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2004.9.27 [月] 

タウンページをひっぱり出す。
やはりもう1軒、仕立て専門に請け負っているお店を探そうと。
呉服屋さんに仕立てやお手入れだけで出入りするのはやはり後ろめたい。
実はいつもお願いしていた信頼できる仕立てやさんが、あまりに人気で仕上げるのに時間がかかるようになってしまった為、こうして開拓中。
で、タウンページを開いてものの5分で目に留まったところにすぐ電話をかけてみた。
感じのいい年輩の方らしい女性で、気持ちよく応対もしていただけた。
どうやら自宅でお一人でお仕事なさっている様子。
聞くと仕立て料は今までで一番良心的。ちょっと驚く。
宅急便でも受け付けているらしいのだけれど、一度うかがわせていただくことにする。
金額ももちろん大切だけれど、やはり信頼できる事が一番なので。
今日、雨がやめばなぁ・・。

2004.9.26 [日] 

最寄りの駅から10分の場所で、良心的なお仕立て+悉皆のお店を見つける。
本当はれっきとした呉服屋さん。
もっと普段に着物を!なお店なので、お仕立て等もお安くしているんだとか。
美しいきもの秋号にオリジナルの紬の着物が一点掲載されている。
着物なんかを購入してもいないのに・・と多少後ろめたさはあるけれど、仕立て、お手入れのみもどうぞ!な気さくさに甘えて。
今や手持ちのもののお手入れのみに力を注ぎつつある私にはとってもありがたい存在。
今日は裄直し一枚と染め替えの相談を。
染め変えの方は糸きり鋏柄の小紋。
とある悉皆やでひどい目にあったいわくつきの。
どうやら正絹とは言い切れなさそうなものだけれど、お店の方も揃って珍品と認めていただき、やはりどうしても諦めきれないので染めて生返らす事に。
2cmくらいの鋏柄がびっしりのものなので、鋏柄を白のままで残すとなるととんでもない金額になりそう。
なので上から1色かける(それでも鋏柄はなくなったりはしないそうなのでかえって私らしくなるかも、と)見積もりをお願いする。
さて。

2004.9.22 [水] 

よく使っている帯締めは道明と平田組紐の冠組。
どちらもすごく延びて気持ちよく締まる。
ただ、平田組紐には難点が。
長い。
道明製と比べてみた。
ぴったり10cm平田製の方が長い。(房は含まず)
やはり道明の方が合っている。房も短いし。

※ちなみに五嶋紐は持っていないのでわからない。

2004.9.20 [月] 

しばらく探していた自分印をやっと見つける。
ちゃんと石。

2004.9.19 [日] 

着付教室のお仲間達と西宮へ。
先日集まった時に色々木綿の着物をお見せしたところ、予想以上に評判がよく、
じゃあ一度見に行ってみましょうかという事で。
目的は片貝木綿。
こうして人の選択を見る事は、それぞれがぞれぞれの個性を手にするので面白い。

+ + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + + +

自己流で割り出していた寸法についてあれこれ伺う。
そして検討の結果の寸法。
これで出来上がりを見てまた検討。

身丈/4尺1寸8分
袖丈/1尺3寸0分
袖付/7寸0分
袖巾/9寸2分
裄/1尺8寸0分
前巾/6寸0分
後巾/7寸8分
衽巾/4寸0分
合褄巾/4寸0分
褄下/2尺0寸9分
くりこし/5分
衿肩あき/2寸5分
身八つ口/3寸5分

2004.9.18 [土] 

折り畳み式の和裁用の台を入手。
随分前に見つけてあったのだけれど、やっと取りに行けた。
実はもう一つあって繋げて使うものだけれど、和裁はできないし、裄直し、半襟つけ程度なのでこれで充分。
もう一つは友人が買っていきました。
この台を広げると殺風景な部屋が明るくなる。
更紗が効いて。

2004.9.17 [金] 

昨日は出張で東京。
打ち合わせが最近は「都内で10:00〜」のパターンが多い為、
日帰りの割には、地下鉄で1本の銀座への寄り道がちょこちょこできてちょっと嬉しい。
この日は1時間くらいしか寄れなかったけれど、お目当てのむさしやさんに。
私にぴったりな足袋!を期待して、わくわくしながらお店に入る。
お店のご主人に相談。
「サイズいくつ?あ〜普通でいけるね。履いてみるかい?」
「あ〜それでいけるね」
「・・・」
何となく分かってはいたけれど、「何種類」もある型のなかから選べるなんて!って期待していた私はがっかり。
全くの標準だなんて・・。何だかその他大勢、な気分。
本当は便利だと思うべきでしょうが、ちょっと特別サイズを期待していた。
商品自体のよさはどこかに、そこにこだわる私。
今度は京都の分堂足袋店でチャレンジしてこようかな。諦めが悪い。
まるで子供。

