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2003.9.28 [日] 9月最終の休日

本日は昨日の疲れで朝からばて気味。9月最後、今年の単衣の最後の休日だったのに〜!ただ思いの外気温は高め。10月入っても上旬の暖かい日なら単衣も良いだろうと勝手に解釈。
何故なら、今年まだ一度も袖を通してないお気に入りが一着残っている。洗いの心配もあるので来年まで繰り越すべきか悩むところ。

着物にはまると欲が出ていけない。そんな自分の反省を込めて相方の着物は良いものを数少なく取りそろえる予定。昨日の買い物とは別に先日買った本場大島紬のアンサンブルが10月半ばには届く予定。男物は色柄にあまりバリエーションや遊びがない分、生地や仕立ての差が余計に出るかもしれない。後は長襦袢と小物が....電卓叩きつつ着物はこれで打ち止めさせなきゃ・・・と自分を棚に上げて算段してみる。

2003.9.27 [土] 着付教室の寄り道は甘酒横町へ

着付教室後半は結構まじめに15分前には教室に入って準備するなど、ちょっと心掛けをあらためている(普通は当たり前・・・?!)。まだ2〜3名しか揃ってないので、それまで助手の先生に準備について順序を再確認。着物の着付けの順番は結構身体で覚えるけど、小物の並べる順番は一度メモらなければ覚えられそうにない。来週考査なんで結構真剣。15分で着物と帯を着なければならないのだけど、タイムは17分。最後に何故か帯揚げの処理がうまくいかないので20分。うーん、きれいに早くって難しい。本番に弱い質なので来週が思いやられる。。。

今日の着物は母から貰った紬の着物。木綿かウールだと思う。様々な色の糸が交じった織地で軽い着心地だけど、生地は厚めのしっかりした物。帯は23日と同じ織り柄の帯。終わった後は、例のごとく早々に着物のまま教室を飛び出し、途中駅で相方と待ち合わせて人形町へ向かう。たんす屋のバーゲンがあるので、夕方までちょい出かけてみた。5時には家に帰らなければなので、ここは集中力でお買い物。今日の目的は男物の長襦袢と私の道中着。初体験の秋冬に向けての準備を始める。

やはり本社ビルでのイベントなので、男物も結構揃っていたけど、なにせ丈や裄が合わない。私も相方の見立てが忙しく、あまり自分のものを見ている時間が無かったので、希望を担当の店員さんに伝えてもって着て貰ってそこから試す方法を取ってみた。戦利品もいくつかGet。残念ながら男物の襦袢は見つからなかったけど、無事男物の紬のアンサンブルでちょうどよい品があったので購入。
時間が無いので店をあとにして、甘酒横町界隈を歩く。明治座で舞台が掛かっていたのか、着物姿で明治座の紙袋をもったおばさま達が目に付く。

・・・その日も全ての用事が済んでから、夜も遅いし夕飯どうしようかと思ったら、相方の希望でTSUTAYAにチェンミンのCDを借りに行くことに。それまでジーンズ姿だったのに、そそくさと着物に着替えている。私以上に着物熱は重傷かもしれない。。。

2003.9.26 [金] パソコンただでは捨てられませんパニック!

10月1日より、ついに家庭用PCにもPCリサイクル法が適用される。
http://it.jeita.or.jp/...

今まで買ったPCは捨てるのにもお金かかるし、これから買うPCにはリサイクル費用が上乗せされる。

結構業界的には大きな対応迫られてて、むろん1年以上前から研修とかしてたけど、いよいよ来週。着物には全然関係ないけど、おかげで本日も終電ギリギリ残業。。。とほほ。。。

明日は着付教室。考査前なんで特に遅刻は厳禁!早く寝なきゃ!!
夕方用事があるけど、それまで教室の帰りに人形町あたりに繰り出す予定。時間配分が決めてですね。

2003.9.25 [木] きもの-幸田 文

着物に興味が出てから、私の本箱に急速に増えていく着付け本、染め織り本、伝統芸能関係のガイドブック、きものサロン等の雑誌。そのほとんどがこの春先から買い集めたもの。

