KIMONO真楽
ホーム
キーワード一覧パーソナリティ一覧つながり一覧ニュースヘルプ
キーワード最新5: 「さよならは別れの言… | KIMONO真楽同窓会 | 猫心〜にゃんはーと | 和服猫 | ホセイン・ゴルバ「時… | ...more

彩香の空間
最近の5件
2016年 3月 | 1月
2015年 4月 | 3月 | 1月
2014年 12月 | 10月 | 5月 | 3月 | 1月
2013年 12月 | 1月
2012年 12月 | 5月 | 4月 | 1月
2011年 12月 | 9月 | 3月 | 2月 | 1月
2010年 12月 | 11月 | 10月 | 9月 | 8月 | 7月 | 6月 | 5月 | 4月 | 3月 | 2月 | 1月
2009年 12月 | 11月 | 10月 | 9月 | 8月 | 7月 | 6月 | 5月 | 4月 | 3月 | 2月 | 1月
2008年 12月 | 11月 | 10月 | 9月 | 8月 | 7月 | 6月 | 5月 | 4月 | 3月 | 2月 | 1月
2007年 12月 | 11月 | 10月 | 9月 | 8月 | 7月 | 6月 | 5月 | 4月 | 3月 | 2月 | 1月
2006年 12月 | 11月 | 10月 | 9月 | 8月 | 7月 | 6月 | 5月 | 4月 | 3月 | 2月 | 1月
2005年 12月 | 11月 | 10月 | 9月 | 8月 | 7月 | 6月 | 5月 | 4月 | 3月 | 2月 | 1月
2004年 12月 | 11月 | 10月 | 9月 | 8月 | 7月 | 6月 | 5月 | 4月 | 3月 | 2月 | 1月
2003年 12月 | 11月 | 10月 | 9月 | 8月 | 7月 | 6月 | 5月 | 4月 | 3月 | 2月 | 1月


2003.10.27 [月] 本日お休み

風邪??連日の仕事の貯まった疲れと、休日の疲れのせいか・・・無理して会社に行ってこじらせるのもまずいので一日休暇。
あまりひどくない休暇は貯まった家事を片づけるのに絶好の機会、さらにお出かけしたくなるような晴天。。。うっ・・・起きたら夜8時・・・。やっぱりお疲れだったんですね。。。

リフレッシュ出来たことだし明日は復活しよう。
今週末は、会社の飲み会(歓迎会)、着付教室、真楽オフと続くので、今のうちに着物の準備を進めなきゃ!

日記はまめに付けているのに、最近KWはご無沙汰。
出足が遅いのでKWしようか考えているうちに古くなっちゃうんですよね。。。そろそろこちらも頑張ろう!!

2003.10.26 [日] またもや行ってしまった・・・

昨日の日本刺繍の話しを相方に伝えたら、是非行きたいというので本日も午後から「さら職人展」へ。
終了間近に顔を出したので、他に生徒さんやお客様はいなかったので、じっくり横溝先生や上田さんのお話することが出来た。
先生の今一番の願いは、更に刺繍の勉強をする時間が欲しいとのこと。ここまで極められていても求道心を燃やされる先生の姿にまたもや感動。

今日はかなりおとなしめのアンティークの着物で。袖が長めのため襦袢の袖は付け替えた・・・それでも足りず?!帯は菊柄。オークションで生地を買って春に仕立ててから秋を待って本日初おろし。

2003.10.25 [土] 日本刺繍の初作品!

極細の絹糸の糸撚から最初の花弁の半分まで先生に刺してただき、それを見本に、体験スタート!ひと針、ひと針・・・あとはひたすら糸を刺す。チャレンジすること1時間。仕上げはお弟子さん達に説明して戴きながら、自分で仕上げをこなった。無事出来上がったのがこの写真。

さて、先生の刺した花弁はどれでしょう?
後の半分で私が形を崩しているので、形では判別が難しい。
写真では分かりにくいけど、同じ糸を同じように刺しているはずが、よく見ると、よった糸目を綺麗に活かしているので仕上がりの糸艶が違う。さすが!!(当たり前!!)

帯留めが欲しかったのでちょうどよかった。初帯留めはプチ体験刺繍で作ったオリジナルで!!でも、さくらなので年中OKのような、季節を選ぶような・・・??

