ただただ没頭して描ける。
これが楽しい。そして難しい。
実はこの描く作業は好きでもあるので、最初は結構物足りないかもしれないと思っていた。
ところが、どの絵柄にも難しいポイントが盛り込まれているそうで、当たり前だがそう簡単にはこなせない。
後半になると集中力も切れていくし、慣れ始めて少し油断もする。
そんな時に難しいポイントにぶつかり、染料が「泣く」のだ。
考え抜かれた配色は、間違いをしてしまった事で難しさも知る。
染料は乾くと薄くなる。
例えば緑の濃淡の配色は中程の色(色をおいた直後)と一番濃い色(乾いた色)が似ている。
間違えない様に番号もふられ見本もあるのに、視覚の印象で塗ってしまった私はしっかり間違った。
しかも指摘されて初めて気が付くありさま。
壁にかかったもっと多くの色が使われた複雑な見本を見て、乾いた色を想像しながらの配色作業の難しさを思うと少し気が遠くなった。
絵とは違うのだ。

わずか数時間で多くの事が学べ感じられる体験、すばらしい事だと頭が下がる。
本当に貴重な時間となった。

終了後に纏わせていただいた着物、これがすばらしかった。
こんなすばらしい友禅なら惚れ込んで纏える!
確実に友禅にも気持ちが向いた一日となった。

写^:うまく写真ではつたわらないけれど、伸子も美しい。

_______________________________
詳しい内容はえりりんさんの日記で紹介されています。

2006.6.1 [木] 

昨晩、襦袢の袖を麻生地(薄緑)でちくちく手縫い。
少し短めに仕立て、うそつきの身頃に縫い付ける。
ちょっと不精してあまりキレイとは言えないミミをそのままにしてしまったけれど。

早速、着てでかける。
が、今日は予想最高気温30度。
身頃は晒なので、肌襦袢を省いてそのままで。
うん、薄着!などと気軽に出かけたものの、今さらながら改めてあしべ力を痛感。
一枚増やしてでも、汗が流れを感じないという事はかなり快適だったのだ。
うーん。

もう一つ気が付いた事。
博多帯は角出しに向かない。
滑るので、歩いているうちに手先がすぐずれてきてしまう。
博多の時はお太鼓だな。

いつまでたっても学ぶ事はつきない。

2006.5.30 [火] 

ギャラリー啓さんの麻展へ。
「麻のすばらしさをわかってもらいたいからライトスコープをたくさん用意したの!」と、今日も思い感じる楽しいおしゃべり。
芋麻やその影芋についてのいろいろ。
からむしの端切れをいただく。

その後、 ギャラリー&ショップ テラさんでの「手描きジャワ更紗展」へ。
塚本達彦・幸子夫妻がジャワの職人さんに染めてもらっているもの。
帯に仕立ててあったものもあった。
更紗、やっぱり好きだなぁ。
〜6/4まで。

昨年、苗(ミャオ)族のろうけつ染めを買ったお店に行こうと寺町通りを歩く。
先日も気にしていたはずなのに通りすぎてしまっていたのだ。
ところが建物はそのままに、別のお店になっていた。
だから気が付かなかったのか。
あー、いいものを置いていたのに・・・
時々、こうした寂しさに出会う。
移転ならいいのだけれど。

2006.5.18 [木] 

夕方、友人と風水土のしつらい展へ。
再訪予定なので今日は下見。
一衣舎さん、青土さん、木綿の川村さん、悠々さん、陶器の石原さんを重点的に。
数点気になるものを見つけて只今思案中。

とはいえ、石原さんの陶器はいただいてきた。
醤油さし。
口がとても細く、切れもいい。
この方の水の切れのよさは昨年いただいた急須で実感済み。
水切れが悪くなっても、また送れば直してもらえるのもまた安心なところ。
ただ、醤油さしに醤油を入れるのがちょっと大変ではある・・(苦笑)

2006.5.18 [木] 