ついつい、本屋の着物関係の本は常にチェックしつつも、以外と小説は、林真理子の「着物をめぐる物語」以来。
細雪にもチャレンジしようと思いつつ、ついつい実用的なノウハウ本や着物にはまっている作家のエッセイなど、気軽に読めるものに先走ってしまうけど、正直あたり外れもあるのが現実。実用本は少々食傷気味だったので、頭でっかちになりそうで少し最近は控えることにした。本を積むより、その中の1ページでも実際に試して身につけるのが大切と思いつつも、なかなか少ない時間の中でのやりくりに、その都度気になる本を求めては、つぎつぎと山積みされているのが現実。

 いま読んでいる小説は、その娘の青木 玉のエッセイをきっかけに興味のあった幸田 文さんの「きもの」。単純に「きもの」というタイトルに惹かれて前々から気になっていたのだけど、いざ手にとって読み進むうちに、着物の着こなし、人との関わり方、生活の知恵など、主人公るつ子の気丈だけど愛情深いおばあさんの言葉のひとつひとつに、自分も孫の様な気持ちになって聞きいってしまう。
るつ子の着物の着心地にあくまでもこだわる幼少時代、わがままで華やかな姉たちへの冷静な視点、病床の母を思いやり、せめて新品の浴衣や布団を新しくしつらえようとする思いやり、銘仙の着物を掛け剥ぎで繋げて布団に仕立てるくだり、関東大震災後の混乱の中での衣類の工面など、大正時代の東京を舞台に日常の生活の中での着物の描写が事細かい。着物を日常着として暮らしていた時代の中での、女にとって、着物とは?!あらためて考えさせられる。ごく一般的な、そう遠くない昔の日常の中での話しだけにリアルに感じる。

何度か読み返したい一冊。

2003.9.24 [水] 第三次着物ブーム

いま、巷で聞くと第三次着物ブームだそうだ。
第三次があるとすれば、第二次、第一次もあるはず!!と思ってWebを検索すれども、なかなかヒットしない。かろうじて出てきた第二次を1980年代のニューキモノブームとすると、第一次っていったい??・・・と柄にもなく気になる。私の母が若い頃、着物が好きで普段の仕事にも着物を着ていたらしい。前々から習い事というと、すぐに着付けを習いたかった。。。とか良く言っていたことを思いだす。
何となく興味もあり、着付教室の設立ブームについて検索してみた。私の母はちょうど昭和40年代に20代だったので、その頃の着付教室を調べてみると着付学院の創立ブーム?!
長沼静きもの学院が昭和30年創立、装道きもの学院などが昭和39年でちょうど40周年を越えるところから、ハクビ京都きもの学院が35周年前後。その他多数。今の主流となっている大手着付学院はほとんどこの頃に相次いで創立している。
確かに、それより前は戦中・戦後の混乱期、戦前は着物が本流だったから(洋服がお出かけ着で、着物が普段着だったとか)ブームとは言わないはず。と、なると幼児期〜成長期を戦中・戦後の混乱期に育った人達が年ごろを迎えておしゃれに気を使い出すのが昭和30年〜昭和40年代。ちょうど母の世代にあたる。家や立場でも違うと思うけど、普通の家庭では着物=晴れ着のような観念が出来てきたのもこの頃だと思うし、着物が日常着から晴れ着になって、着物を着る人が減ってきたから、お金を取れる技術になったのか??

また、第二次はポリ着物が隆盛だったけど、母の時代の一次!?はウール着物が大流行したそう。今でこそかわいそうな位相手にされない着物だけど、普段に着る分にはそんなに悪いものとは思えない。今、銘仙の着物がアンティークブームで高騰しているけど、5〜6年前から着物に関わった人に聞けば、今のウールと大差ない扱いをしてたそうな。確かに色柄には面白みがないけど、スーツ地と思えば機能性は認めたいところ。洋服とはまた違うけど、やはり着物にもしっかり流行はあるのだなぁと。。。

2003.9.23 [火] 歌舞伎美の世界展

すっかり秋めいて単衣の季節も終いを感じる休日。天気は晴時々曇天。雨の降る気配はなし。

今日は、銀座松屋で行われている、歌舞伎美の世界展へいくことに。実は相方こと旦那の袷の着物が無いのでそれを探しにいく予定も有り。男物は数が少ないので本当に悩みの種・・・会っても値段が高かったり、サイズが合わなかったり。。。
(実はこの日私を差し置いて?! 相方は大物を購入してしまった!家計の危機です!)