2003.10.25 [土] 振袖他装と「さら職人展」

今日から毎週着付け教室は着物で!!と決めたのでいよいよ実行。
着物はやはり渋めの袷の紬に、先日の上野のながもち屋さんで求めた綴のお太鼓柄。いろいろな色目があるので、これから重宝しそう!
前の晩から教材枕にセットしておいたおかげで、8時に起きたけどいつも通り10分前には到着。いつもなら洋服から襦袢まで着付けるのだけど、今日は反対に脱ぐだけなので簡単。やっぱり今後も着物で通おう!
今日は振り袖の他装。着付ける前の準備で、重ね衿を縫いつける方法を学ぶ。きものとお針仕事はやはり切り離せませんね。振り袖は500円でレンタルだったので、いつもならたぶん選ばない、明るい鴇色の御所車柄の華やかなものを選ぶ。(写真撮っておけば良かった・・・残念)
約10人で毎回組む相手が違うので、微妙な体型の違いや道具の違いで結構大変だけど、それも勉強かも。

授業終了後は、いつもは洋服に着替えるのだけど、今日は振り袖から自分の着物に着替えて帯結び。洋服で帰る人達とほぼ同じ準備時間で済ませるように急いで着替え。こんなとき教材枕は予めセット出来ているので付帯感覚で着付けられてとても楽。教室をあとに同じ教室の友人と一緒に、軽く昼を食べてから、先月お伺いした柏の「さら職人展」へ向かう。

現在、日本刺繍で伝統工芸展で5年連続入選を果たされている横溝陽子先生の作品展示と、日本刺繍の体験講座。運良く今日は横溝陽子先生もお越しになっており、直接手ほどきをしていただいた。
とても上品で実際に聞いた年齢より10歳はお若く拝見出来る。すごく印象的だったのが先生御自身が付けられていた帯と半襟に施された刺繍。さりげなく別誂えの品に、溶け込むほど上品にオリジナルのひと針を加える遊び心に感服。

熱心な方は図案から起こされてたけど、安全策で予め用意されていた桜の図案を使い、帯留めにチャレンジ。

展示してあるのは、日本刺繍らしく帯や絵画と思わせる屏風などから和装小物まで。実際にやってみて細かな作業に半襟一枚刺ししあげるのに一体どの位かかるか想像して気が遠くなった。。。できあがりを早速付けて記念撮影。本当はブローチ。でも懐中時計のくさりにつけて根付け風に。

しかし、先月同様のりこさんのお母様や横溝陽子先生といろいろお話も出来てとても有意義な一日に。のりこさんは風邪でお休みされているとのこと、心配です。。。
出来上がった帯留めを手に、夕方からの予定があるため、今日も少し早めに帰路につく。

※写真は右から刺繍台(絹糸をびっしり張った状態で無いとだめ。またフランス刺繍の様な円形の枠だとバイヤスになるため、日本刺繍は刺せない)着物姿3人の集合は、右から彩香、先生、友人)

2003.10.24 [金] なんて天気だろう。。。

なんて天気だろう。。。天気予報では朝、晴天予報が出てたのだけど、ちょうど外回りしていたらものすごいどしゃぶり!!慌ててビニール傘を買ってしのいだ。これが着物でお出かけの時だったらと思うとそらおそろしい。
やはり、“降らぬとも雨用意”でしょうか。
傘を手にしてそのまま外回り続行。5時の打合わせにギリギリセーフで会社に戻る。

今日のお買い物は、外回りのついでに上野のながもち屋へ。こまめに顔を出しているけど、なんかどっと入荷があったらしく品数豊富。本当は前々から迷っていた半幅帯をちょこって買って買えるつもりが、結局店のテーブルを借りて広げて選別し、十数本から状態の良い、気になる2本をGET。
お金を払って店に預けておく(仕事の途中なので)みんなを早めに帰してから、慌てて帯を受取に店まで急ぐ!!またもや閉店時間ギリギリ、レジ待ちの先客のお陰で入口通過して無事預けておいた買い物袋を受けとり、また会社に戻る。

着物でも洋服でも、なんか私は走っているような気がする。。。
私の場合・・・さらに“刻限は早目に”も教訓にしなくては・・・(苦笑)

2003.10.22 [水] 結婚記念日

今日は、結婚記念日。
例年通り、今年もまた平日、毎度のことながら残業で遅くなり・・・。

忘れもしない結婚した年は、阪神大震災にはじまり、オウムのサリン事件などなんか暗い大きなニュースが続いた年(あまりめでたくないなぁ・・・)

あの頃は着物に興味無かったし、取りあえずカジュアル婚の先駆けの時期だったので、簡単にシンプルな式を地元のホテルで人前であげるつもりで、白と色ドレスの2着しか用意してなかった。