この後「色」足袋についてお話したのだけれど、色を見て悩んでいたら、生地を送ってもらえば作るよ〜とのことだったので、ちょっと思案中。
意外に厚めの生地。
夏の3枚こはぜについても少しうかがって。
こちらの黒底は踊り用らしく、綺麗な紫色。
その色もしっかり頭に刻んで帰ってきた。

4枚こはぜ、23.5cm、普通巾・・。

2004.9.16 [木] 

友人に誘われて近いうちに行く事にした。

「生人形と松本喜三郎」展
大阪歴史博物館 〜10/4(月)
AM9:30〜PM5:00(FRI-〜20:00)火曜休館

http://www.mus-his.city.osaka.jp/

http://plaza.harmonix.ne.jp/...

2004.9.15 [水] 

八掛について考える。
初めの頃はどんな色がいいのか正直よく分かっていなかった。
今もかなりあやしい。
でも今の手持ちのキモノのほとんどが気に入らなくなっている。
かといってぽんぽん変えられるわけでもないのがつらいけれど。
まぁ、「気に入らない」とわかるようになっただけでも進歩かと。

気に入らない筆頭→

2004.9.14 [火] 11:55 pm

キモノ手帳を作った。
自分の手持ちの着物、帯を書き出してみる。
季節を分けて。
数が少ないのであっという間にできてしまったが、これが私にとってはなかなかよかった。
必要なものが見えてくる。
逆に無意味な買い物もこれで減りそうな気がする。
時間がある日に写真も貼付けようと思っている。
これを持ち歩けばきっと無駄な買い物が・・多分減ると・・。

2004.9.14 [火] 4:09 pm

大阪日本民芸館に「民藝」について電話で尋ねる。
バックナンバー全て取り揃えているとのこと。
近いうちに行ってこよう。
秋期特別展も見たいし。

http://www.mingeikan-osaka.or.jp/
「被衣(かずき)と古丹波」
2004年9月11日(土)〜12月12日(日)
10:00〜17:00(入館は16:30まで)

2004.9.13 [月] 23:54 am

横山秀夫サスペンス、「囚人のジレンマ」を見る。
2時間サスペンスは基本的に、「この辺で犯人が分かって主人公が出てきて解決!」っていう時間の配分が決まっているらしい。
それがなくても出演者の顔ぶれで先が読めてしまうし、内容がちっとも楽しくはない。
でも横山秀夫さんの作品は、異色でとっても面白い。
今回は心理学での「囚人のジレンマ」を使って組み立てられた話。
この人の作品は事件そのものよりも人の心理・感情をつきつめていくので最後にぐっとくる。
「反落ち」もよかったけれど、これもまた!

「囚人のジレンマ」
1950年頃、心理学研究のなかでM.FloodとM.Dresherによって提唱される。
その後A.W.Tuckerが「囚人のジレンマ」というストーリー仕立てで世間に広めたとされる。

囚人のジレンマとは:
ある重大事件で二人組の犯人が捕まった。
それぞれ別室で取り調べを受けている。
犯人それぞれに選択肢を与える。

●二人とも自白しない→それぞれ刑1年
●二人とも自白する→それぞれ刑8年
●Aが自白の場合、自白した方Aが刑3ヶ月、Bが刑10年。
●Bが自白の場合その逆。

これをつきつけられた犯人は葛藤。
この精神的圧迫から両者ともに自白してしまう、というもの。

2004.9.11 [土] 

出張で東京。
時間が空いたので、青山のぎゃらりー朱さんへ。
前にここでざざんざ織に出会ったので、少しおしゃべりの途中で聞いてみました。
やはりはっきりしないのだとのお答え。
しいて言えば、伊兵衛織の方がどちらかというと最近は薄手で、モダンかなぁとおしゃってました。
色々あるだろうけど、同じものだと思ってますよとのお言葉。

それにしてもぎゃらりー朱さんは本当に好き。
置いてあった「清水裂」を写した帯、とっても素敵だったのですが、あなたにはまだ少し歳が足りないわね、と。
実物は国立博物館にあると本で調べてもいただきました。
見てみたい。