銀座は他の街に比べて着物姿が目に付くとはいえ、意識しなければ街に溶け込んでしまうので、着物でお出かけするには最適な街の一つかも。何よりも整然として、方向音痴の私には分かりやすくて、目の保養と思いのほか庶民的な店が多いこの街は大好きな街。

さて、中央通りを歩いていると、偶然よし井さんと友人?のご一行に出会う。着物姿がお似合いでした。すれ違い様だったので、あまりゆっくりお話できなかったけどお目当てのものは買えたのでしょうか。気になりつつも、足早に松屋へ向かう。

歌舞伎美の世界展は、本当に豪華絢爛。まだ歌舞伎に興味を持ち始めたばかりなので、見覚えのある衣裳は少ないのだけど、助六の揚巻の衣裳はもう見ほれてしまう!! まな板帯の重さを思わず目方で図りたい位(笑)他、小道具では、舞台映えを狙ったものなのか?やたらに大きい“キセル”が印象的。相方がフルートみたいと行ったが、否定はしない(笑)
いずれにしても、役の性格や場面を衣裳で表現しているので一つ一つの衣裳の舞台背景に思いを寄せるとより深く楽しめるのでは。また単に、絵羽柄の構図だけでも十分楽しめる展示。

もう一つ気になったのは、会場内で部分上映されていた、坂東玉三郎の“京鹿子娘道成寺”の舞もやはり素晴らしい。TVなので細かな表情や手さばき足さばきが見えるので、その動きの
しなやかさ激しさに圧倒される。歌舞伎座だけあって、背面の舞台セットや長唄の方々が揃い組で場を華やかに盛り上げている。
いつか実際の舞台を見たい演目の一つ。10月の歌舞伎座でのお染七役がますます楽しみになる。

今日の着物は、紬の白生地を真朱の地色に、手糊染めで蝶のようなリボンの様な柄で染め抜いた単衣。さら職人展で求めた簪を付けて、私にしては珍しく派手目。半帯を合わせようかと思ったけど、あまりにも町娘風になってしまったのでお太鼓にした。
この着物はお誂えという訳では無いけど、偶然にも身幅、裄、着丈共に測ったようにぴったり合ったもの。軽い着心地としっかり裏まで染め抜いた色柄が気に入っている。単衣の月ももう少しだけど、紬だからもう少し長く着ていられるかな?!

おまけ☆
着付けについての最近の悩みは、割合きっちり着付けるせいか身体の線が洋服以上に目立ってしまうこと。帯もギュッと締め上げて、コルセット替わり(これは腰が弱いので)着物の皺もピンと伸びてないと気持ち悪いのだけど(これは性格ですね)なかなかうまく行かない。
驚いたのは鎖骨のくぼみの皺。片側だけ肩凝りがひどいと、凝った方が腫れ上がるので、両方補正しても皺が寄る。。。そこで片側だけ補正をしたらすっきりした。着付けの手加減一つで、如何様にも着姿、着心地を変えられるのが着物とすれば、なんとも奥深いものか。

2003.9.21 [日] 雨降りに泣く。。。

昨日に引き続き、今日も雨。更に最高気温21度と一気に秋も深まった感じの一日。朝からの生憎の雨に予定も変更。
家の用事を片づけつつ、着付けの考査も近いので練習をする。
本当は自分でKWした和太鼓とマリンバのコンサートに横浜まで行く予定だったのだけど、あいにくの雨で出鼻をくじかれた形に。。。
それにしても2〜3日前は30度を越す暑さに、薄衣でも汗をかいたのに今日ときたらまるで深秋の様な寒さ。
夕方からやはり着物で出かけたけど、単衣では寒すぎて思わずショールを羽織る。雨降りなので車で行けるところと思うと相変わらずイクスピアリ。ただ友引のせいか近くのホテルから二次会をここのレストランで行うらしく、結婚式帰り風の人が目に付く。
すごく新鮮だったのは、アンティークの小紋に朱色で軽く金銀の入った帯。赤系の柄足袋姿の着物姿。
いままで結婚式というと、訪問着かせいぜい付下げ訪問着程度しか思いつかなかったけど、最近の若者は結構柔軟におしゃれを楽しんでいるのだと感心。たぶん完全フォーマルな席だと難しいかもしれないけど、レストランやホテルでもカジュアル風の式なら、充分行けそうだった。形式にとらわれずに、着物を楽しんでいるって感じが素敵!!