ただ、母のたっての頼みで婚前に(なぜか7月の猛暑の中)白無垢・角隠しと打ち掛け・高島田の写真撮影だけは行った。
母も留袖を借りることにしたので、二人して選んだ着物は古典柄の色合も落ち着いた重厚な打ち掛け。写真パック以外の衣装だったけど、特別に借りた品。
重厚で雅な花嫁衣装を身にまとうことは、一応世間では、一生に一度しか経験出来ないことなので、実際、式では着なかったけど、こうして写真に広げると、あまり気乗りしない私に「お願いだから写真だけは撮りなさい」と、着物での婚礼写真にこだわった母に今は深く感謝するのみ。

あれから8年たって、まさか自分が着物にこんなに夢中に成るとは露知らず。思えば、着物を着る機会というと節句や冠婚葬祭などが今のメインにはなっているけど、成人式の振袖しかり、やはりその時にしか出来ないことも或るわけで、若気の至りでむやみにそれをしないと後悔する時期にはすでに時遅しとなってしまうこともあると知る。

元は妹の花嫁支度、今は私の手元にある淡いピンクのはんなりした総花柄の反物を、果たしてどうしてよいやら。。。仕立てて着るには年の頃合い最後のチャンスがすでに刻遅しか・・・時々肩にあてがいつつ、また今年もこの日が来てしまった。。。

2003.10.21 [火] 多忙・オンエア御礼?!

またもや終電になってしまった。。。

ついでに、着付教室から楽しみにしてた桐生研修が延期になったとの知らせ・・・せっかく金曜日に有給を取ったのに、残念。やっぱり二週連続なので、今回は出勤しよう…というより、この忙しさで休もうという度胸も大したものだと我ながら感心しつつ、明後日の新聞広告を作っているので明日入校すれば一旦は解放される・・・と最後の気合いを入れる。

帰宅すると、相方が早速HDD録画したザワイドのオンエアを再生してた。自分の顔をTVで見るのはなんか変。
道を歩いている時もちらほら映っていて、アンティークモールの表と店内で受けたインタビューが2回も取り上げられているので、結構露出が高くて驚いた。でも、実はインタビューのほんのさわりしか映ってない。相方に「カメラを前によくしゃべるよ。」と言われる位、実は話していたりして・・・。

遅い夕飯を食べながら(深夜1時って夜食?!)二人してビデオチェックを繰り返す。しばらくの間TV写りとしゃべりの変なところを指摘しつつ、反省会となった。。。結構優等生的な素人らしい受け答え。顔がこわばっているのが怖い・・これだから素人は困る・・・と、言われそう・・(苦笑)

これからバザーの出展品をチェック。あー週末やっておけば良かった。。。すみません。大遅刻の割に目玉が無くて。。。

2003.10.20 [月] ザワイド明日放送?!

家に帰ると留守電に日本TVのディレクターから伝言が入っていた。
10月11日に初参加した着物de銀座のロケ取材の模様が明日のザワイドで13:55〜から放送されるとのこと。そういえば、放送日教えて下さい!!と電話番号をお教えしておいたのだった。

一応、ビデオセットしておこおっと。一応インタビューなどをされてしまったのだけど、ほんの一瞬しか映ってなかったりして・・・。
※写真は着物de銀座の方がインタビュー風景を撮影したもの。

2003.10.19 [日] 残念!

今日は角帯のおしゃれ展に相方と行く予定。。。だった。ついでに帯結び教室の予約もしたのに、肝心の相方が風邪で寝込んでしまったので断念。

10時からの教室だったので、着るばかりに準備を整えていた着物や小物もむなしく・・・。秋晴れの空を恨めしめに窓を覗く。
やはりなにより健康第一ですね。大した風邪ではないのだけど、たぶん正直あまり出掛ける気乗りがしなかったのでしょう。のどが変とか言って風邪薬を飲んだら、後は家でネットなどやっている位だから。私ひとりで何処か出かけるのも悪い気がするし、せっかく広げた着物を袖を通さずに畳むのもなんか惜しいけど、せっかくなのでウールの着物を出して完全普段着着物生活の一日にしようかと。

※前にKWにあったさら職人展ののりこさんよりメールを戴いた。

今回の職人展は、「日本刺繍」の展示です。
10/16(木)〜28(火) 11:00〜19:00(日・祝〜17:00) 水休館日
日本工芸会正会員の横溝陽子さんと朱鷺の会の皆さんの作品で
繊細で正確な、かなりレベルの高いものばかりです。
☆☆☆プチ体験☆☆☆
時間:13:00〜17:00(好きなお時間に来てください)
料金:1000円(材料費込み)
※さりげにアピール。

とのこと、あー銀座が駄目でも今日一人でも行けばよかった。なんか予定が狂うと疲れが出てだめですね。少ない休日の有効活用の為にも、やはり健康第一!!