思う所があり、数年前に購入したままの男物の麻の襦袢を取り出し眺める。

お天気がもうひとつだけれど、解き、洗う事にした。
縫い糸が弱っていたので、解くのは比較的楽。
無駄のない造りに改めて感動しながら。
ひととき、さっぱり気持ちのいい時間だった。

この襦袢、素材は麻なのだけれど、柄が強いので単の季節にと考えている。
柄は格子と水玉(?)で、柄の入り方がとても面白いもの。
水玉は身頃の裾のみ、格子は身頃の一部と袖の袂部分。

脚捌きが気にはなるのだけれど、生き返らせたいのだ。

2006.5.17 [水] 

続・桐下駄

図書館で偶然みつけた「暮らしの手帖10号(2004)」の志度の桐下駄記事を面白く読む。

全国生産量60%を占める志度の桐下駄。
材料の桐は会津・越後産が使用されている。
会津・越後地方は冬が厳しいため、桐は30cmに育つまでに30年かかるのだそうだ。
中国の桐は5年。
ここに強度の違いがあるとの事。
なるほど。
確かにやたらと早くすり減った駒下駄があった。
履いた場所にもよるだろうし、一概に印象で決めるのはよくないけれど。

駒下駄の台を購入する時は、歯の部分が次いでないものを選んでいる。
が、生産地までは購入時は見分けがつかないので、聞くしかないのだろう。

余談だけれど、鼻緒の取り付け方の呼び方にも関東・関西の違いがあるらしい。
関東は鼻緒を「すげる」、関西は「たてる」。
でも私はずっと「すげる」である。うーん。

2006.5.16 [火] 

お天気が怪しいので、久しぶりに片貝木綿に袖を通す。
片貝は生地は厚めでしっかりしているけれど、少しさらっとした感じと受け止めていた。
けれど、水に通して洗ったことで少しふっくら感がでてきている様だ。
ずっとこちらの方が好み。
こうやって育っていくのか。
なんて。

木綿熱、再び。

2006.5.8 [月] 

昨晩から放送されているNHKスペシャル「プラネットアース」。
内容もさることながら、映像がすばらしい。
昨晩も夢中になって見ていた。
水曜まで連続放送とのこと。
絶対見るのだ。

2006.5.4 [木] 

最近、消耗度の激しさから経済的ではないと下駄を諦め草履に移行しつつあった。
そんな中、何気に知った意外な事実。
桐下駄の全国生産量の内60%が香川・志度。
全く知らなかった。
下駄に対する愛情がまたじんわり湧いて・・。

2006.5.1 [月] 

続いて襦袢も届く。
しなやかであたたかみある風合い。
写真ではうまくその美しさをとらえられないのが残念だけれど。
白襦袢、とてもいい。

2006.4.30 [日] 

礼装キモノセットが届く。
仕立てあがると尚美しい。
はぁ、とため息、そしてにんまり。

合わせて誂えていた草履もぴったりで一安心。
前から持っている鞄だけがやはりどうもしっくりこないのだけれど、今回はぐっと我慢かな。

明日には襦袢も届く。
太陽の光の下でまた明日も眺めるのだ。

2006.4.27 [木] 

籠巾着ができあがり、受け取りに再び小森袋物店さんへ。
生地がかなりシンプルなものを選んだので、とても籠面の模様が生きた。
サイズが大きいのであまり頻繁に使う事はないだろうけれど、生き返った姿がとても嬉しい。
少し縫いで大変な部分があったそうだけれど、お店の方も嬉しそうな笑顔で手渡してくださった。
もう一方の籠の事も気にしてくださっていたので、またいい力のある生地がみつかった時には是非お願いしにうかがいたい。

ところで籠自体の職人さんの事。
前の方は病気で作れなくなったのだそう。残念そうにおしゃっていた。
新しい職人さんの籠を見せていただいた。
前のものはよりすこし色が赤めに明るくなった感じだろうか。
(ちなみに小判形のものはまた違う職人さんだそう)
新しい職人さんと言ってもやはり前の職人さんと同じくらいの世代の方だそう。