2003.9.20 [土] おまけ

写真は会場にて撮影。ひさびさに単衣のお気に入りの着物にて。これは初めて参加した真楽の走墨オフに着ていったものと同じもの。

この着物は辛口の着付教室の先生にも好評の柄。この着物を着ているとよく「難しい色がお似合いですね」と言われる。実際、買うときにも1時間位取っ換え引っ換え着物を肌に当てて選んだので、自分なりに納得したりして。。試しに、帰り道に柏そごうの呉服屋寄って同じ色目の反物を肌に巻いてもらったけど、洋服と違い普段着慣れたベージュ系より着物の場合少し色目のある方が合うらしい。一番似合ったのは、ピンクのような紫のような常磐色の地色。色無地を仕立てる時の参考になるかも。

帯は単衣の薄いピンクの帯。根付はちりめんの花飾り。普段は携帯ストラップにて使用中。

2003.9.20 [土] さら職人展へ

今日は着付け教室の帰りに KWにあった“さら職人展”へ。
途中駅で相方と待ち合わせして、柏まで。あいにく雨が降っていたけどせっかくなので着物のまま行くことにした。

駅から歩いて5分位。寺島文化会館へ付くと会場は、すぐ左手にある意外とこじんまりしたスペース。
中へ入ると斉藤光司氏・祐司氏の手織りの唐桟織りの反物や着物が何点か展示してあった。この縞はまさしく唐桟!と一人感激しつつ中に入ると、入り口の左脇にあったリバーシブルの着物が目を引いた。会場ではさらプロジェクト主催の上田さんが、これは一衣舎さんのお仕立だと説明してくれた。館山の斉藤家の唐桟織と一衣舎さんとのコラボ。達人ノートにあった洗えるパラシュート用素材の絹布にも実際に手に触れることが出来て感激。

この日は雨が結構強く、来場者もまばらだったお陰か、会場内の作品一点一点についてすごく分かりやすい説明を丹念にして頂き、こちらもわがままついでに会場内で撮影させて頂いたり、上田さんの娘さんとツーショットで記念撮影の後、更に一緒にお話させて頂き、夫婦揃って本当にお世話になりました。さらプロジェクトは元々は上田さん自身が着物が好きだったことが発端。
着物に興味を持つ中で、着物廻りのいろいろな染め織りの現場を直接体験したくて職人さん達とお会いする中で、段々こんな素晴らしい技術や職人さん達をもっと多くの人に紹介したい。実際に良さに触れて欲しい・・・という気持ちから発足したものだそうです。展示内容の説明を聞いているうちに話が膨らみ、斉藤家の藍釜の話から、結城紬 ・ かずさ下駄から、朝霞の東京友禅染めなど
職人談義に約1時間以上。真楽のKWや染め織りの本を何冊か読んでいて、ちょうど興味津々の話題とあって、思わず時間を忘れそうになってしまった。館山や結城など何度も足を運んでいるとのこと。実際に機織の現場は綿ぼこりがすごいこと。特に訪れた結城の織元では部屋全体が薄暗く、裸電球に布を巻いて、手元だけを明るくして織っているのが印象的だったとか。細かな柄を織る時は必要以上の灯があるとかえって作業しづらいなど、現場ならではのお話も拝聴。今度是非ご一緒に織元へ!のお誘いに思わず行きたい!!を連発。ひさびさに着物の話を堪能できて、もう満足。さらに会場にあった“江戸つまみ細工”の話で盛り上がった後、特別に奥の事務室にあったまだ値段の付けてないかんざしの一つを気に入り、売って戴いた。

少し残念だったのは、ご本人にお会いできなかったこと。とはいえ上田さん親子といろいろお話できてやはり有意義な一日だった。

2003.9.18 [木] 只今小休止

欲しい物いっぱい。やりたいこといっぱい。行きたいところいろいろ。買い物したい。いらないもの捨てたい。etc etc...