2003.10.18 [土] 他装・ふくら雀

今日の着物教室は、いよいよ他装。やわらかものの着付と袋帯・教材枕でのふくら雀の帯結。本科で一度名古屋帯でふくら雀は結んだことがあるので、手順を聞きながら以外と覚えているものだと我ながら感心(笑)
問題は他装。これまで他装の帯結びは何回か経験してたけど、着物の着付けは初めて。おはしょりの処理に身八口から手を入れさせていただいたり、胸元の処理に女同士ながら照れてしまった。。。

ともあれ、浴衣は着付けを習う以前から個人的に妹や友人に着付けたことはあったけど、こうしてちゃんと習うのは初めて。
当たり前のことだけど、小物の準備の仕方からして違う。
自分で着る時は、最初は床すれすれに裾を持つけど、着付ける時は1〜2cm床に引きずるようにしておき、腰ひもの脇の皺と一緒に引き上げ整えるとか(自然に上がってきてしまう)など、細かなポイント有り。帯の締め具合とか自分のように加減が分からないから、どこまで強くしていいのか相手ごとに違うので、本当難しい。私は思いっきり締めてしまうけど、人によっては苦しいだろうし、うーんこれも経験か??相手の方に加減を聞きつつ一気に締める。

帯は言われた通りに畳んで順序よく結んであげると、結構形は決まるもの。着付けの本によくある手結びでのやり方に比べると、教材枕は遙かに楽。今回は他装なので予め背中に固定した状態で形を作る方法を今回学んだけど、完全に自分で形を作っておいてそのまま背中に背負う自装方法もあるそう!!うまくいくと思わず誰かに結びたくてたまらなくなってしまったのだけど、実用的にはプロを目指すか、20代の独身の方ならいざ知らず、はたまた娘さんがもうすぐ成人式というのなら学ぶ楽しみはあるのだけど、自分も友人もすでに正装もせいぜい二重太鼓の年齢。子供もいないので最短でも20年以上先でないと活用出来ない結び方。次は文庫の予定だけど、これも大奥ごっこでもしない限り(まさか?!)縁のない結び方かも。
さすがに今日は練習用の小紋にふくら雀を結んだまま帰る訳にはいかないから、終わってから洋服に着替えていると、先生から「今度から教室に着物を着ていらっしゃい」のお言葉。

来週は振り袖の他装。持ってないので教室から500円でレンタルすることに。。。と、いうことは授業終わった後一から着物を着ることになるわけで、最後まで帰り準備に手間取るのも嫌なので、来週も洋服で通おうかなぁ・・・。

他装の授業の場合、帰ってから自分で復習するにも着付ける相手がいないので困る。せっかく習っても復習しなきゃ忘れそうだし、やはり「ボディ」が必要になって来るのか・・・。
他装に入る前に、私の個人的要望としては、もう一度お太鼓枕でのクリップ結びや銀座結びを復習したいところ。カリキュラムがあるので融通は利かないのがこうした教室の難ですね。
ただ、ここで他装を経験しておくと自分が何がやりたいのか、今後どうしたいのか考える機会にもなるので、他装がメインになる上の教室へ行く前に試しでも実際にやってみるのもひとつのきっかけとして良いのかも。

2003.10.17 [金] 余韻

せっかく買った羽織を日記にも付けておきたいので、+1。
歌舞伎を見終わり、筋書き片手に余韻にひたる図・・・?!

ああ、、、玉三郎。。。月並みだけどいいものはやっぱりいい!!

2003.10.17 [金] 大和屋!!