2006.4.7 [金] 

白襦袢を見せていただきに伊と幸さんへ。

取り持ってくれたFさんのおかげで、対応してくださった方が私のイメージを考えてあらかじめ抽象柄のものを用意しておいてくださった。
これがどれも好みですばらしく、うなり通し。
地紋がすっきり上品に浮かんでいて抽象柄なのにカジュアルにはよらず力を持っている。
(染め次第で普段にぴったりなのもまた魅力で)

どれもすばらしかったのだけれど、決めたものはほぼ即決。
きっといい襦袢になる。
あー、本当に楽しみ。

2006.4.4 [火] 

小森袋物店さんへ籠巾着をお願いしに伺う。

台は以前に骨董やさんで見つけていたものが二つあり、籠の凝った編み方が好きでそれを是非生き返らせたかった。
(一つは生地の更紗はぼろぼろでごみ同然の様な売られ方だった)
大きさが一寸近くあるのであまり使わないかもしれないとは思ったのだけれど、それは関係ないなと。
小森さんで見てもらうとやはりそれなりに貴重なものだそうで、お願いしたかいがありそうである。
生地はシンプルに無地の紬地。
底で見えないとはいえ、私の中では主役はその底。
なので極々シンプルに。

もう一つの小さい方は結局出直す事になった。
こちらは紐を通す部分が象牙なのだけれど、外してつけ直す時点で壊れる危険があり、たとえ外れたとしても再度留める為の金具自体が作られていないのでどうにもならなかった。
色々相談の結果、紐通しの生地部分自体を一部残し別の生地と縫い合わせる方法なら可能とおしゃっていただき、そうなると用意していた生地では合わないので生地を新たに探す事になったのだ。

今は作り手がもういなんですという言葉を聞くのは悲しい。

※詳しく聞きそびれたのだけれど、こちらで用意してくださっていた籠も、どうやら籠職人さんが変わられて同じものはできない様子。
また伺った時に詳しく聞いてみようと思う。

2006.3.21 [火] 

次は白襦袢を誂える予定。
慶弔大丈夫な柄を調べないと。
紗綾型あたりになるだろうけれど。
近いうちに京都へ行こう。

2006.3.13 [月] 

礼装キモノ、決定。
悩みに悩んで決めたのに、結局最後には別のものに変更した。
自分でもこの悩み方に驚き、そしてその事にぐったり疲れる。
(Fさん、最後まで相談にのってもらってありがとう!)
今はただただ満足感を感じ、出来上がりがとても待ち遠しい。

着るのは五月。晴れ希望。

2006.3.2 [木] 

5月の従姉妹の結婚式に向けて、礼装用の着物を誂える事になった。
礼装用と言う事でスポンサー付き。嬉。
全く興味を持っていなかった世界(染・柔)でもあるし、いいものの判断がつくか少し不安だったのだけれど(洋服でも何でもここ一番の服はどうも苦手)、とあるショーでいいものは分かるものだと実感。
がぜん楽しくなってくる。
ところが、あまりにも仕事が忙しくて色々見て歩く閑がなく、あるお店に探していただく事にした。

そして先週叔母から電話。
叔母がいつもお世話になっている百貨店の呉服売場の赤札市があると言う。
実家から連絡が行ってたようだ。
せっかくなので勉強がてらついて行く。
時間がなくてあまりゆっくりは見られなかったけれど、新鮮。
ぴんとくるものは少なかったけれど、名和野要さんという作家さんのものばかりに当たるので興味がわく。

お願いしているお店の方から3月中に色々見せていただけることになった。
どんなものが見つかるのか今からとても楽しみである。

2006.1.14 [土] 

新春のお歓びを申し上げます。
本年も宜しくお願いいたします。

すっきりとした一年に。

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