「原色染色大辞典」淡交社 欲しい・・。

2004.9.9 [木] 6:41 pm

月曜日に届いた本「ニッポンのサイズ」をちらちら読んでいる。
鯨尺の話は楽しめて。

以下、内容の一部を簡単に。

昭和34年に計量法によって尺貫法が取り引きに使えなくなった。
その流れで鯨尺のものさし自体も製造禁止。
「中止」でなく「禁止」。
でも永六輔氏の運動により昭和52年、メートル法の数値を書いておけば製造してよいとの方向になったそうで。

鯨尺ものさしがなかった20年間、とても困ったのが着物を仕立てていた人達だったんだそう。

自分のサイズもちゃんと尺貫法で覚えておこうと、読んだ後、思い直して・・。

2004.9.5 [日] 11:59pm

2度の地震。
かなりかなり恐かった。
地震は本当にもういや。勘弁して欲しい・・。

2004.9.4 [土] 9:17 pm

教えていただいた書籍類、見つからない。
ことごとく見つからない。
「民藝」は「大阪日本民芸館」の夏休みが終わったら問い合わせてみよう。
そこで扱っていなければ「日本民芸館」に行こう。
でもそのおかげでちょっとした拾いもの。
宮沢賢治が農民芸術の研究をしていて、本となっている。
近くの図書館でも置いてあるようなので明日にでも予約をしてこよう。

2004.9.3 [金] 1:28 am

昨日ざざんざ織、伊兵衛織についてヒントをくださった方の日記を拝見。
なんとざざんざ織、伊兵衛織についてのとても詳しい説明が。
教えていただいた書籍類は簡単には手に入らないようだったので、図書館にいかないとな、などと思っていたけれど、まとめられた経緯のお話はとてもよくわかり、悲しい結果も知る事に。

2004.9.2 [木] 8:50 pm

ざざんざ織、伊兵衛織についてありがたい伝言をいただく。
教えていただいた書籍等を探して、引き続き調べてみたい。

取りあえずは今分かっている事。

ざざんざ織は浜松市の「平松 実氏」により創作された紬の織物で、柳宗悦が提唱した民芸運動がきっかけで昭和4年に完成される。
「ざざんざ」は「颯々」とも書き、松風の音を表現したもの。
当地の有名な松の下で足利将軍義教が「浜松の音はざざんざ……」と読んだことからその松がざざんざの松と名付けられ、その松にあやかってつけられた。
2頭の蚕が共同で作った繭からとる玉糸と普通の引き糸を紡いで紡糸とするため、糸そのものに太さに変化があり、そのムラが特徴。

伊兵衛織は、静岡県浜松市で十五代続いている旧家「高林家」で織られている紬。
高林家の当主が代々継ぐ名、伊兵衛の名に由来している。
先々代は、柳宗悦らと共に民芸運動を推進し、昭和6年、高林邸内に「日本民芸美術館」を創設。
第2次大戦後、先代が手織りの仕事に本格的に携わる事になり、現在に継承されているもの。
2頭の蚕によって作り上げられた玉繭から手紡ぎした玉糸を、一般の紬の4倍程の太さに拠り合わせた糸を使用するのが特徴。
玉糸を紡ぐ時に糸が絡まりあって出来る自然な節と、太めの糸から生まれる絹らしくない素朴さと立体感が魅力。

どちらもきっかけは柳宗悦の民芸運動のようだけれど、ざざんざ織の方が早く生まれている様。
特徴はかなり似ている。
でもこれだけではまだ何とも言えない部分はあるけれど、決して全く違うものとは言い切れ無いようで。

2004.9.1 [水] 9:48 pm

9月。
8月が思いのほか充実した日々になったので、色々と考える。
そして使わずにいたこの日記、オボエガキなどに使っていくことに。
とにかく忘れっぽくて頭に色々残らないので。


今、気になっているざざんざ織(颯々織)。
浜松の織物。
昭和初期に生まれた織物で平松実氏が考案されたもの。
平織と綾織があり、柄は大柄な縞と格子が主体。
厚手の手織紬。
実はこのざざんざ織、ずっと伊兵衛織と同じものだと思っていた。
きっかけは原 由美子さんの「きもの着ます」に書いてあった為。
それにはざざんざ織は縞柄の織物とも書いてあった。
ただ、調べるうち、格子もあるようなので(私の持っているのも格子柄)、
少しあてにならないかもとは思い始めたけれど、
ネットで調べても関連は全く見つからないので本当の所がわからない。
ただどちらも浜松の織物。
ざざんざ織は織物の名前、伊兵衛織はその中のブランド名みたいなモノ?

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