目移りしつつ、衝動を抑えつつ・・・個人的には、夢は膨らむ。財布は萎む。身体はがたが来る。。

なんか盛りだくさんなので只今、少々頭冷やしてます。

※しかし、BBS &KWの小岩井工房ずっと気になってて、行きたかったけど、着付けの実技考査の日程と絡むのが心配だったので、日程を確認・・・と思ってたら、それどころか10月19日は休日出勤決定。
会社のフロア替えを日曜日にやるという・・・。
ちょっと待って、7月にうちの部署は済ませたばかりなのに。。。
総務に聞いたら引っ越し費用は6フロアで350万円なり。
そのお金で大入り袋出した方がよほど仕事の効率は上がると思うのだけど、、、とほほ。。。

2003.9.13 [土] 猛暑と秋の空

この週末は、珍しく特に予定を入れていない。
取りあえず今日は家の片づけや洗濯などをしつつ、貯まった家事に精を出す。

台風14号が来ているというのに、関東だけは晴天らしく、今日もまた30度を超す暑さ。昼過ぎに近所へ少し出ただけでうだってしまうほどの暑さに、着ている服もなぜか8月には少し肌寒くて着逃したアジア風の綿シャツ。

9月の為に用意した単衣にも、日中は着る機会も持てずにもてあましている有様。帯の工夫で気温次第なら10月迄は使えるので、そんなに気にはしないけど、また急に寒くなったりして・・・

しかし、空を見上げると鱗雲。晴天だけに空と雲のコントラストも鮮やかで思わず撮影。

やはり季節は秋なんだと、今日初めて実感した。

2003.9.11 [木] 隅田川クルーズ&歌舞伎

無事有給も取れて、今日は和三昧に。

水上バスでの隅田川クルーズ&歌舞伎のセットプランに参加。
今年は、歌舞伎発祥の出雲の阿国から400年。江戸幕府開幕400年の節目の年だけに、本当にいろいろイベントがあって面白い。

9月の重陽の節句も過ぎたというのに30度を軽く超す暑さに霹靂しつつも川下りを楽しむ。船内の窓際は日差しが強く、のぼせそうな位暑くて冷房も慰み程度にしか利いてない。しかし、戴いたうちわで仰ぎつつ、船上で京風のお弁当を戴きながら、歌舞伎の謂われなどの説明を聞くのも、またおつかもしれない。

船上で、中ざくらさん、竹さんにお会いする。でもこの暑さのせいか、着物人口の比率のせいか・・・プラン参加で着物姿は、中ざくらさんと私と相方の3名のみ。

午後はいよいよメインの歌舞伎。たぶん申込が近かったので、中さくらさん、竹さんと並んでの観劇。江戸東京博物館での歌舞伎公演は今年で10回目だそう。つくづく節目の年なんだと実感。
今日の演目は、第一部:「歌舞伎の美」今回は「大向こう」について。現在3団体ある大向こうの会・弥生会の方に協力戴き、素人参加で実際に軽く舞台で見栄を切って、大向こうを体感する!というちょっと大衆舞台っぽい催し。しかし、これが大爆笑。つくづく素人の天然呆けは最高と、欽ちゃんの言葉が聞こえてくる。

第二部は、値引きの門松。近松門左衛門作の難解な歌舞伎を小芝居風にリメイクして分かりやすく演じるという。原作の中から後半部分を取りだした演出なので、やはり全体がつかめないと難しいかもしれない。

第三部は、豊後道成寺。実は、これが見たくて申し込んだような物。京鹿子道成寺はNHKの劇場中継で見たことがあったので、どんな感じなのか気になって仕方ない。

いよいよ幕が開くと、真っ暗な壇上から浮かび上がるように、中村 京妙が雅やかな衣裳で登場。第二部で吾妻という遊女を演じた女形。なんともはや美しい。他の役者の中でも一際小柄で華奢な体格に、色目使いが色っぽい。歌舞伎舞踊といわれる演目だけに舞台の上で約1時間位。道成寺の白拍子(実は清姫の亡霊)を踊り続ける。

幕が引いてから、竹さんが京妙の素顔の写真は?と聞かれ、急いでパンフを探す。見なきゃよかった(笑)普通の男性だった。(当たり前だけど・・)しかし、今日見たのは、歌舞伎座などでは脇役を務める、家元のお弟子さん達。いわゆる歌舞伎座などの「大芝居」に対して「小芝居」といわれるもの。江戸の小芝居は昔36あった芝居小屋が全て廃止され、一時期は途絶えていたらしい。世襲制度で後を継ぐ(主役を張る)ことのない役者さん達とはいえ、名代(主役の代役を務める位)の方々。歌舞伎座での「大歌舞伎」だけではなく、気軽に楽しめる「小芝居」も、志のある方々で復活し始めているのだと教えられた一日。