今日は会社をさぼって歌舞伎見物。十月大歌舞伎の夜の部へ気張って1等席を取ってしまった・・・夜の部なので午後から半休でも良かったのだけど、最近また終電生活でお疲れ気味だったので、今回は休養も兼ねて。歌舞伎座のチケット販売に先駆け、8月末に取ったお陰か、二階席最前列、斜に花道を正面に見る席。前に人が居ないので、目の前に直に舞台というのは結構いいかも。次に狙うは桟敷席か?!
筋書だけでなく折角なのでイヤホンガイドを使ってみた。初心者にとってはやはり時代物の「金閣寺」には必須ですね。なにげな所作にも独自の様式があって深い!! 場面毎役者の手の動きや小道具使いなど、意味を知って見ることが出来たので充分楽しめた。雪姫役の中村雀右衛門が京妙の師匠だったことを思いだし、妙に親近感?! 中村京妙は9月に見た小芝居での豊後道成寺から気になっていた女形。次のお染め七役では茶屋の女将を京妙演じているのを発見し、個人的に秘かに盛り上がっていた。
でも、やっぱり玉三郎に尽きますね。今日の歌舞伎は。
お染の七役での7人の異なる役回りを颯爽とマジックのような早変わりで次々と演じ分ける技量もすごいけど、やはりなによりもやはり玉三郎。 華がある。大棚の娘のお染のお姫様のような姿が今までの私の中の玉三郎像だったけど、今回の最大の発見は、きれいだけではなく、かっこいい姿!!舞台の大詰めで見せた立ち回り。土手のお六のような大婆の女の粋な立ち回りに思わず見ほれてしまった。

☆今日の着物はお初の白大島で。写真には見えないけど八掛の色に合わせて半襟・帯周りをまとめてみました。日中は暖かかったので更に合わせた赤色の羽織は手に持ったまま終わってしまいました。

2003.10.13 [月] 大雨警報のち晴れ

のんびり休日を楽しむはずが、あいにくの雨。
でもめげずに近所まで出かけたら、バケツをひっくり返したような雨。カーラジオを慌てて付けると大雨洪水警報が発令されている。

思わず着物にしないで良かったと・・・。
さすがに雨コート着ても今日の雨では意味ないでしょう。
こんな時、100%着物生活を送る難しさを感じつつも、まあ無理せずぼちぼち行きましょうと気分を切り替える。

目的地の近所のDIYショップにつくと急速に晴れてきた。車を降りて空を見上げると、すでに傘はいらず。ムービモードで撮りたい位の雲の流れに圧倒されつつ、思わず1枚撮影。
低い位置にある真っ黒な雨雲が急速に流れるとその間から、青空と真っ白い雲が覗く空間が妙にドラマチックに思えてしまう。

着物日記ならぬ天気日記になってしまった・・・。
なんか好きなんですよね・・・空見るのが。

2003.10.12 [日] 紬大好き

盛り沢山の日も明けて、今日は完全休日モード。
せっかくの休日なので、来月のバザーの出展品をセレクトしなければと思いつつ衣裳ケースを開けると、普段は急速に増える着物に霹靂しつつも、いざとなると思い入れがあるのか、なかなか決まらない。何でもそうだけど、いつかは使うと思っている内に、使わないまま増えていくものなのかもしれない。しかし、決まらない。時間もないし困った!!

しかし、いったい何でここまでハマってしまったんでしょう・・・。
着物に限らず、凝り性は認めるところなんですが、増え続ける着物を横目に物欲は高まる一方。
人それぞれハマるツボはあると思うのですが、私の場合は着物に興味が出てきたタイミングが良かったようで、きっかけは結構いっぱいあって、それらが一時期にちょうど良く重なってきたのかも?!

着物を着る醍醐味は、柄×柄の掛け合わせの妙ともいうけど、テーマを決めて季節毎、向かう場所の趣向毎に、着物や帯を選ぶ楽しみも格別だと思う。
色柄合わせは季節感や流行もあり、身長や肌色など似合うかどうかも問題もあるので、自分を良く知ってないと難しい。結構センスが問われると思う。
更に、突き詰めて布そのものに興味を見いだすと更に奥深い。

好みの色柄はもちろん、着る楽しみと、着心地へのこだわりや、更に染・織の世界、1枚の布へと思いをはせる楽しみと・・・。
人それぞれ、着物の魅力もいろんな角度から広がっていくし、間口も結構狭いようで広いので、うっかり入って迷路に迷い込んだらさあ大変!いろんなドツボにはまっていくのかも。

さて、果たして自分はどうかというと、“これ!!”というこだわりは特にないのだけど、自分が着たいと思うのは、今の一番はやはり“紬”。特に、先染の織りの着物独特のシンプルだけど複雑に色が織り重なったような色合いが好き。紬の中にも様々大小柄を織り込んだ物もあるのだけど、手持ちの物には少ない。もう少し経験を積んでからかなぁ。。。私にとっての着物は普段のおしゃれ着がテーマ。街着として休日のお楽しみだったりするのだけど、木綿の着物に割烹着なども憧れ。ただし、ロング丈で割烹着は気に入った洋服地で作りたい!!いい柄がなかなかないんですよね・・・。裁縫も苦手なので、いざ?!120cm丈おしゃれ割烹着のお誂え?!
さてはて、今の私のささやかな企み・もう少し着慣れたら、無地の品の良い紬の八掛に大胆な色染柄を合わせた着物など誂えてみたいなぁ・・・などと夢想中。