芝居見物の後は、例のごとく銀座に繰り出す。
アンティークモール銀座へ男物の着物を探しにいったはずが、結局自分の帯と半襟を買っておしまい。店員さんに聞いたら、年内で今の場所から移転。いよいよ来春1月4日より銀座中央通りで移転リニューアルするとのこと。しかし、銀座のメイン通りにアンティークの店が出店するとは業界全体の盛り上がりを感じる。

ますます便利になりそうなので、お財布の紐が心配。。。

2003.9.10 [水] 勤続10周年記念日

今日は、今の会社に勤めて、ちょうど丸10年の勤続10周年記念日。

その前にも勤めてたので、実は転職からの10年間。この10年、あっという間のようなすごく長かったような・・・月並みだけどよく頑張ったなぁ・・・と感慨。

私的には、10年前はもちろん独身。但し、相方とはそれ以上の付き合いなので、こちらもよく頑張っているかとお互い様。着物を着始めたのはごくごく最近なので、10年前にこんなに着物にはまるとは予想も出来なかったから、まさか二人で着始めるとは?!

明日は自分にご褒美と思い、思い切って有給を取り、相方を誘って二人で中ざくらさんのKWにあった歌舞伎をみにいくことにしてた。
ギリギリで仕事に追われて厳しかったけど、無事有給も取れ一安心。
しかし9月というのにこの暑さ。。。真夏が戻ってきたような残暑。暦の上では単衣とはいえ、まだまだ決め兼ねつつ支度中。

2003.9.7 [日] 裄直し

やりたいことは一杯あるけど、予め予定をちゃんと入れてないと結構ぐずぐず過ごしてしまうものだと実感。

今日は、ひさびさにのんびり。夕方までだらだら過ごしてしまった。日が暮れてから急に昨日の着物の裄出しをすべくお裁縫。他は特に問題ないけど、唯一裄のみが3cm位足りなかったけど、ちょうど4cm位繰り込みがあったので、実は練習を兼ねて買った次第。
単衣なので、思ったより簡単だったけど、ミシン縫い併用だったので、解きに時間が掛かってしまった。

ウールなのでスチームOK。アイロン掛けつつ作業は思いの外順調。くけ縫いやまつり縫いは縫い目が表に出ないので、見た目はきれい。なんとか形になると嬉しいものだなぁーっと・・・しみじみ。

2003.9.6 [土] 着付教室・後半スタート

着付教室の長い夏休みも終わり、いよいよ今日からスタート。
初日なので張り切ってついつい15分前に到着。そしてAM10:00・・・まだ先生達と私だけ??
15分過ぎ位までに続々とみんな到着。珍しく私が早くいくとこういうこともあるものかと。

今日は久々の授業なので基礎のおさらい。
補正・肌着〜着物の着方までの総ざらいと、教材枕を使っての名古屋帯の結び方。しかし、ここ2ヶ月自分アレンジでやっていたので、着物はちょくちょく着てたのに、頭真っ白で完全に固まってしまった。ここでは、着る前の準備としての小物や着物の置き方。畳み方なども考査のうち。

先生に細々チェックを戴きつつ、まずは取りあえずめいめい着付け。その後、みんなで先生の動きに合わせて手の使い方から、置き場所まできちんとマニュアル通りにやってみる。

型どおりにやってみて、改めて思ったこと。
決まり事には意味がある。置き場所から順番ひとつうるさく言われるのは、手早く正確にやるために無駄を省いた動きの為に必要だから。ともかくなんでもコツを掴むまでは、まずは基本から。

先生の今日の話しですごく心に残ったのが、「きれいに着ようとなんてまだ思わなくていい。まずは着る手順を身体で覚えなさい。」ということ。身体で覚えるうちに、細かいところはひとつひとつ直して行けるけど、いつまでもなんとなく着ていると、結構動きに無駄があって、時間がかかり過ぎる。それで焦って細かいところに心が届かないので、結局着崩れの原因作ったり、きれいに着れないとか。
少々耳が痛いけど、確かに初心者ほど細かいところに気を取られすぎて、他がおざなりになったり・・これは着付に限らず何でも言えることかもしれない。何にせよ意識して手順を身体が覚え込むしかない。

「ちゃんとやれば小紋と名古屋帯位の着付けなら、15分で着れるはず。」と、先生に言われ、一同ドッキリ。でも、確かに真楽メンバーもそんなことを言っていたような。。。
今日は、脱ぎながら畳みつつ片づけなんてこともやったせいか、これも型どおりだけどいつもの半分で片づけ終了。やはり、せっかくお金を出して着付を学んでいるのだから、ちゃんと覚えて身につけなくては!!

夕方からは来客があったので、少し遅れて夕食。
なんとなく近所に食べに行くことに。相方が「着物で行こうか」というので、取りあえず急いで着替えて出かけた。

そういえば、男の着付け教室ってないのかしらん?なにせ、まだまだ初心者の私が着付け担当なので、浴衣はともかく着物となると????。確かに簡単といえば簡単だけど、やはり衿合わせや帯など、一度詳しい方に直接ノウハウなどを伝授して戴きたいと思う今日この頃。

※今日の着物は、超激安なのに汚れひとつない(程度も良い)掘り出し物の単衣着物と単衣の軽装帯で手軽に。一見仲居さん風?!地味だけど、私の場合は何故かこういう着物が落ち着くみたい。

2003.9.4 [木] 週末着物の準備

週末の着付け教室の日程に合わせ、久々に準備。

9月とはいえ今週末までは、まだ絽で行けるだろうと、久々長襦袢と帯揚げ帯締め等、着物と帯に合わせて選ぶ。

教室で着付けしたまま着替えないで帰れば、結構午後の時間も有効に使えるので、草履を持参しようかどうか迷うところ。

ついでに11日の隅田川&歌舞伎鑑賞の着物と帯も選んでおこうと広げ出したけど、これが難しい。単衣のコーディネートに迷う。

お気に入りの単衣の一張羅の紬を取り出しつつ、おしゃれしたい反面、万が一暑かったり、雨が降ったらどうしようなどと。。。
逆にカジュアルに薄手の単衣のウールと思ったけど暑そう。ポリ着物も意外と侮れないし。
問題は、気温と気候ですね。
まずは有給取得と、体調整備を心掛けねば!!

2003.9.3 [水] 稲光

9月に入ったというのに、最高気温34度。真夏陽気のせいか、夕方から激しい雷雨で、案の定交通遮断。

一旦帰社した人がたまり兼ねて会社に戻る位。ついでに電車の運転中止や遅れがあるため、しばらく窓の外の稲光を見ながら会社で雨宿り。仕事は少しきりがついたので、せっかく早く帰ろうと思ったのに残念。しかし、見事な稲妻!!一筋地面を目指す稲妻が何本も見えた。

ついでに、会社の雰囲気も最近の天気の様によく変わる。
IT系の会社に有りがちなんだけど、自由な雰囲気の反面、社内のIPやメールのチェックも入っているらしく、それが原因で昨日一名退社。隣室でサーバー管理しているので、まあ仕事中だから当たり前っていえばそうなんだけど。。。お気の毒。
会社での個人メールや真楽等へのログインは念のため控えているけど、今後は閲覧も注意が必要かな。。。結構、残業時間などに気を抜いて、ついつい見てしまうのだが。。。今後は気をつけよう。

しばらく忙しくなりそうなので、週末のお出かけもなかなか難しくなりそう。今後は土曜日は午前と夜は完全に潰れるので、合間をぬってのやり繰りに。しばらく完全フリーになるのは日曜オンリーかな。
まだ夏休みの余韻もあるけど、これからは気を引き締めていかないと。なんか、のんびり屋の私が何でこんなことやっているのかなぁ・・・と疑問を持ちつつも、結構自分で忙しくしているので仕方ないかな。

さて、今週末よりいよいよ着付け教室再開。
久々過ぎなので、土曜日に苦手な早起きが出来るか心配(苦笑)
いろいろやりたいことはいっぱいあるけど、しばらくすべてお預け。ちょこまかお出かけはするつもりだけど、なかなかこの夏のようにのんびりは難しいかも。
年内は着付教室の卒業目指して!何とかこれだけは時間を作ってやりぬくぞ!!

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