2003.10.11 [土] 着物三昧Day・第二部

着物de銀座に参加すべく浜松町を後に銀座へ。
めったにお目に掛かれない?!男性の着物姿を見る絶好の機会とあって相方と共に初参加することに。
いつもは私が着付けるのだけど、今日は朝から先に出かけていたので仕方なく初めて自分で帯を結んできた。締め易さを考慮して、浪人結びに決めた。前の晩、朝方まで特訓した成果があったようで、無事定刻には和光の前で撮影も済ませたよう。これが良い機会だったのか自分で着付ける自信が出たみたい。
私と友人は、帰り際先生と話し込んでしまったので15分遅れて到着。すでに一行は2丁目付近まで移動。
一方相方は先日の歌舞伎で顔見知りとあって、同じく参加されてた中ざくらさんと偶然お会いして、先に着物談義で盛り上がっていた。
それにしても、やはり最近マスコミでも取り上げられたせいか、今回は、過去最大規模になったようで100名以上が集まった。

銀座のホコ天に100名以上の男女の着物姿が集結すれば、それは話題になるよなぁ・・・と思っていたけど、初めて参加してみるとその姿は壮漢だったけど、イベント自体は以外とゆるゆるモード。
今回もTV取材があってカメラが回っていたのだけど、みんなぞろぞろと歩いているから、後ろ向きに大きなカメラを構え、ムーンウォーカーのように平行に後ずさりするカメラマンさんの姿にプロの技?!を感じた。

※相方はグレーの紬のアンサンブル。私は先週Getした着心地の良い単衣の十日町紬にグレーにオレンジの柄がアクセントの半幅帯を割り出し角だしに。小花柄の赤地の足袋を合わせる。街にはなじむけど、こうして見ると・・・二人揃って暗い色でまとめすぎ?

2003.10.11 [土] 着物三昧Day・第一部

今日は着付け教室はお休みなのだけど、浜松町で着付学院主催のイベントがあるので参加。用事でいけない人も多いので、取りあえず3名にて。イベント=いわゆる展示会ですね。
ただ、いつも染織の勉強として参加しなさい。との先生の言葉通り、いろいろ反物を巻き付けて散々遊んでも、「他まわってきまーす」の一言で特に薦められもせず、会場にいる職人さん達にいろいろ話をお聞きしつつ、時間が来れば退散。というゆったりモードには、あまりの商売気なさに、不意打ちを食うようなんだけど、買う人はちゃんと買っているので、まだ私達は客と見なされてないような。。。
確かに買う人はちゃんと買っていて、一人で200万円の桐タンスを二竿も買った人が居たのには驚き。
先生曰く、「あなた達は、この機会に目を肥やしておけばいいのよ。」
その言葉通り、先生達の挨拶がてら2〜3枚反物を巻いて遊んだ後、会場回遊。今回は着物より糸や繭や染めの型紙に興味が集中。

初めてみた、黄金繭。蚕の繭は白いものばかりと思ってたのだけど、金糸のような見事な黄金色の糸にはたまげた。
その糸で織られた反物は、なんという表現が正しいのか分からないけど、やはり見事な金色。天然の色だけに光を受けて微妙に変化する色合いに深みを感じる。もちろん桁も違うので、糸と蚕と端切れで遊んで、そそくさとこのコーナーは後にする。

あと、江戸400年ということで下落合の東京友禅の職人さんも来ていて、柿渋で染めた伊勢紙で作られた型紙を元に、いろいろ話し込んでしまった。細かな型紙を彫れる職人さんの数も最近は減り、30年位前までは、この鮫小紋の倍位の繊細な柄が彫れたけど今は高年齢化が進み、かなり稀少なこと。

素人目には、より細かいものが難しいと思ったら、型作りは別として染めの作業はむしろ単純なものほど難しいとのこと。

例えば、鮫小紋よりは格子、格子より縞。単純なものはごまかしが利かないので、正確な型紙の継ぎ目合わせとムラのない染めの技術が問われるそう。また、思ったより小さな型紙について質問したところ、職人さん曰く、自分も子供の頃親の仕事を見てて、もっと大きな型紙の方が楽だと思ったけど、実際には染めムラの問題があるので、少しづつ丁寧に行う必要があるとのこと。型紙の端にある、1mm程度はみ出した線が2本。これが継ぎ目のあたりになるとのこと。

やはり奥が深い。

昔、高田馬場周辺の神田川は魚も泳げる綺麗な水で、染めの仕事に適していたとか。今は状況も全然違うのに、何故下落合に工房が多いのか聞いてみたところ(余計なお世話ですみません)東京友禅の工房は下落合など新宿区内に多いのは、着物の染めに関わらず印刷など染色業が新宿区の地場産業だからとのこと。

すっかり話し込んで、時計を見ると2時半。

第二部の着物de銀座への初参加をもくろんでいた私達は急遽、会場を後にする。毎回、手みやげもらうのだけど、今日はくじ引きで3等が当たったので、ささやかだけど得した気分。

※写真は江戸小紋の型紙。柿渋で染められた茶色の部分が原紙の色。

2003.10.9 [木] 合格証

家に帰るとポストに着付学院からの合格証が届いていた。

先週の考査の結果、専攻課程を合格したと記載されている。
正直、嬉しかった。これまで着付教室で習ったことがちゃんと出来ました。程度のことかもしれないけど、こんなささいな事でも、一応頑張ったことが形になったようで、これからの励みにもなるのだろう。

取りあえず、今の段階でも普段着の着物を着る上では差し障りない程度までマスターしたと思うので、まず当初の目的はクリアしている。
次の段階は本格的なフォーマルの着付けや他装に入るので、あまり日常的ではない着物との付き合いを習うことになる。そのまた次の段階は、より深く着物を着たり着付ける段階。本格的に師範を狙う段階など、どこまで続けるか半年毎考えなければいけない。ここから先は自己満足かもしれないけど、看板まで狙うのならあと2〜3年位かかることになる。ちなみに、以前話題になった「きつけ舞い」は、この学院では看板以上の人達のグループの中で、更に学ぶコースとして選択する科目になっている。確かに5分で曲に合わせて着付けをするのは難しいことかも。。。

そろそろ次の段階へのお誘いも来る頃なので、たぶん次の段階へは進級する人、ここで辞める人など別れて来るのは必至だろう。
前のコースから進級する時もそうだったけど、せっかく仲良くなった友達と進む道が分かれてしまうのが残念だけど、決めるのは自分なので、自分がどうしたいかが大事。
今のところ、私は進級するつもりでいる。
着付のプロを目指すとか講師を目指すとか、その先どうしたいという目的がある訳ではないのだけど、続けたいという気持ちと、今なら出来る状況であることが一番の理由かも。

2003.10.6 [月] 週明け雨・・・

ひさびさのお湿り。それも11月上旬の気温。
何故か一気に秋も深まったような体感温度に、朝から会社に着ていく洋服に一苦労。実は昨日は、これまで行っていたブランドのバーゲンだったのだけど、最近着物以外に興味が失せてしまい招待状を無駄にしてしまった。。。先にさっさと誰かに譲れば良かったと後悔。(高島屋の招待状の方を選ぶとは、半年前には思いもよらず)
まさか平日会社へ着物で行くわけにもいかず、やはり洋服も必要経費でしょうか。。。まずは、昨年までに揃えた洋服で乗り切る工夫をしなくては。。

2003.10.5 [日] 谷中散歩と茶屋辻

今日は天気もいいので日中は和室の障子の張り替え。
やはり新しい障子は日差しを優しく通すので気持ちいい。

最近、支度が少し早くなったといい気になっていたけど、BBSにあった谷中カフェが本日5時まで。相方は袷の季節になり、先日揃えた着物をお初に着れるとあって気合いが入っている。急いで支度をして千駄木に向かう。会場は谷中カフェの2F、お店の奥の階段を上がると一気に熱気が伝わってくる。ただ、ちどりさん、あやめさん達に御挨拶して、本日は旦那様の双子のご兄サマにも御挨拶。残念ツーショットでお会いできる機会を楽しみに!挨拶もそこそこに思わず会場の着物を物色。駆け込み時間ぎりぎりだったとはいえ、会場の雰囲気にすっかり腰を落ち着けてしまいました。。。壁に掛けてあった十日町紬がどうしても気になって思わず羽織らせて戴いた。聞けばちどりさんのお祖母様の品。
渋い色目に生地の風合いとなんとも言えない手触りが気に入ったので、これも御縁ですね。
リサイクル店はよく利用するのだけど、それも便利で良いのだけど、やはりなんというか知っている方の着物(ご家族)の物だったというのは、お里の知れた子供?!を預かるような・・・ちょい表現が思い浮かばないけど、なんか不思議と安心感がある。幸いにも着丈も裄もぴったりだったので、帯や小物を工夫して大切に自分なりに着させて戴きます。

谷中カフェを後に、日本橋高島屋へ。
中ざくらさんのKWにあった田畑喜八の茶屋辻展を覗く。会場入り口にあった御三家ごのみの帷子が確かに各家の個性を表現しているようで印象的。基本的には展示即売会なので、その他、様々な作品を目の保養まで。質屋の鑑定人によると、誰でも作家的にいろいろ作家物は出回っているのだけど、今回の田畑喜八氏物は友禅作家の中では別格らしい。作品としての価値と作家の名で値段がつく、手描友禅の名門の染匠田畑家。着物の世界にもあったんですね?!
ここはひとつ、初心者としてはまずは染め織りのお勉強まで。

※まだ日中は日差しも暖かく・・・単衣の藤色の紬に塩瀬の唐草柄の染め帯を合わせてみました。

2003.10.4 [土] 金木犀

いま庭の金木犀が花の盛り。窓を開けると家の中へも甘い香りが香ってくる。自然の芳香剤のよう。

こんな天気の良い日は気持ちいい。青空の鱗雲とツーショットで。

※夕方からは残念ながら雨になった。

2003.10.4 [土] 実技考査Day

いよいよ実技考査の日。
なんていっても初体験なので、何やるか分からないのでドキドキ。
前の夜一応復習で順を追って一通り実践してみたので、なんとなくつかめている。例のごとく今日も早めに教室に入って準備をする。

最初の1時間は自由練習で、11時から他の先生も招いて二組に分かれて一斉に着付けをするとのこと。これは、教えている先生にとっても、自分の教え方がいいか悪いか(単に生徒の出来が悪いか)の考査でもあるみたい。家でやるといつもスムーズとは限らないけど、教室だと緊張感があるのか、結構手早く出来る。時間をあまり気にせず確実に丁寧にと思いつつ練習。所々先生に確認しつつ本番。

ちょうどオーディションの様に、先生が並ぶテーブル席の前で5名づつ一斉に行う。要所要所で後ろ(帯)を見せるように後ろ向きになったりしつつ・・・約20分。一応自分たちの組が終わり、次の組にチェンジする。やっと終了。総括してまあまあの出来。
特にこれでどうだって訳でもないのだけど、試験があると勉強する癖が功を奏して、日頃なんとなくやっていた手順を再確認出来たのでよかった。たぶんこの段階では、まだそんな程度だろう。

再来週は袋帯で、ふくら雀の他装。一回習ったきり約半年ぶりなので、ほとんど忘れている。いつもは授業が終了するとそのまま帰るのだけど、さすがにふくら雀のままでは帰れないだろうなぁ。

来週は、着付教室の関係で授業はないけど浜松町にいくことに。
お昼をみんなで食べてから教室に行こうと思うけど、ささいな事だけど着物で出かける機会が欲しいのはみんな同じなので、こちらでも大いに盛り上がり中。

取りあえず今日は、出かける用事もないので洋服に着替え、教室帰りに例の如く教室の友人と呉服屋、骨董屋めぐり。帰宅後は一転して障子の張り替えに精を出す。また夕方には出かけなければならなかったので、本日は2枚まで完了。あたらしい障子は気持ちいい。

出かける前に支度をしていると・・・相方が一言。「たまに見ると洋服姿も新鮮に見える」そういえば、ここのところ休日は着物で通してた。。。。というより、平日あまりまともに会ってないってこと?!
明日は、ちゃんと着物を着ようっと!!

2003.10.1 [水] 再び袷の季節へ

今日は雲一つなかった超秋晴れの昨日に比べると、少し厚めの鱗雲の広がる空模様。
ともあれ秋ですねぇ・・・などと思いつつ。

いよいよ袷の季節に入りました。
着物を着始めた時は、春に向かっていた頃なので花見を最大のイベントに。今度は、さしずめ紅葉かな。
いよいよ春頃仕立てたまましまいっぱなしの菊柄の帯の出番。
この秋のイベントに思いを巡らしつつ、着回しに頭を悩ますのもまた贅沢な楽しみかも。

メンバーログイン
新規メンバー登録
お店お店
素材素材
着物・帯着物・帯
小物小物
着こなし着こなし
How To & TipsHow To & Tips
メンテナンスメンテナンス
本・雑誌本・雑誌
イベント・場所イベント・場所
ノンカテゴリノンカテゴリ

KIMONO真楽 について | KIMONO真楽の利用規約 | Syndicate this site Powered by 関心空間